ガラケーやスマホでインターネット通信をするときには、これまで「パケット通信量」をもとに通信料を計算していました。しかし、スマホの料金プランでは、データ通信量の単位にMB(メガバイト)やGB(ギガバイト)が使用されています。それらはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、パケットとデータ通信量の基本について、みていきましょう。
目次
パケットとは?データ通信量の基本
パケットとはデータを一定の容量ごとに区切った小さなまとまりのことで、1パケットは128バイトに相当します。
この「パケット」という単位は、ガラケーが主流だった3G回線で主に使われていました。現在では、4G回線がメインとなり、高速かつ大容量のデータ通信が可能になってきたため、より大きいデータ通信量を表現できるMBやGBの「バイト」という単位を使用するようになりました。
しかし、今でも料金プラン内に「パケット通信量」や「パケット定額」といった「パケット」という単位表記も見かけることがあります。
パケット通信の料金と注意したいプラン選択
1パケットあたりの通信料金の目安は0.1~1円程度。
「1GB」と聞くと、普段定額で使っているスマホの通信量で考えると大した数字ではないですよね。でも、1パケット当たり0.1円で1GB使ったと想定して単純計算すると、なんと83万8,860円になります。
実は、筆者はauの「VKプランS」という料金プランでガラホを運用しており、基本的にはLTE回線を使っていません。しかし、災害用伝言版を設定するために一時的にデータ通信をしなければならず、ほんの数分データ通信をして数ページWEBを開いただけで、1,500円のデータ通信料金がかかりました。
パケット定額の「ダブル定額(ケータイ)」に加入していれば、500円で済むところを、加入せずに使用したため1KB当たり0.6円となり、結果1,500円請求されることになってしまいました。
ほんの少しでもデータ通信を使用するのであれば、定額サービスを使う方がより安心ですし、経済的です。
自分にぴったりのデータ容量を選ぼう!
ガラホやスマホでインターネットを快適に使うには、自分にぴったりのプランを選ぶことがポイントです。まずは自分が普段使っているデータ通信量を把握して、自分に最適なプランを選びましょう。
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※本記事の内容は、2019年6月7日現在の情報です。