スマホは電話はもちろんメールや写真、音楽などただ使うだけでもとても便利なツールですが、実はちょっとしたアイディアをプラスするだけでより便利な使い方ができるんです。
ここではスマホで簡単にできる、ユニークなライフハック術をご紹介しましょう。
目次
グラスがスピーカーの代わりに
いくらコンパクトとはいえ、携帯用スピーカーをつねに持ち歩くのは大変です。
そこで試してみたいのが「ガラス製の器」。
グラスやカップなど、ガラス製の器の中にスマホを入れるだけです。スマホからそのまま音を流すよりも、ガラス製の器の中からの方が音が拡声されます。
お花見やキャンプなど、ちょっとした場面で音楽を楽しむのによさそうです。
ちなみに、我が家にはスマホが入るサイズのグラスがなかったので、紅茶をいれるガラス製のポットで試してみました。思いのほか音が響いていい感じです。
ただ、周りに人がいると音が迷惑になるかもしれないので注意しましょう。
水滴でマクロレンズに早変わり
スマホのカメラは基本的に「広角」なので、「マクロ(接写)」は苦手です。
そこで、ぜひ試してもらいたいのが「水滴」。
スマホのレンズに水滴を1滴落とすだけ。たったこれだけでマクロに対応できます。
お花や昆虫のような、少し近寄って大きく写したい被写体を撮るのに便利です。
我が家にあった紅茶の容器を接写(レンズとの距離1.5cm)してみました。
▼そのまま近寄っても、何が写っているのかさっぱり分かりませんが……。
▼レンズに水滴を落とした、即席マクロレンズだとここまで綺麗に写りました。
ただ、スマホのなかには非防水の機種もあるので、試す前には確認しましょう。
ヘッドフォンがリモートシャッターに
スマホは自撮りに便利なツールですが、手持ちだと手ブレしやすいのが難点です。
そこで、ぜひ試してもらいたいのが「イヤホン」。
iPhoneの場合、Apple純正のイヤホンをiPhoneに挿すだけで、実は「リモートシャッター」として使えます。イヤホンのコントローラー部分を押すと、シャッターが切れるんです。
今回は先ほどのマクロ撮影の際に、このイヤホンのリモートシャッターも試してみました。スマホ用の三脚があればよりしっかりと手ブレを防げます。
また、Androidでも音量ボタンでシャッターが切れる機種やカメラアプリであれば、同様のことができます。
水の入ったボトルで簡易ランプに
スマホのLEDライトはとても明るいのですが、基本的に一方向しか照らせません。
そこで、ぜひ試してもらいたいのが「ペットボトル」。
ペットボトルに水を入れて、スマホのLEDライトの上に乗せるだけ。これだけでLEDライトの明かりがペットボトルの中で拡散して、電球のようになります。
停電のときや、広範囲に照らしたいときなどに知っておくと役立ちそうです。
今回は無色透明の水を使いましたが、色水を使うと色ライトを楽しめます。薄めの色を入れれば、ぽうっとした雰囲気のある明かりになることでしょう。
ペンとアルミホイルで簡易タッチペンに
スマホに直接絵を描けるアプリなどありますが、指先だと細かな作業が大変です。
そこで、ぜひ試してみてほしいのが「ペンとアルミホイル」。
ペンの先にアルミホイルを巻きつけると、「簡易タッチペン」ができるんです。
アルミホイルはどこの家庭にもある普通のもの。ペンには鉛筆を使ってみました。
作り方はとても簡単で、このようにペンにアルミホイルを巻きつけるだけです。
ただ、スマホは画面の保護加工がしっかりしているので大抵は大丈夫ですが、中にはアルミホイルで傷つくものがあるので試すときは自己責任でお願いします。
ライフハック術をいろいろ試してみよう!
今回は、スマホを使ったライフハック術をご紹介してきました。
スマホはそのままでも十分に便利なツールですが、日常にある道具とちょっとしたアイディアを組み合わせると、さらに便利で楽しい使い方ができます。
お金をかけずに気軽に試せるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
なお、登場したライフハック術の他にも、世間では様々なライフハック術があるので興味のある方は調べてみたり、自分で考案してみても楽しいでしょう。