デザイン性を重視したミドルクラスのHUAWEIの新モデル novaシリーズ。その第一弾となるHUAWEI nova が、ついに日本でも発売開始となりました!
「海外で発表されたときからずっと気になっていたんですよね~」ってことで、早速レビューしていきます。(同時に発売されたnova liteの記事はこちらから)
気になるHUAWEI novaのスペック
HUAWEI nova は、デュアルスタンバイ(LTE/3G)ができるということで、同じ機能を持つZenFone 3・Moto G4 Plusと比較してみました。
目次
HUAWEI nova、ZenFone 3、Moto G4 Plusのスペック比較
製品名 |
HUAWEI nova
|
ZenFone 3
|
Moto G4 Plus |
---|---|---|---|
発売日 | 2017年2月24日 | 2016年10月7日 | 2016年7月22日 |
OS | Android 6.0 | Android 6.0 | Android 6.0 |
ディスプレイ |
5.0型IPS液晶 (LEDバックライト) |
5.2型ワイド TFTカラータッチ スクリーン Super IPS+液晶 (LEDバックライト) |
5.5型液晶 |
解像度 | 1,920×1,080ドット (フルHD) | 1,920×1,080ドット (フルHD) | 1,920×1,080ドット (フルHD) |
プロセッサ |
Qualcomm Snapdragon 625 (オクタコアCPU) 2.0GHz |
Qualcomm Snapdragon 625 (オクタコアCPU) 2.0 GHz |
Qualcomm Snapdragon 617 (オクタコアCPU) 1.5GHz |
RAM | 3GB | 3GB | 3GB |
内臓ストレージ | 32GB | 32GB | 32GB |
外部メモリ(micro SDメモリーカード) |
最大128GB | 最大2TB | 最大128GB |
背面カメラ | 1,200万画素 | 1,600万画素 | 1,600万画素 |
前面カメラ | 800万画素 | 800万画素 | 500万画素 |
ネットワーク 周波数帯(LTE) |
B1/B3/B5/B7/B8 /B18/B19/B28/B38/B40 |
B1/B2/B3/B5/B7/B8 /B18/B19/B26/B28/B38 /B39/B40/B41 |
B1/B2/B5/B7/B8 /B19/B20/B28/B40 |
ネットワーク 周波数帯(W-CDMA) |
B1/B5/B6/B8/B19 | B1/B2/B5/B6/B8/B19 | B1/B2/B5/B8/B19 |
テザリング | 対応 | 対応 | 対応 |
無線LAN (WiFi) |
IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 4.1 |
GPS | 対応 | 対応 | 対応 |
センサー |
指紋センサー 近接センサー ジャイロスコープ 光センサー 電子コンパス 加速度センサー HALLセンサー |
指紋センター 近接センサー ジャイロスコープ 光センサー 磁気センサー 電子コンパス 加速度センサー RGBセンサー |
指紋センサー 近接センサー ジャイロスコープ 光センサー 加速度センサー |
バッテリー容量 | 3,020mAh | 2,650mAh | 3,000mAh |
本体サイズ | 高さ141.2mm×幅69.1mm×奥行き7.1mm | 高さ約146.8mm×幅約73.9mm×奥行き約7.69mm |
高さ約152.9mmm×幅幅約76.5mm×奥行き約7.87mm (カメラ部:9.78mm) |
重量 | 約146g | 約144g | 約157g |
SIMタイプ |
① nanoSIMスロット ② nanoSIMスロット※1 |
①microSIMスロット ②nanoSIMスロット※1 |
①microSIMスロット※2 ②microSIMスロット※2 |
デュアルスタンバイ(LTE/3G) | ○ | ○ | ○ |
BIGLOBEモバイル価格(税別)※3 | 37,680円 | 33,120円 | 35,760円 |
※1 nanoSIMカードとmicroSDカードは排他利用となるため、同時に使用することはできません。
※2 nanoSIMは純正アダプタで利用可能です。
※3 価格は2017年2月17日現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
モンスター級のスペックと言われたZenFone 3と比べても遜色ないスペックですね。
背面カメラの画素数/対応周波数の種類/センサーの種類/無線LANの機能などはZenFone 3に若干劣ってしまいますが、その代わりに、バッテリー容量が増え、価格もリーズナブルになっています。
また、ZenFone 3と比べて、大きさが一回り小さくなっているのも特長のひとつですね。幅が69.1mmとなっており、片手持ちしたいユーザーにぴったりのサイズ感です。
一方、Moto G4 Plusと比較すると、HUAWEI nova の方が若干高スペックです。
CPUの性能/対応周波数/センサーの種類はHUAWEI novaが、背面カメラの画素数/無線LANの機能は、Moto G4 Plusが勝っています。ただ、その中でも最も大きな差と言えるのが、SIMカードを挿すスロットの形状でしょうか?
HUAWEI novaはnanoSIMカードスロットの1つがmicroSDカードスロットと排他利用となるため、同時に使用することはできませんが、Moto G4 PlusはmicroSIMスロット×2※2、microSDスロットと3つあるので、すべて同時に使用することが可能です!
デュアルスタンバイと同時にmicroSDも使いたい!という方はMoto G4 Plus、最新機種で高スペックを求める方はHUAWEI novaがそれぞれ良さそうですね。
HUAWEI novaのフォトレビュー
正面
前面カメラは800万画素
背面
背面カメラは1200画素、カメラの右にLEDフラッシュ、背面上部に指紋センサー
前面斜め 右
右側面に音量ボタン。音量ボタンの下に電源ボタン
前面斜め 左
左側面にnano SIMカード×2 / microSDコンボカードスロット※
※ nanoSIMカードの1つとmicroSDカードは排他利用となるため、同時に使用することはできません。
HUAWEI novaを触ってみて
デザイン性にこだわったというHUAWEI novaですが、やっぱりスタイリッシュで格好良いですね!
全体的に丸みを帯びた形状で、角はダイヤモンドカットをされています。そのおかげか、実際に片手持ちしてみたところ、ストレスなく操作できました!(当方、身長170cmの男です)。
ZenFone 3のサイズでも何とか片手持ちできるんですが、操作のしやすさが全然違いますね~。
また、カメラ部分が出っ張ってないことで、よりスタイリッシュさが強調されています。デザインとしては、iPhoneに近いので、iPhoneユーザーの方にも、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
スペック、金額、デザイン(持ちやすさ)の観点でバランスが良い端末は、現時点ではHUAWEI nova。もちろん、ZenFone 3やMoto G4 Plusそれぞれにも特長があるので、ぜひこの機会に買い替えの検討を!