光テレビとは?仕組みやメリット・デメリットを解説
堀本一徳
- 本記事は作成時点の内容です。
テレビを観るのに、必ずしもアンテナは必要ないことをご存知でしたか?実は、高速インターネットで知られる光回線でも、テレビは視聴できるのです。いわゆる「光テレビ」と呼ばれるものです。
今回は、光回線でテレビを観られる仕組みやメリット・デメリットなどを解説します。
また、光テレビを初めて契約される方におすすめしたいサービスについてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
光回線でテレビを観られる仕組み
従来のアンテナでテレビの電波を受信するのとは異なり、光テレビでは光回線を利用してテレビを視聴することができます。
具体的には、光ファイバーケーブルを通じて受信したテレビの信号を、映像用回線終端装置(V-ONU)で変換してテレビに映すという仕組みです。回線終端装置(ONU)に専用チューナーを後付けするタイプもあります。
光テレビとケーブルテレビの費用や通信速度の違い
光テレビをご検討中の方の中には、現在ケーブルテレビを使っている方もいるのではないでしょうか。光テレビとケーブルテレビでは通信速度がどれくらい違うのか、費用に違いがあるのか、気になる方もいることでしょう。
まず通信速度を見ていくと、光テレビは一般的に最大速度1Gbps*1程度、ケーブルテレビは320Mbps~1Gbps*1程度(ともに理論値)とされています。光回線を利用するだけあって、光テレビのほうが3倍ほど速いということになりますね。
次に月額費用ですが、ケーブルテレビの受信料は契約するプランや地域によって大きく開きがあります。比較検討の際は、お住まいの地域のケーブルテレビ各社の公式サイト等で、標準的なプランの料金をご確認ください。
対して光テレビはテレビ単体で契約するのではなく、光回線のオプションとして契約する形になります。
月額費用については、光回線の費用に加えて月々1,000円程度と考えるとよいでしょう。そのほか、初期費用として、「テレビ視聴サービス登録料」や基本工事費がそれぞれ3,000円程度かかります。
- 集合住宅においては最大200Mbpsまたは100Mbpsとなる場合があります。通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
ちなみに本記事では、ネットの老舗BIGLOBEが提供する光回線を通して、地デジやBS/CSなどを視聴できる「BIGLOBE光テレビ」をおすすめしています。 気になる方は、公式サイトでポイントを確認してみてくださいね。
BIGLOBE光テレビについて詳しくみる光回線でテレビを観るメリット
光回線のメリットは、天候の影響を受けづらいことだけではありません。
通信速度が速くて遅延しづらい
「光回線でネットも、テレビも利用したら、回線が混むのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、基本的にそのようなことにはなりません。
- インターネット:IP方式
- テレビ:RF方式
同じ光回線を利用していても、このようにインターネットとテレビでは別の通信方式が採用されているので、互いに干渉しあうことがないためです。超高速通信が売りの光回線なら遅延が少なく安定した映像を楽しめます。
ネットとBS/CSの契約を一本化できる
ネットとBS/CSなどの有料放送をそれぞれ契約すると、当然ですがそれぞれに支払いが発生します。一方で、光回線でテレビを視聴し、あわせてBS/CSの契約をするのであれば、契約の一本化が可能です。
どちらの方が安くなるのかはインターネット接続サービスの契約内容にもよるため一概には言えませんが、まとめ割などが適用されるケースもあります。少なくとも、支払い先が1か所になることで管理はしやすくなります。
視聴できるチャンネル数が増える
光回線で視聴できるテレビは地上波だけではありません。サービスにもよりますが、光テレビの多くはBSデジタルやCS放送にも対応していて、映画やスポーツなどジャンルに特化したコンテンツが視聴可能です。
また、中にはさらに高画質な4Kや8K対応のサービスもあり、チャンネル数が増えるだけでなく、自宅にいながらよりリアルで、美しい映像を楽しめます。
アンテナがないので景観がすっきり
光回線でテレビを視聴するのに、アンテナを設置する必要はありません。これはアンテナの設置工事が不要になるということだけでなく、自宅の屋根や外壁にアンテナがないことで景観がすっきりすることも意味します。
「その程度の違いで?」と思われるかもしれませんが、一度でもアンテナがない状態を経験してしまうと、結構アンテナの存在は気になるものです。
4K・8K放送の高画質を楽しめる
光テレビの大きな魅力のひとつが、4K・8K放送への対応です。
従来の地上波放送と比べて、4Kは約4倍、8Kは約16倍もの解像度を誇ります。スポーツ中継では選手の表情や芝生の一本一本まで鮮明に映し出され、まるでスタジアムの現地にいるような臨場感を味わえます。映画やドラマも、映像の奥行きや色彩の豊かさがぐっと増すため、自宅にいながら映画館さながらの体験ができるでしょう。
光回線はデータの伝送容量が大きく、高解像度の映像を安定して届けられるため、4K・8Kコンテンツとの相性は抜群です。対応テレビさえあれば、面倒な設定なしに高画質の世界をより楽しめるということですね。
アンテナのメンテナンスが不要
屋外に設置する一般的なテレビアンテナは、台風や強風で傾いたり、経年劣化で受信状態が悪化したりすることがあり、定期的なメンテナンスが必要です。
アンテナの修理や交換には費用も手間もかかり、マンションなどの集合住宅では管理組合への相談が必要になるケースもあります。
一方、光テレビはアンテナを使わず、光回線を通じてテレビ信号を受信する仕組みです。
そのため、アンテナの設置工事や修理・交換といったメンテナンスとは無縁。より安定した映像を受信できるのも嬉しいポイントでしょう。
引越しの際も、光回線工事さえすれば、新居でアンテナ工事を手配する必要がなく、手続きがよりシンプルに済むというメリットもあります。
光回線でテレビを観るデメリット
ここまでメリットに注目してきましたが、光回線ならではのデメリットもあります。
対応エリア外の地域がある
日本における光回線の世帯カバー率はとても高くなっていますが、それでも100%というわけではありません。また、光回線は引いてあっても、契約できる事業者が限られる地域もあります。
気になる事業者、プランを見つけたら、まず事業者の公式ホームページや問い合わせ窓口からお住まいの地域が対象エリア内なのかを確認しましょう。
BIGLOBE光テレビの提供エリアをチェック!マンションでは設置不可の場合がある
戸建てであれば自分で事業者を選択できますが、マンションのような集合住宅では大家さんや管理会社が事業者を指定していることがあります。
ときには光回線の設置そのものが不可のケースもあるので、お住まいがマンションの方は規約がどのようになっているのか確認してみてください。
また、規約上問題なくとも、工事の必要がある場合には大家さんや管理会社に確認しておくと、退去時のトラブルに巻き込まれるリスクを減らせます。
- フレッツ・テレビ・BIGLOBE光テレビは、西日本エリアではマンションタイプでのご契約はできません。東日本エリアのマンションタイプは「光配線方式」の物件に限りご利用可能です(VDSL方式・LAN配線方式は不可)。また設備条件を満たしている場合でも、一部地域では提供エリア外となります。
回線のトラブルがテレビの不調に直結する
光テレビはインターネット回線を使ってテレビを視聴する仕組みのため、回線に何らかのトラブルが発生した場合、テレビも同時に映らなくなってしまいます。
アンテナテレビであれば、インターネットとテレビは独立しているため、ネットが使えなくてもテレビは普通に視聴できます。
光回線は非常に安定したサービスですが、工事や設備のメンテナンス、あるいは想定外の障害が発生するケースもゼロではありません。
「大事なスポーツ中継の日に限って映らない」といった事態を避けるためにも、契約前にプロバイダのサポート体制や障害時の対応方針を確認しておくと安心です。
解約や乗り換えに手間がかかる
光テレビは、光回線やプロバイダとセットで契約するサービスです。
そのため、引越しや乗り換えを検討する際には、インターネット回線とテレビサービスの両方を見直す必要があり、手続きが複雑になりがちです。
また、契約期間の縛りが設けられているケースも多く、解約のタイミングによっては違約金が発生することもあります。契約を結ぶ前に、解約条件や最低利用期間についてしっかり確認しておくことが大切です。
光テレビとアンテナテレビはどっちがいい?
光テレビとアンテナテレビは、それぞれに強みが異なります。どちらが合っているかは、住まいの環境や視聴スタイルによって変わるでしょう。
まずアンテナテレビは、初期費用こそアンテナ設置工事が必要なものの、月々の視聴料がかからないケースが多いため、長期的にはコストを抑えやすい選択肢です。
一方、光テレビはアンテナ工事が不要で、光回線と一緒にまとめて契約できる手軽さが魅力。4K・8K対応チャンネルを楽しみたい方や、すでに光回線を契約していてセットでお得に利用したい方には、光テレビが向いているといえるでしょう。
光テレビの注意点
光テレビを契約する前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
対応エリアと建物の条件を確認する
光テレビは、光回線が引き込めるエリアであれば基本的に利用できますが、建物の構造によっては工事が難しいケースもあります。
特に築年数の古いマンションや、管理規約の厳しい集合住宅では、工事の許可が得られないこともあるため、事前に確認が必要です。
対応テレビや機器をチェックする
4K・8K放送を楽しむには、対応テレビと専用チューナーが必要になります。手持ちのテレビが非対応の場合は、機器の買い替えも視野に入れておきましょう。
月額費用の内訳を把握する
光テレビは、光回線の月額料金にテレビサービスの利用料が加わります。
チャンネルのプランによって料金が変わるケースも多いため、契約前に月々のトータル費用をしっかり試算しておきましょう。
光回線で快適なテレビ環境を楽しもう!
今回は、光回線でテレビを視聴できることについてまとめてきました。
これまでのアンテナに比べて、光回線なら天候の影響を受けづらく、サービスによっては気軽に視聴できるチャンネル数を増やすことができます。
快適な環境でテレビを楽しみたい方はぜひ、光テレビを検討してみてください。
おすすめは「BIGLOBE光テレビ」
最後に、光回線でテレビを視聴したい方におすすめのサービスをご紹介します。それが、「BIGLOBE光テレビ」です。
「BIGLOBE光テレビ」とは?
「BIGLOBE光テレビ」とはネットの老舗BIGLOBEが提供する光回線を通して、地デジやBS/CSなどを視聴できる光テレビサービスです。
「BIGLOBE光テレビ」がおすすめな理由
「BIGLOBE光テレビ」の魅力のひとつが、対応する番組数が豊富なこと。
とくにBSデジタル放送ではスポーツや映画、アニメなどの専門チャンネルをはじめ全30チャンネル(有料放送16チャンネルを含め)を視聴可能です。
また、今あるテレビにCSチューナーが内蔵されていれば、スカパー!と別途契約(有料)するだけで、CSデジタル放送も受信できるようになります。
さらに、お持ちのテレビまたはチューナーが新4K8K衛星放送に対応しているのなら、臨場感あふれる4K8Kの映像(一部有料)を気軽に楽しめるのです。
よくある質問
光回線でテレビは見られる?
光回線でテレビを見ることは可能です。光回線の契約に加え、オプションで光テレビの申し込みが必要です。また、光回線を契約していても、別途工事が必要になります。
光テレビで地上波は見られる?
光テレビでは地上波デジタル放送(地デジ)はもちろん、BS、CS放送も見ることができます。
光回線のテレビって何?
光回線のテレビとは、インターネットの光回線を利用して、地上波デジタル、BS、CS放送を見ることができるというものです。テレビ自体はアンテナを使って視聴するものと同じ「普通のテレビ」がそのまま使えます。
まとめ
光テレビは、インターネットの光回線を利用して視聴するテレビ。もともとお持ちのテレビをそのまま使えて、光回線を契約している(またはこれからする予定の)人であれば、ケーブルテレビと比較しても安価で視聴することができます。また、アンテナが不要になるというメリットもあります。
インターネットの光回線と合わせてぜひご検討ください。

Contributor 堀本一徳













