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光回線は電話線なしで使えるのか?それぞれの違いと特徴を解説!

光回線は電話線なしで使えるのか?それぞれの違いと特徴を解説!

最近は携帯電話だけで事足りるケースが多く、自宅では電話回線を引いていない方が増えています。そこで気になるのが、電話回線がなくても光回線は利用できるのか?ということ。ひと昔前までインターネットと言えば電話回線が当たり前でしたから、電話回線がないと光回線も利用できないと考える方がいるのは当然かと思います。

 

そこで、今回は電話回線と光回線の違いについて解説しましょう。おすすめのサービスもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

電話回線なしでも光回線は利用できる!

結論から申し上げますと、電話回線がなくても光回線は利用できます。

光回線と電話回線はまったくの別物

確かに、ひと昔前までインターネットは電話回線を主流としていました。「ADSL」や「ISDN」と呼ばれる、電話回線を利用したサービスです。一方で、光回線では「光ファイバー」と呼ばれる、透過率の高い石英ガラスや高性能プラスチックなどでできたケーブルを利用しています。つまり、電話回線と光回線ではケーブルからまったくの別物で、光回線を利用したインターネットには電話回線が一切関わっていないのです。

光回線の特徴

光回線の一番の特徴は、「光ファイバー」を利用している点です。電話線と比べて、光ファイバーは電磁波など周囲の影響を受けづらいため、光回線は通信速度がとても速く、かつ通信状況が安定しています。動画視聴やオンラインゲームをされる方にとって、映像が途中で途切れたり、ゲームが遅延したりしづらい環境の光回線は魅力的なサービスでしょう。

電話回線を利用したネット回線の特徴

電話回線の特徴としては、固定電話のあるご家庭ならすぐ導入できる点です。「ADSL」や「ISDN」は、電話線を使用してインターネットに接続しています。つまり、自宅にすでに電話線が通っているのなら工事の必要がないのです。ただ、最近はアパートでもはじめから光回線を通している建物は多いですし、回線速度は光回線の方が圧倒的に速いので、今では光回線が主流です。

ADSL回線のサービスは2024年で終了

また、電話回線のインターネットサービスでは全国の家庭に広く普及してきたADSLですが、2024年3月末をもってサービスは終了となります。後、インターネット回線を契約するのなら、光回線と考えてよいでしょう。

光回線のメリット

では、具体的に光回線を利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

回線速度が圧倒的に速い

光回線の一番の魅力はやはり回線速度の速さでしょう。

 

  • 光回線:下り最大1Gbps(1,000Mbps)が中心
  • 電話回線:下り最大10Mbps程度

 

光回線と電話回線の回線速度を比べると、光回線の方が圧倒的に速いのです。

ちなみに、サイト閲覧や動画視聴などインターネットは利用目的によって、快適に使用できる回線速度が違います。以下が、一般的な利用目的と速度の目安です。

 

  • サイト閲覧:1Mbps~10Mbps(下り)
  • SNS投稿:1Mbps(上り)
  • 動画視聴:1Mbps(上り)
  • 高画質動画視聴:20Mbps(上り)
  • オンラインゲーム:30〜100Mbps(下り)

 

上りとはインターネット上にデータをアップロードする時の速度、下りとは動画を見たり、インターネットでサイトを見る際の速度を指します。

この数値と光回線の回線速度を照らし合わせればわかるように、光回線の回線速度があればどのような目的でもまず快適にインターネットを楽しめます。

通信環境が安定している

電話回線は基地局から自宅までの距離や、電磁波など周囲の環境に影響されやすく、状況によっては通信が不安定となりつながりにくいことがあります。一方、光回線は光の点滅で通信するため距離の影響はほぼありませんし、光ファイバーは電磁波の影響を受けないので、通信が安定しているのも魅力です。

電話線がなくても電話が利用できる

インターネットを使用するのに電話線が必要ないことは、ここまででご説明してきましたが、中にはご家庭に固定電話も必要という方もいると思います。実は、電話回線がなくても、光回線だけでも固定電話は利用できます。「ひかり電話」と呼ばれる、インターネットを利用したIP電話サービスです。通信も安定していますし、電話回線での電話番号をそのまま引き継げるため、今電話回線を利用している方も安心して光回線に乗り換えられます。

アンテナなしでもテレビが観られる

また、光回線を使えばテレビのアンテナがなくても、テレビを観ることができます。地デジやBS/CS、各種専門チャンネルに対応していますし、天候に電波の受信状況が左右されないので、アンテナよりも安定した環境での視聴が可能です。

光回線のデメリット

メリットが印象的な光回線ですが、それでもデメリットはいくつかあります。

利用料金が高め

前述の通り、電話回線(ADSL)の相場は月額3,000円前後なのに対して、光回線は月額4,000円〜5,000円程度と料金が高めなのは気になるところです。ただ、光回線でも、プロバイダーによっては携帯電話や電気・ガスなどさまざまなサービスと合わせることで大幅な割引を受けられることがあります。プロバイダーを上手に選べば、光回線でもお得に利用できるわけです。

回線を引き込むのに工事が必要

光回線を利用するには、光ファイバーの引き込み工事が必要です。また、一般的に申し込みから着工までに1か月程度かかるため、開通までに時間がかかります。ただ、マンションであればすでに光回線が導入されている場合がありますし、戸建てでも計画的に申し込めば開通に時間がかかるとしても問題ないでしょう。

提供エリア外の地域もある

光回線はプロバイダで提供エリアが限定されていることがあります。魅力的なプランを見つけても、自宅のエリアがプロバイダの対応外のことがあるのです。提供エリアは各プロバイダの公式サイトから確認できるので、気になるプランがあるのなら申し込みの前に自宅がエリア内なのか確認をおすすめします。

まとめ

今回は、電話回線がないと光回線は使えないのか?についてまとめました。結論、電話回線と光回線は別物なので、光回線だけで利用可能です。電話回線に比べて、回線速度は光回線が圧倒的に速く、通信環境も安定していることから今や、インターネットと言えば光回線が主流の時代となりました。

 

ただ、光回線といっても、プロバイダによって細かなサービスは異なります。光回線を利用するときには、プロバイダごとのサービスの特徴をしっかりと比較して、自分の利用環境にぴったりな事業者と契約するようにしてください。

 

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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

 

光回線についてもっと詳しく知りたいという方は、
以下の記事も併せてご覧ください。

光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説

Contributor

堀本一徳

世界24カ国を旅した自由人。現在はライター兼カメラマン兼ウェブデザイナーとして活動中。得意分野はIT(情報系学科出身)、旅行、教育(教員免許あり)。

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