最近はすっかりよく耳にするようになった格安SIMですが、「実はまだ使ったことがないし、どういうものなのかよくわからない……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、格安SIMデビュー前の人にこそおすすめしたいプリペイドSIMの使い方についてご紹介します。
プリペイドSIM 「BIGLOBEモバイル NINJA SIM」とは
そもそもプリペイドSIMとはどのようなものなのでしょうか?
「プリペイドカード」「プリペイド携帯」といった言葉は聞いたことがある人は多いと思いますが、イメージとしてはプリペイドSIMもほとんどそれらと同じです。
プリペイドSIMとは、いわゆる「前払い・使い捨て型のSIMカード」。
1カ月に利用したデータ分の料金が後ほど引き落とされる月額型の格安SIMとは異なり、「使用できるデータ容量・期間が決まっているSIMカードを前払いで購入」して使います。
そのプリペイドSIMのなかから今回ご紹介するのが、BIGLOBEモバイルのNINJA SIM。
NTTドコモの回線を利用しているため、日本全国どこでも使うことが可能です。購入して簡単な設定をすればすぐ通信を開始できます。
BIGLOBEモバイルのNINJA SIMは以下のタイプから選ぶことができ、利用登録開始から30日間利用できます。
- 容量2タイプ:3GB 4,900円(税別)/7GB 7,700円(税別)
- サイズ2タイプ:nano/micro
では、具体的にどのような流れで利用するのか、手順を確認していきましょう。
初期設定・使い方
――と言っても、何も難しい操作は必要ありません。
販売店やネットでSIMカードを購入したら、パッケージの利用手順を参照しながら設定するだけ。
今回は、こちらの3GBのプランを登録して使ってみましょう
※以下、Androidの場合の手順でご紹介します。
プリペイドSIMを挿入したら、まずは「設定」を開きます。
「無線とネットワーク」の項目のなかから「モバイルネットワーク」を選択します。
すると、SIMカードの設定画面になりますので、「アクセスポイント名」を選択しましょう。
アクセスポイントを選択する画面になりました。
ですがここでは、「新しいAPN」あるいは「+」のマークを選んで、初期設定を行います。
上記画像もしくは以下項目のとおり、設定情報を入力します。「名前」は何でもOKです。
APN:biglobe.jp
ユーザー名:user
パスワード:0000
認証タイプ:CHAPまたはPAP
そして、設定したAPNにチェックマークを付ければ、スマホでの操作は完了です。
続いて、サイト上で利用開始手続きを行います。
http://0962.jp/ninja/ にアクセスし、「SIM番号」と「製造番号」を入力します。
次に、自身のユーザー情報を入力します。
3ページ目で確認画面が出ますので、問題がなければ送信します。
このようなメールが届けば、利用開始手続きは完了です。
手元のスマホでデータ通信ができるようになっていることを確認しましょう。
ちなみに、マイページにログインするとSIMカードの通信量残高が確認できるほか、追加チャージを行うことも可能です。
実際に利用してみて、使い心地は?
さて、ここまでの手順を踏んで利用開始手続きを完了させたうえで、実際に1日間、このBIGLOBEモバイルのNINJA SIMを使ってみました。
ひとことで言えば、「普通に快適!」といった印象でしょうか。自分が普段から使っている格安スマホ(回線はドコモ)はもちろんのこと、以前利用していたキャリア(au)と比べても遜色なく、快適に使うことができました。
ネットサーフィンをはじめ、GoogleマップやYouTubeでの動画閲覧も問題なく、ゲームアプリ(ポケモンGO)などもいつもどおりに使えていました。
LINEのメッセージや無料通話も問題なく利用できましたよ。
通信が遅くなったかといえばまったくそんなこともなく、まるっきり「普段どおりに快適!」といった印象です。
あまりにもいつもと変わらないので、途中からは「今日はプリペイドSIMを試している」ということを忘れてしまっていたほど。
格安SIMへの乗り換えを検討しつつも迷っている人は、この機会にプリペイドSIMから試してみてはいかがでしょうか。
※本記事の内容は2017年7月19日現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。