ヘルスケアアプリとは?
「ヘルスケア」は、iPhoneに標準装備されているアプリのこと。
ハートが目印の、このアプリですね。
存在は知りつつも特に気にせず、アプリを開いたこともないという方もいらっしゃると思いますが(筆者もしばらくそうでした)、このアプリ、実はすごく使い勝手がいいアプリなんです。
機能は主に二つ。日々の体調や運動の内容を記録&分析する「ヘルスケアデータ」と、身体情報を第三者に伝える「メディカルID」です。
それぞれの機能を説明していきます。
運動管理ができる「ヘルスケアデータ」
ヘルスケアデータは、一日の移動距離や歩数が自動で蓄積される「アクティビティ」、深呼吸で精神統一した時間を記録する「マインドフルネス」、摂取栄養素が記録できる「栄養」、就寝時間・起床時間を記録する「睡眠」の4つの機能があります。
これらはすべてapple watchなどのウェラブル端末と連携し、データをとってくれます。持っている方はぜひ連携させて使ってみてくださいね。
今回はどんな人でも使いやすい「アクティビティ」をご紹介します。
まずは基本設定から。[設定]→[プライバシー]→[モーションとフィットネス]とタップし、[フィットネス・トラッキング]を有効にします。
あとはiPhoneが勝手に移動距離や歩数を計測して、報告してくれます。1日過ごしたら[アクティビティ]ボタンをタップしてみましょう。
運動習慣がなく、基本的に家で座り仕事の筆者。怒られています。
[ウォーキング+ランニングの距離]、[歩数]をタップすると、それぞれの集計データが表示されます。
このデータを日々気にすることで、「明日はジョギングしよう」「隣駅まで歩こう」「エスカレーターでなく階段を使おう」と思えるようになったらしめたものですね!
自分の情報を伝える「メディカルID」
ヘルスケアデータは100パーセント自分のための機能ですが、メディカルIDは第三者に向けた機能でもあります。
一体どのような機能かというと、急な事故や病気になったときに、自分の体の基礎情報を他人に共有できるというもの。
血液型、身長体重といった基本情報から、緊急時の連絡先や既往症・持病の有無、かかりつけの医療施設、アレルギーの有無、使用中の薬、臓器提供の有無まで記載することが可能です。
「ロック中に表示」をオンにしておけば、iPhoneがロックされている時でも第三者がこの情報を見られるようになります。
自分自身がアクシデントに遭遇したときはもちろん、倒れている人などに遭遇したときにも覚えておくと良いでしょう。
※本記事の内容は、2018年1月12日現在の情報です。