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Androidのバッテリーを長持ちさせるには?充電が減る4つの原因とその対策

Androidのバッテリーを長持ちさせるには?充電が減る4つの原因とその対策

TROUBLE

2022/01/13

けいろー
※本記事は作成時点の内容です。
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日常的に使うスマートフォンで無視できない問題のひとつに、「バッテリー(充電)」があります。

 

最近は比較的安価な端末でもバッテリーが長持ちするようになり、出先で充電する必要のある「コンセント難民」のような話もあまり聞かなくなったように思います。

 

とはいえ、バッテリーもスマホ本体も消耗品。毎日使い続けていれば、どうしてもバッテリーの減るスピードは早くなります。
モバイルバッテリーに頼らず、バッテリーの寿命を延ばすには、どうすればいいのでしょうか。

 

本記事では、特にAndroidスマートフォンについて、バッテリーの減りが早くなってしまう原因とその対策を紹介します。

原因①「複数のアプリをバックグラウンドで起動している」

スマートフォンは「アプリ」を使って何らかの操作を行います。

 

カメラアプリで写真を撮ったり、ブラウザアプリで調べごとをしたり、SNSアプリで写真や呟きを投稿したり、ゲームアプリで遊んだり。これらのアプリを動かすにあたっては、当然ながらバッテリーの電力を消費します。

 

中でも最新のハイクオリティなゲームアプリは、少し動かすだけでも著しくバッテリーを消費します。他にも、データ通信量の多い動画アプリ、常に最新情報を読み込んで表示するSNSアプリなども、それなりにバッテリーを使うと言えるでしょう。

 

もちろん、バッテリーを消費するのはそのような「重い」アプリだけではありません。動作が比較的「軽い」タイプのアプリでも、終了せずにバックグラウンドで起動したままだと、常にバッテリーを消費してしまうため注意が必要です。

対策①「使わないアプリは終了させる」

この場合の対策はシンプルです。バックグラウンドで動作させる必要のない、使っていないアプリは、こまめに終了させること。それだけでも、バッテリーの消耗を抑えることができます。

 

電子機器はちょっとした操作でも電力を消費しますし、逆にスリープ状態であれば、消費電力は最小限に抑えられます。ですので、「なるべく無駄に動作させないようにする」ことが、バッテリーを長持ちさせる基本条件と言えるでしょう。

原因②「通知・GPS・Wi-Fi・Bluetoothなどが常にONになっている」

スマートフォンにおいて、バッテリーを消耗するのはアプリだけではありません。

 

電話やメッセージ、メールやSNS、ニュース速報や天気予報など、画面の上部に表示される「プッシュ通知」もバッテリーの消耗につながります。

 

また、位置情報を取得するGPS、インターネットに接続するためのWi-Fi、イヤホンやキーボードとつなぐBluetoothなどの各種設定も同様です。
もし接続していないとしても、それらの設定が常にONの状態だとバッテリーの消耗は早くなります。

対策②「必要に応じて使わないものはOFFにする」

こちらの対策も①と同様に、「必要に応じて使わないものはOFFにする」ことで、無駄にバッテリーを消耗することを避けられます。

 

もちろん、いずれも普段から必要な機能ですが、常にONにしなくて良いものもあります。

 

必要最小限のお知らせ以外の、わずらわしい通知は切ってしまう。マップを起動するとき以外はGPSをOFFにする。街中でも無駄にWi-Fiとつながらないよう、歩いている最中は切ってしまう。使うとき以外は、Bluetooth設定をOFFにする。

 

これだけでも、バッテリーの消耗を確実に抑えることができます。

原因③「操作音やアラーム音が出る設定にしている」

画面に表示される動作のみならず、スマートフォンから発せられる「音」もバッテリーの電力を消費します。

 

中でも曲者なのが、画面をタップしたときに出る操作音。特に端末を新しく買い替えたばかりだと、キーボード入力音がデフォルトでONになっている場合がしばしばあります。
あの操作音が、実は意外とバッテリーを消耗するのです。

対策③「必要がなければ『音』の出る設定は最小限にする」

初めてスマートフォンを使う子供やお年寄りであれば、慣れるまでは操作音があったほうがいいかもしれません。

ですが、もし特に必要性を感じていないのであれば、「音」の設定を見直すだけでもバッテリーの消耗を抑えられます。

 

ちなみに、バイブレーションも同様にバッテリーを消費しますので、あわせて設定を見直してみてはいかがでしょうか。

原因④「バッテリーが劣化している」

スマートフォンもバッテリーも消耗品。使い続けていればどうしても劣化してきますし、年を経るごとにバッテリーの消耗も早くなります。

 

また、普通に使っていてもバッテリーは劣化しますが、使い方によってはさらに劣化を早めてしまうケースもあるので注意が必要です。

 

たとえば、高温もしくは低温の環境下で長時間使っている場合。
わかりやすいのは夏場ですね。炎天下でスマホを使い続けていて、「普段よりもバッテリーが早く減っているような……?」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

あるいは、直射日光の当たる場所に放置してしまったり、逆に真冬の氷点下の環境で置きっぱなしにしてしまったり。
それだけでもバッテリーの劣化は早まる傾向にありますし、最悪の場合、スマホが故障してしまう可能性もあります。

対策④「適切な環境で使う/端末を買い換える」

対策としては、バッテリーの劣化を早めるような使い方をしないこと。まず何よりも、温度・気温に注意することです。

 

とはいえ、2〜3年も使っていれば、自然とバッテリーの消耗は早くなります。その場合は、バッテリーを交換できるタイプの端末であれば交換を、そうでない場合は、端末自体を買い換えるしかありません。

 

Androidスマホといえば、「約2年ごとに買い換えるもの」というスタンスで使っている人も多いかもしれません。一方で、最近はバッテリーの性能も向上しているのか、3年以上経ってもそれなりに使えるというイメージもあります。

 

ですが、それでも5年、10年と使い続けるのは困難と言わざるを得ません。バッテリーに限界がきたと感じたら、潔く買い換えるようにしましょう。

まとめ

以上、Androidスマートフォンについて、バッテリーの減りが早くなってしまう原因と、その対策を紹介しました。

 

すべての項目に共通して言えるのが、「なるべく無駄に動作させないようにする」こと。端末の設定を見直すことで、バッテリーの消耗はある程度は抑えられるはずです。

 

ちなみにAndroidには、端末のバッテリー使用状況を詳細にチェックできる項目があります。(端末によってチェックできる項目に差があります)

設定アプリから「電池」の項目を開いてみてください。ここでは、バッテリーセーバー機能の設定や、「電池が切れる推定時刻」「フル充電での推定待ち受け可能時間」といった情報を確認することができます。

さらに右上のメニューボタンから「電池使用量」をタップすると、前回のフル充電以降、どのアプリを起動して、それぞれどのくらいの電力を消費しているかを、アプリごとにチェックすることも可能です。

 

これらの項目をチェックすれば、自分がどのようにスマホを使っているかが可視化され、使い方を見直すきっかけになるはずです。

ぜひこの機会に、チェックしてみてはいかがでしょうか。

Contributor

けいろー

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。

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