自宅でWi-Fiをそんなに使っていない、と思っていても、数えてみると実はこんなに多かった！　ということもありますよね。接続台数をおおよそ把握しておくことは、快適な通信環境を整える上で欠かせませんし、ルーター選びでも重要なポイントになります。

ここでは、自宅でよくルーターに接続されている機器と、ルーターの接続台数の確認方法についてまとめています。

ルーターに接続する機器をチェックしよう

ルーターに接続する機器、といっても一人で利用する機器や家族で共有する機器などさまざま。自宅でWi-Fi接続が必要な機器は、主に以下のようなものがあります。

  • スマートフォン
  • タブレット
  • パソコン
  • ゲーム機(PlayStation 4、Nintendo Switchなど)
  • ストリーミングメディアプレーヤー(Fire TV Stickなど)
  • スマートホームデバイス(スマートスピーカー、スマートプラグなど)

その他、Wi-Fi接続で使用するプロジェクターや、Wi-Fi機能搭載のデジタルカメラ、プリンター、冷蔵庫などもあり、Wi-Fiなしでは自宅の家電がスムーズに機能しない、ということも。スマホやタブレット、パソコンに関しては、家族の人数分をWi-Fiに接続することも想定されます。

ルーターの同時接続台数をみてみよう

Wi-Fiルーターに接続している機器の確認方法は、各ルーターで若干異なります。ここでは、バッファローのWi-Fiルーターを例に、Wi-Fiに接続している機器の確認方法をみていきましょう。

iPhoneでルーターの接続機器を確認する方法

1. 最初にiPhoneをルーターのWi-Fiに接続しておく

ルーターに接続されている機器は、iPhone、Android、Windowsを使って、ルーターのログイン画面に入ることで確認することができます。今回はiPhoneで確認していきます。

まずは、iPhoneをルーターのWi-Fiに接続します。iPhoneのホーム画面から、「設定」＞「Wi-Fi」をタップします。Wi-Fiがオフの場合は、トグルを右側に移動させてオンにします。「ネットワークを選択」の一覧から、確認したいWi-FiのSSIDを選択して、パスワードを入力し接続を完了させます。

2. ルーターの設定画面に入り接続台数を確認する

次に、Wi-Fiルーターの接続画面を表示させます。Safariを開き、Wi-FiルーターのIPアドレス(初期値は「192.168.1.1」)を入力します。すると、ルーターの設定ログイン画面が表示されます。

出荷時のユーザー名は「admin」または「root」が設定されています。パスワードは、セットアップカードまたは自分で設定したパスワード、あるいはユーザー名が「root」の場合は「空白」を入力します。

ログインが完了後の画面を下にスクロールすると「デバイスコントロール」の項目があります。こちらの「無線」に表示されている数字が今現在同時接続している機器の数になります。「デバイスコントロール」をタップすると、接続されている機器一覧が表示されます。

▲ルーターに接続されている機器一覧が表示される

同時接続台数の上限は？　上限を超えるとどうなる？

Wi-Fiルーターの同時接続可能台数は、理論上253台となっています。とはいえ、接続台数が増えるほど、ルーターに負荷がかかりますので、各メーカーでは、推奨接続環境に接続台数を記載していることがほとんどです。

推奨接続台数を超えても、接続自体はできますし、インターネットの使用もできますが、ルーターの本来のパフォーマンスが発揮できないことがあり、インターネット接続が安定しないかもしれない、ということは理解しておきましょう。

その他、バッファローの製品でAOSSで無線接続している場合、セキュリティキー交換が可能な無線端末の台数は24台まで、などの制限もあります。

推奨接続台数は多い方が安心

最近では、1人１台のスマホではなく、１人でパソコン、スマホ、スマートスピーカーを使用しており、さらには冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などのIoT家電が増えて、Wi-Fiに接続する機器は1人でも多数ということもあります。

快適にインターネットを使用するためには、やはりルーター選びが重要なポイントになりますし、ルーターの推奨接続台数は必ずチェックしておきたい項目。今後のことも考えると、推奨接続台数が多い方が良いでしょう。

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  • IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
  • 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。