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最近では、インターネットはライフラインの一部といえるほど不可欠なものとなりました。特に在宅勤務やオンライン授業が当たり前になった今、「ネットがつながらない」という状況は、思った以上に深刻な問題を引き起こします。
例えば、オンライン会議の途中で接続が切れてしまったり、取引先への連絡ができなくなったりすれば、仕事に大きな支障をきたします。家庭においても、子どもの学習や動画視聴、スマート家電の操作など、さまざまな場面でインターネットが欠かせません。
どれだけ信頼性の高い回線であっても、一時的に使えなくなる可能性があります。回線設備の不具合による通信障害や、夜間や週末といった利用が集中する時間帯に起こる通信速度の低下など、さまざまなトラブルが起こり得ます。また、定期的なメンテナンスによって、予告された時間帯に回線が停止することもあります。
メイン回線だけでは、万が一のときにインターネットが使えないというリスクが避けられません。そこで、メイン回線だけでなく、サブ回線を用意しておくことでそのようなリスクを分散させることができます。
サブ回線を用意する3つのメリット
メイン回線とは別でサブ回線を用意すると、いくつかメリットがあります。以下でサブ回線を用意する3つのメリットについてみていきましょう。
1. 外出先でも使えるモバイル回線なら柔軟に活用できる
サブ回線としてモバイル回線を選べば、自宅だけでなく外出先でもインターネットを利用できるようになります。カフェでの作業や移動中など、場所を選ばずにインターネットに接続できるため、非常に柔軟な使い方ができます。
2. 回線障害時のバックアップに
メイン回線に障害が発生した場合でも、サブ回線があればインターネット接続を維持できます。オンライン会議が中断されたり、重要な情報にアクセスできなくなったりする事態を避けることができます。
3. 災害時の非常通信手段としても
地震や台風などの災害時には、固定回線が利用できなくなることがあります。災害時はインターネット回線そのものが使えなくなる可能性が高いですが、通信網の異なるインターネット回線を選ぶことで、通信が維持できる可能性が高まります。インターネットが利用できれば、情報収集や安否確認など、非常時の通信手段としてとても役立ちます。
サブ回線におすすめのインターネット回線
サブ回線としておすすめなのは、どのような回線でしょうか。以下でサブ回線のおすすめのインターネット回線についてみていきましょう。
モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)
モバイルWi-Fiは、持ち運びが可能なWi-Fiルーターです。工事不要で、届いたその日から利用でき、複数のデバイスを同時に接続できます。データ容量や速度によって、いくつかプランがあるため、自分の利用状況に合わせて選べるのもメリットです。
メインは固定回線を使用し、外出先等はサブ回線としてモバイルWi-Fiを活用すると、どちらのメリットも得られつつ、どちらか一方が使えないときでも、もう一方で補うことができます。
格安SIMでスマートフォンのテザリング
サブ回線として、格安SIMを契約し、スマートフォン(以下、スマホ)のテザリング機能を利用するのもひとつです。新たに機器を購入する必要がなく、手軽に始められます。ただし、スマホのバッテリー消費が激しくなったり、料金プランごとにデータ容量が決められている場合がほとんどとなっています。
光回線は複数回線契約できる?
光回線を複数契約することも、可能となっています。例えば、二世帯住宅や事業兼用の住居になっていて、それぞれ請求を分けたい場合などには有効です。しかし、サブ回線として利用することを想定すると、メイン回線と同じ回線を利用した場合、大規模な障害時には同時に使えなくなる可能性もあり、メリットが少ないため現実的ではありません。また、複数契約すると、それぞれの回線で月額料金や工事費等がかかるため、費用負担が大きくなります。
サブ回線を選ぶときのポイント
サブ回線を選ぶ際、いくつか押さえておきたいポイントがあります。以下で、サブ回線を選ぶときのポイントを確認しましょう。
通信速度と容量
サブ回線をどのように使うかによって、必要な通信速度とデータ容量は異なります。スポットで利用するかどうか、1カ月で必要なデータ通信量はどれくらいかを想定しておき、適切なプランを選ぶのがポイントです。
例えば、動画視聴やオンラインゲームなどを行う場合は高速で大容量のプランが、メールやウェブ閲覧が主な場合は低速でも問題ない場合があります。また、できるだけメイン回線とは別のサービス回線事業会社を選ぶと良いでしょう。
料金
サブ回線はメイン回線の補助的な役割なので、できるだけ料金を抑えたいと考える人が多いのではないでしょうか。毎月の月額料金だけでなく、初期費用や端末代なども含めて比較検討するのがポイントです。
手軽にサブ回線を導入したい場合は、1台のスマホに2つのSIMカードを搭載できる「デュアルSIM」や、物理的なSIMカードが不要な「eSIM」の機能が搭載されたスマホで、別回線の格安SIMを設定するのもひとつです。
契約期間や解約金の有無
多くのモバイル回線では、最低利用期間というものは特に設けられていません。しかし、1年以内に解約すると解約事務手数料が発生する、といった一定条件のもとで手数料や解除料が発生することがあるため、事前に確認しておきましょう。契約期間の縛りがないプランや、短期で利用できるプランを選ぶ のもひとつの方法です。
サブ回線導入の注意点
サブ回線を導入する際、いくつか注意しておきたい点があります。まず、実際にはあまり使わないまま、毎月の料金だけが発生してしまうというケースが少なくありません。そのため、自分のライフスタイルや利用シーンに合った最低限のスペックやプランを選ぶことが大切です。
また、メイン回線と同じ通信キャリアの回線をサブとして選んでしまうと、通信障害時に両方の回線が同時に使えなくなる可能性があります。できる限り、異なる通信会社のサービスを選ぶことで、リスク分散につながります。
よくある質問
サブ回線に関するよくある質問をまとめました。
サブ回線を持つメリットは?
サブ回線を設ける主なメリットとしては、まずメイン回線に何らかの障害が発生した場合のバックアップ回線として機能することが挙げられます。インターネットが利用できなくなる時間を最小限に抑え、業務や日常生活への影響を軽減できます。
さらに、サブ回線は外出先でのインターネット利用にも役立ちます。例えば、モバイルWi-Fiルーターなどを契約することで、カフェや移動中の電車内など、さまざまな場所で通信容量を気にせずにインターネットが接続できます。
複数回線を契約するデメリットは?
月額料金や初期費用など、費用負担が増える点がデメリットとして挙げられます。また、必要な機器が増えるほど、持ち歩くものが多くなったり、バッテリーの残量に注意する必要があります。
おすすめのサブ回線は?
外出先での利用や自宅でのサブ回線として、導入の手軽さや通信容量をそれほど気にせず利用できることなどを考えると、WiMAXなどがの展開するモバイルWi-Fiがおすすめです。万が一、自宅の固定回線が使えなくなったときでも、モバイルWi-Fiであれば、通信容量に制限がないプランもあるため、サブ回線として大いに役立ちます。
サブ回線を活用するとさらに安心
サブ回線を準備しておくことは、メイン回線が利用できなくなった際の安心感や、外出先での利便性向上など、メリットがあります。モバイルWi-Fiや格安SIMのテザリングなど、用途や予算に合わせてさまざまな選択肢がありますので、ぜひご自身のライフスタイルに合ったサブ回線を検討してみてはいかがでしょうか。
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