よりおトクに格安SIMを活用するポイントは「自分の通信量を知ること」
キャリアに比べて月々の支払がグーンとおトクになるMVNOの格安SIM。
毎月の通信費の節約のためにdocomoやau、SoftBankなどのキャリアからMVNOに乗り換える方は多いと思います。
しかし単純にMVNOに乗り換えても、思ったほどおトクにならない場合があるんです。なぜならMVNOによって提供している通信量別のプランに差があるからです。
せっかくMVNOに乗り換えたとしても自分に合った通信量プランを選択しないと、無駄に高い通信費を支払わなくてはならないといったケースも出てきます。
MVNOをよりおトクに活用するためのポイントは自分が毎月使用している通信量を知り、それに合わせて最適なプランを提供しているMVNOを選択することです。
主要MVNOの通信量区分(2021年4月現在)
それでは、主要MVNOが提供しているプランの、通信量区分を見てみましょう。
500M | 1G | 2G | 3G | 4G | 5G | 6G | 8G | 10G | 12G | 15G | 20G | 25G | 30G | |
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BIGLOBE | 〇 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
mineo | ○ | 〇 | ○ | ○ | ||||||||||
IIJmio | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||||
UQモバイル | 〇 | 〇 | 〇 |
※IIJは月額料金にプラスで20GBを追加できるオプションサービスがあります。
こうして並べてみると、データ通信量は1~6GB、20GBのプランが中心。
そのほかに、データ通信量のプラン数を多くカバーしているMVNO、3GB以下も含め細かく通信量を区分けしているMVNOがあるという状況です。
通信量を補完するおトクなサービスのチェックも忘れずに
まずは、毎月の明細などを確認して、自分が毎月使用しているおおよその通信量をチェックしましょう。
例外的に多い月、少ない月もあるかもしれないので、数か月分の通信量を把握します。
自分が毎月使用しているおおよその通信量と各MVNOの通信量区分が確認できたら、自分に最適なプランを検討しましょう。
選択のポイントはそれぞれのMVNOが打ち出している通信量に関するおトクなサービスです。
単純に通信量と価格だけで比較してもそれがイコールおトクなMVNOとは限りません。特に以下の3つの場合のそれぞれの対応をチェックしておく必要があります。
- 実際に使ってみたがもう少し毎月の通信量が少なくても大丈夫、もしくはもう少し通信量を増やしたいと思ったときにプラン変更に手数料はかかるのか?
- それほど通信を行わなかった月に、余った通信量は翌月に繰り越せるのか?
- 家族で同じMVNOに乗り換えた場合、通信量を分け合えるのか?
この3つのサービスは現在、ほぼすべての主要MVNOが対応しています。
ただし、例えば3つ目の家族は何人まで分け合えるのかに関してはそれぞれ違いがありますので、ご自身の家族人数に応じてチェックしておくことをおすすめします。
スマホで動画や音楽を楽しむならBIGLOBEモバイル
通信量区分やそれを補完するサービスを比較したうえで、動画サイトや音楽サービスで容量を多く使用する人にオススメなのがBIGLOBEモバイルが提供しているエンタメフリー・オプションです。
音声通話SIMの3GB以上のプランを契約している場合は月額308円(税込)、データSIMを契約している場合は月額1,078円(税込)で利用でき、YouTubeやU-NEXT、U-NEXTなどの動画サイトやSpotify、AWA、Amazon Musicなどの音楽サービスを通信量を気にせずに楽しむことができます。(その他の対象サービスは上記ページからご確認ください。)
通信費削減のためにMVNOに乗り換えるのであれば、それぞれの通信量区分やおトクなプランをしっかりとチェックして、さらにおトクに活用しましょう。
※本記事の内容は2021年4月23日現在の情報です。