シムキチじゃ。
わしのだるま落とし、いかがだったかの?
趣味のフラフープで鍛えた腰の切り方がこんなところで活かせるとはの。ふぉふぉふぉ。
それにしても、講演で立証したとおり、わしもこの真実を知った時には非常にびっくりしたものじゃ。
「余ったデータ容量は翌月に繰り越せる」という魔法のようなこの言葉の解釈じゃが、
「前月に余ったデータ容量から先に使える」のと、
「先に今月のデータ容量を使い切らなければ、前月に余ったデータを使えない(余らせたら捨てなければならない)」のとでは、
全く別物じゃからの。ユーザさんにとっては大問題じゃないかの?
BIGLOBEモバイルのデータ繰越ルールは、以下のようになっているそうじゃ。
ちなみに、BIGLOBEモバイルの格安SIMを使っておって、毎月のデータ通信量が余るようであれば、家族や複数端末でシェアすることもできるぞ。
わしも毎月スマホのデータ通信量が余るから、仕事用に使っておるモバイルルータにシェアSIMを挿そうかの?
いや、待て待て、息子の嫁のスマ子さんが格安SIMを検討しとるようじゃったから、シェアSIMさせてやれば、わしの株も上がるか?ふぉっふぉっふぉ。
皆さんも通信量はうまく節約して、美味いものを食べに行ったり、思いっきり趣味を楽しんだりしてはいかがかな。
※本記事の内容は、2018年7月12日現在の情報です。
今回のマンガをテキストで読む
講演会会場の壇上 横断幕には「角安田会長による真夏の方程式特別講演『なぜ「前月繰り越し』は、格安SIMの方が得なのか?」の文字。 テーブルには「大手キャリア」、「BIGLOBE」と書かれた札。 その後ろにそれぞれだるま落としが積み上がっている。 シムキチ、両方のだるま落としを4個(上から3個水色+1個桃色)ずつ積み上げる。 シムキチ「たとえば、3GBのプランで、1カ月目に2GB使うと、1GB残るので…2カ月目には4GB使えます」 |
シムキチ「2カ月目に、また2GB使うと、3カ月目は…」 と、胴体を5個(大手キャリア側:3個黄色+1個水色+1個桃色、BIGLOBE側:3個黄色+2個水色)ずつにする。 「数は同じじゃないか!」、「そうだ、そうだ!」と、ヤジが飛ぶ。 |
シムキチの目がキラリと光りーー シムキチ「こっちは前々月のが繰り越されんのじゃ〜!!!」 と、大手キャリア側の桃色の胴体を1つ、だるま落としのハンマーで豪快に叩き飛ばす。 |
大手キャリア側に4個(3個黄色+1個水色)、BIGLOBE側に5個(3個黄色+2個水色)が残り、「おーっ!」と感嘆の声が上がる。 シムキチ「同じ『前月繰り越し』でも、大手キャリアとBIGLOBEでは、使える容量は異なるのじゃよ」 と、高らかに笑う。 |