日本で注目のキャッシュレス決済サービスとは?
昨年、日本への訪日外国人数は初めて3,000万人を突破しました。そして、今後も世界中から注目を集めるイベントが目白押しのため、訪日外国人数もさらに増加することは間違いありません。
そこで問題となるのが、外国人の方がコンビニやスーパーで買い物をした際の決済手段です。日本でもキャッシュレス決済は少しずつ増えてはいますが、少額決済となるとまだまだ現金が主流です。
そこで今回は日本のキャッシュレス決済を普及させていくうえで、注目を浴びている「Coiney」についてご紹介します!
Coineyとは?
日本でクレジットカード以外のキャッシュレス決済といえば、交通系ICカードのSuicaや楽天Edy、ドコモのd払い、そして最近話題のPayPayなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?実際、Coineyといっても、ピンとこないと思います。
でもこのCoiney、実は多くの支払い手段があるうえ、キャッシュレス決済の導入を検討している小売店の方にとってさまざまなメリットがあるキャッシュレス決済サービスなんです!
Coineyの支払い手段は3つ!
Coineyの支払い手段は、次の3つです。基本的にはすべてタブレットやスマホにアプリをインストールして利用します。
Coineyターミナル
専用端末を使い、クレジットカード決済と電子マネー決済に対応する支払い手段です。アプリに金額を入力し、専用端末でクレジットカードを読み取ります。そして購入者に暗証番号を入力してもらえば決済完了です。
また電子マネーの場合は、購入者が専用端末にICカードをタッチするだけで、暗証番号を入力する必要はありません。
Coineyスキャン
アプリを入れ、QRコード決済に対応する支払い手段。対応しているサービスは中国で多く利用されているWeChat Payです。
アプリに金額を入力し、会計時に「WeChat Pay」を選択、購入者にWeChat PayのQRコードを提示してもらったら、それをカメラで読取、暗証番号(求められた場合のみ)を入力してもらえば決済完了です。
Coineyペイジ
決済端末を使わずにWebページでの決済手段に対応する支払い手段です。購入者に作成したページのURLをメール送信し、ページ上でクレジットカード情報を入力、送信してもらうことで決済します。
Coineyのメリットとデメリット
Coiney最大のメリットは決済サービスが豊富なことです。クレジットカードはもちろん、中国からの観光客にも対応できるWeChat Pay。そしてSuica、PASMOなど交通系の電子マネーに対応しています。
またクレジットカード決済は1回払い以外に2回、リボ払いも可能です。
さらにCoineyペイジで簡単にWebページを作成できるため、ネットでの決済にも使えること。そして専用端末が小型のため、デリバリーで活用できることも大きなメリットといえます。
デメリットは、専用端末の導入費用が19,800円 (税込)かかることです。ただし、これもほかのキャッシュレス決済サービスと比べ、特別に高いわけではありません。
また、時期によっては実質0円で始められるキャッシュバックキャンペーンなども実施しており、導入のタイミングによってはデメリットはほぼないといってもよいでしょう。
これから決済サービスを導入するなら
海外からの観光客はもちろん、日本人のお客様に対しても、クレジットカード決済ができることは大きなメリットになります。
Coineyは決済に関する小売店の課題を解決する手段として、とても有効なサービスです。ぜひ検討されてみてはいかがでしょう。
※本記事に記載の情報は、2019年2月14日現在のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。