お買い得な「iPhone 8」シリーズ
本体価格が高額になりつつあるスマホ業界。とくにiPhoneは顕著で、最新の「iPhone 11 Pro(512GB)」は税別14万4,800円です(2019年9月27日現在)。
最新技術が搭載されたiPhoneもとても魅力的ですが、なかなか購入しづらい価格でもありますよね。
一方で、新型iPhoneが発売されたことにより、値下がりした旧モデルへの機種変更を狙う人たちもいます。
注目すべきは、価格が安くなりつつも現役でも通用するスペックを兼ね揃えた「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」。発売から2年たった今でも人気の高い機種です。
両者の違いを今一度チェックしましょう。
「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」のスペック比較
まずは、本体サイズやカメラ性能、バッテリーなど、基本的なスペックを確認します。
項目 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus |
---|---|---|
容量 | 64GB/256GB | 64GB/256GB |
Apple Store価格 |
64GB:5万2,800円(税別) 256GB:5万7,800円(税別) |
64GB:6万2,800円(税別) 256GB:6万7,800円(税別) |
ディスプレイ | 4.7インチ(Retina HD) | 5.5インチ(Retina HD) |
チップ | A11 Bionicチップ | A11 Bionicチップ |
背面カメラ |
1,200万画素 F1.8 最大5倍のデジタルズーム |
1,200万画素デュアルカメラ 広角:F1.8 望遠:F2.8 2倍の光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム ポートレートモード、ポートレートライティング搭載 |
前面カメラ | 700万画素 F2.2 | 700万画素 F2.2 |
Touch ID | ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー | ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー |
Apple Pay | 対応 | 対応 |
バッテリー |
連続通話時間(ワイヤレス):最大14時間 インターネット利用:最大12時間 ビデオ再生(ワイヤレス):最大13時間 オーディオ再生(ワイヤレス):最大40時間 |
連続通話時間(ワイヤレス):最大21時間 インターネット利用:最大13時間 ビデオ再生(ワイヤレス):最大14時間 オーディオ再生(ワイヤレス):最大60時間 |
サイズ | 138.4mm×67.3mm×7.3mm | 158.4mm×78.1mm×7.5mm |
重量 | 148g | 202g |
カラー | ゴールド/シルバー/スペースグレイ | ゴールド/シルバー/スペースグレイ |
※金額は2019年9月27日現在の情報です。
スペック表の通り、両者の大きな違いは「ディスプレイ」と「サイズ」「バッテリー」「カメラ」の4つです。
ディスプレイ・サイズ
「iPhone 8」は4.7インチの1,334×750ピクセル解像度で326ppi。「iPhone 8 Plus」は5.5インチの1,920×1,080ピクセル解像度で401ppiです。
「iPhone 8」よりもひとまわり大きい「iPhone 8 Plus」なら、動画やゲームはもちろん、ニュース記事やTwitterなどの文章も多く表示されます。
ディスプレイ内の情報量が多くなることは大きなメリットですが、本体サイズも大きくなり重量は202g。男性筆者の手でも、片手で持つとずっしりとした重さを感じ、片手では操作しづらい大きさだと感じました。
筆者は「iPhone 8」とほぼ同じサイズ&重量の「iPhone 7」を使用していますが、軽くてサイズもほどよく片手でも問題なく操作できます。
※画像内の端末は「iPhone 8 Plus」と「iPhone 7」
バッテリー
使用方法によっても異なりますが、たとえば両者のオーディオ再生時間を比べると、その差は20時間。連続通話時間は7時間となり、「iPhone 8 Plus」のほうが長時間使用できることがわかります。
本体サイズが大きく重量が重い分、バッテリー容量も大きくなっているようです。
ちなみに、どちらのモデルも「Qi充電器」に対応しているので、「iPhone Xs」と同じようにワイヤレス充電することも可能(「Qi充電器」は別売り)。
モバイルSuicaが使えて防水にも対応
iPhone 8と8 PlusはApple Payでの支払いが可能なため、店頭やオンラインでのキャッシュレス決済が利用できます。モバイルSuicaも使えます。
また、IP67等級の防水・防塵性能も搭載されているので、安心して使うことができます。
カメラ
カメラについては、デュアルカメラを搭載し、「ポートレートモード」で撮影できる「iPhone 8 Plus」が圧倒的です。
「ポートレートモード」とは、被写体の背景をぼかし、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような写真を撮れる機能です。
実際にどんな写真を撮影できるか試してみました。
まずは、通常の「写真モード」で撮影した写真を見てみると、クマの後ろに牛やトラ、豚の置物があることがわかります。
では、動物の配置を変えずに「ポートレートモード」で撮影すると…。クマだけにピントが合い、ほかの動物はキレイにぼけて印象的な写真に仕上がりました。この機能を上手に使えば、普段撮っているスナップ写真もワンランク上のクオリティになるはず。
さらに「iPhone 8 Plus」には「2倍の光学ズーム」があります。「デジタルズーム」だと画質が劣化してしまうことがありますが、「光学ズーム」はレンズの焦点距離を変えて撮影するので劣化しないのが特長。
スマートフォンのデジタルズームは画質の劣化がひどく、使いものにならないと考えている人もいると思いますが、「iPhone 8 Plus」なら下の画像の通り、ある程度までなら高画質を保ったまま撮影できます。
※左から「ズームなし」「2倍の光学ズーム」「10倍のデジタルズーム」
余談ですが背面カメラの画素数だけを見ると、「iPhone 8」シリーズと「iPhone Xs」「iPhone XR」シリーズは同じ1,200万画素。
こういった情報を確認すると、やっぱり「iPhone 8」シリーズはお買い得といえそうですね。
まとめ:iPhone 8と8 Plusはどんな人にオススメ?
「iPhone 8」が向いている人
- 購入費用を抑えたい
- 片手で操作したい
- ズボンなどのポケットに入れたい
「iPhone 8 Plus」が向いている人
- カメラ性能にこだわりたい
- 動画視聴などを頻繁にしている
- 長く持つバッテリーがいい
どちらにも異なるメリットがあり、決めるのは難しいかもしれません。まずは、iPhoneを販売している店舗に行き、「iPhone 8 Plus」の持ち心地をチェックしてみてはいかがでしょうか?
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