選ぶ幅の広い格安SIM
はじめて格安SIMの契約(購入)を考える場合、そもそもなにから調べて、どうやって選べばいいかわからないという方もいるでしょう。ドコモ、ソフトバンク、auといった主要三大キャリアだけでも、それぞれたくさんのプランが用意されていますが、格安SIMを提供する各MVNO事業者は主要なものでも十数社ありますので、そこからお目当てのSIM、自分に合ったSIMを選ぶのは、まったく初めてだと少しだけ大変かも知れません。
格安SIMの疑問は「しむぐらし」で解決しよう!
では、たくさんのMVNOの中から自分に合った格安SIMをどうやって見つけるかということですが、まずは格安SIMを幅広く扱っているポータルサイトやまとめサイトから格安SIMを比較検討してみるとよいと思います。
格安SIMや乗り換えに関する疑問は、ぜひしむぐらしを参考にしてみてください。
格安SIMを選ぶ上では、いくつかのポイントがあります。
音声通話をするか?データ通信だけ使うか?
これは文字通り、あなたが音声通話をしたいのか、データ通信だけでいいのか、という事です。音声通話をしたいのであれば、音声通話付きSIMにするのがより良いと言えるでしょう。もちろんデータ通信だけのプランでもIP電話などを使えば、音声通話をする事が可能です。しかし080/090ではじまる携帯電話番号が欲しい、データ通信容量を気にしないで音声通話をしたい、キャリアで使っている携帯電話番号をそのまま使いたい(MNP)という事になれば、必然的に音声通話付きSIMを選ぶことになるでしょう。
1カ月あたり、だいたいどのくらいデータ通信をするか?
これも比較的大事なポイントです。格安SIMは多くがプランごとに1カ月あたりでデータ通信の上限を設けて、その上限に達すると通信速度が制限される場合が多くあります。仮に1カ月あたりのデータ通信容量が1GBのプランだとします。1GBというと、テキストデータのやりとり(メールやLINE)だけであれば、1GBでも1カ月程度は問題無く収まるケースがほとんどでしょう。しかし動画を解像度360p程度で視聴した場合は、映画数本観た段階で上限に達することが予想されます。使い方によってデータ通信容量を考慮してプランを選びましょう。
月あたりの通信料金の予算はどのくらいか?
だいたいこのくらい月に格安SIMの通信容量に使ってもいいなという料金の面から逆算してプランを選ぶのは、むしろ常道とも言えます。データ通信をたくさん使うからといって、あまり高いプランにすると後々支払いが大変という事も、もしかしたらあるかも知れません。例えば、スマートフォンにかけたい料金が月額4000円未満だとして、「でも月あたりのデータ容量がたくさん欲しい、12GBのプランがいい」という希望があったとします。しかし格安SIMで希望のプランを選ぼうとすると、6000円程度掛かってしまい、「主要三大キャリアと料金的にあまり変わらないな」といった不満につながらないとも限りません。逆にあまり安いプランだとデータ容量が少なすぎたり、通信速度が遅かったりして、思うようにスマートフォンを利用できないなんてこともあります。
ドコモ系の格安SIMがいいか?au(KDDI)系の格安SIMがいいか?
これはその他の項目に比べるとあまり重要ではないかも知れませんが、もし今、手元に使っていないドコモのスマートフォンがあるのならドコモ系の格安SIMであれば、そのまま差し込んで使える可能性が高いです(各MVNO事業者のサイトなどで適合するか確認が必要です)。auのスマートフォンが手元にある場合は、au系の格安SIMであれば、同様の事が言えます。
ぜひ、いろんな観点からあなたにぴったりの格安SIMを探してみてくださいね。