電話での通話にこだわらない方は、データ通信専用のプランを選ぶのもアリ
あまり電話を使わない方は、データ通信のみのプランを選ぶのは十分に「アリ」です。
データSIMプランを選ぶと電話が使えませんが、通話アプリやSMS機能を付けることで音声通話付きのプランに近い使い方ができるようになります。
しかし、データ通信のみのプランですと、電話番号の引継ぎができないので、以前使っていた電話番号が使えなくなるのが嫌な方にはおすすめできません。
また、通話アプリの使用によって通話音声の品質が落ちる可能性もあるので、通話品質にこだわる方は音声通話付きのプランを使用したほうがよいでしょう。
データSIMプランを選ぶとスマホ料金を節約することができます。
BIGLOBEモバイルの場合だと、データ通信専用のプランは音声プランより月額700円ほど安くなります。
例えばデータ通信容量3GBのプランなら、音声通話SIMだと月額1,600円(税別)のところ、データSIMなら月額900円(税別)で利用可能です。
データSIMプランでもアプリで通話できる
データSIMプランでも、通話アプリを使用すればインターネットを介した音声通話が可能です。
アプリによっては050で始まる電話番号を持つことができます。アプリを使った通話については、こちらの記事で詳しく説明しています。データSIMプランを利用する場合の参考にしてください。
データSIMプランでもSMSで電話番号認証ができる
データSIMプランでも、電話番号認証を行う方法があります。
LINEや一部のゲームアプリなどは、電話番号での認証が必要な場合があります。
電話番号認証はほとんどの場合SMS機能があれば認証できます。
SMSとはショートメッセージサービスの略で、電話番号を使って70文字前後のメッセージを送信するサービスです。
データSIMプランにSMS機能を付けても、それほど高額にはなりません。例えばBIGLOBEモバイルの場合、データSIMのプランに月額120円(税別)プラスすることでSMSが利用できます。
SMS機能を付けると電話番号が付与されますが、こちらの電話番号は通話には使えないものとなっています。SMS機能についてはこちらの記事で紹介しています。
データSIMを選ぶとかけられない番号があることに注意
データSIMでも音声通話ができる通話アプリですが、電話の代用として完全ではありません。
通話アプリで音声通話を行った場合、同じ通話アプリを使っている人としか通話できなかったり、フリーダイヤルや3桁番号サービス(110や119など)に発信できなかったりしますので、注意が必要です。
※本記事の内容は、2016年12月7日現在の情報です。