新入学シーズンとなり、4月から小学生になる子どもを持つ保護者の中には、連絡手段として携帯やスマホを検討されている方も多いでしょう。
最近は、保護者や家族が使っていた古いスマホに格安SIMを差して子どもに使わせるケースもあるようですが、その一方で「子どもにスマホを持たるのはちょっと……」と思われる方もいらっしゃると思います。
そこで、そんな方におすすめしたいのがキッズ携帯です。今回は、キッズ携帯が普通の携帯やスマホと何が違うのか、そのメリットなどについて紹介します。
目次
キッズ携帯の特徴
子ども用にカスタマイズされたキッズ携帯には、さまざまなメリットがあります。
キッズ携帯に搭載されれていることが多い主要な機能をご紹介します。
①子ども向けに特化した機能
キッズ携帯は、子どもが使いやすいようにカスタマイズされているだけでなく、子どもの安全を守る機能が備わっている点が大きな特徴です。
たとえば、文字入力をしやすくするために「あいうえお表」が準備されているため、まだ文字をきちんと覚えていない子どもでも十分対応できるようになっています。
一方、安全面では一般的なスマホ同様「GPS機能」によってキッズ携帯を持っている子どもの場所をいつでも把握できます。
さらに本体に「防犯ブザー」が付いているのも保護者としては安心できるポイント。
②機能制限で安心して使わせられる
子どもに携帯やスマホを持たせるうえで最も心配なのが、不適切なWebサイトの閲覧や、SNSやゲームアプリで不特定多数の人とコンタクトを取ることによってトラブルに巻き込まれてしまわないか…ということだと思います。
しかし、キッズ携帯であればネットはもちろん、カメラやアプリなどの使用も制限されているものがほとんどなので、安心して持たせることができますよ。
③料金もリーズナブル
通常、スマホの利用料金は、ドコモやau、ソフトバンクであれば5,000~10,000円程度かかると思いますが、キッズ携帯なら各キャリア毎月500円程度で済みます。
ただし、保護者(家族)が使っているスマホと同じキャリアといった条件がありますので、事前に確認するようにしましょう。
④発着信は電話帳に登録した番号のみ
もう一つ重要な特徴として、キッズ携帯は知らない人と連絡が取れない仕様になっており、その点でも安心して子どもに持たせられます。
⑤登録した番号のみ発信できる
キッズ携帯は、電話帳に登録済みの番号にしか発信できません。
したがって、知らない人に間違えて連絡してしまうこともありませんし、もし誤って発信した場合でも基本的には保護者や身近な人物ということなので、それほど心配する必要はないでしょう。
⑥登録外の番号からは着信はしない
キッズ携帯は、電話帳に登録されていない電話番号からの着信は受けられません。
普通の携帯やスマホの場合には、知らない電話番号から連絡がかかってくるケースもありますが、キッズ携帯であればそのような心配はいりません。
もちろん、携帯やスマホでも設定すればそのようにできますが、デフォルトで着信を制限できる点がメリットです。
小さな子どもにはキッズ携帯がおすすめ!
今回は、小さな子どもを持つ保護者向けに、キッズ携帯の紹介をしました。面倒な設定を行わず、かつリーズナブルなキッズ携帯はコスパも最高です。これを機会に、ぜひ検討してみてください。