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バラエティ豊かなお散歩アプリ、増えてます
コロナ禍で散歩を日課にする人も増えました。
そんな中、「今まで何気なく歩いていた道だけど、ここ、昔はどうなっていたのだろう?」「駅やビルが建っていた場所は昔はどうなっていたのか?」と気になることってないでしょうか?
そんなときには古地図アプリを活用するのがおすすめです。古地図アプリを使うと、現代の地図と昔の地図を比べて見られます。
そのなかで今回は「古地図散歩アプリ」という古地図アプリを使ってみました(iPhoneでもAndroidでも使えます)。
現代の地図と昔の地図を見比べることができる
古地図散歩アプリでは、古地図(明治初期頃、1,900年頃、1,900年~1,930年頃、1,930年~1,960年頃、1,960年~1,980年頃、1,980年~2,000年、2,000年~2,015年頃)といった7つの年代の古地図が見れます。
これらの地図を現代の地図と見比べることで、昔の地図との違いも楽しめます。東京だけではなく、名古屋、大阪、福岡などの都市部でも利用可能です。
画面の下部にあるバーで、年代を変えることができます。このバーを左から右に動かすことで、少しずつ現代の地図や古地図に変わっていくんです。これによって現代と過去の地図を感覚的に比較することができます。
上記は1,900年頃の東京湾です。同じ場所を現代の地図にしてみると……
東京湾の沿岸部が埋め立て地によって伸びていることが分かります。
このあたりは、明治初期の地図では陸軍の操練所です。同じ場所を現代の地図にしてみると……
日比谷公園になっていることが分かります。
上記の画像は辺りに畑がいくつかある土地です。同じ場所を現代の地図にしてみると……
新宿御苑になっていることが分かります。
このように辺りにある公園が「昔はこんな場所だったのか!」という感じで楽しめます。普段散歩している場所で使うと、新しい発見があるかもしれません。
アプリ画面右上にあるコンパスのマークをタップすると、現在地を追従してくれるので、街歩きや史跡巡りの際にも活躍してくれます。
また、地図だけでなく航空写真でも昔と現代を比較できます。
航空写真のほうが具体的な情景が浮かびやすいですね。地図と使い分けて使ってみましょう。
知っている場所も新鮮に!
このように古地図散歩アプリは、時代の変遷を楽しめる地図アプリです。お散歩や街の探索のお供に是非活用してみてください。