1. 格安SIM/スマホ TOP
  2. しむぐらし
  3. インターネット契約を見直したい!自分に合ったネット環境に整えよう

インターネット契約を見直したい!自分に合ったネット環境に整えよう

インターネット契約を見直したい!自分に合ったネット環境に整えよう

生活インフラの一部となったインターネット。技術の進歩とともに、以前より低価格でも高速通信可能なインターネットプランが登場してきています。では、契約中のインターネットプランを見直したほうが良いのでしょうか。見直す必要があるなら、いつ見直したら良いのでしょうか。

 

今回は、インターネット契約(プロバイダと回線事業者の両方を合わせたものの意)の見直しのタイミング、また見直しの際のポイントをまとめました。

今のネットプランを確認しよう

見直すべきかどうかを見極めるのに必要なのが、契約中のインターネット回線を確認しておくことです。利用料金の請求書、またはプロバイダとの契約書でチェックしましょう。

大まかに分けて、現在は3種類の回線が存在しています。

光回線

FTTH(Fiber To The Home)とも呼ばれる光ファイバーケーブルをデータ通信に使うインターネット通信網で、現在、固定回線では主流になっている回線です。データ通信速度を1Gbps(1秒間に1GB≒1000MBのデータを送受信する)とするサービスが多く、最近ではさらに高速の10Gbpsをうたうサービスもあります。1Gbpsの場合、実際の通信速度は200Mbpsから300Mbps程度のケースが多いです。

 

光ファイバーケーブルを物理的に接続するため、モバイルデータ通信に比べ、電波の影響を受けにくく、ノイズの影響も受けにくい安定した通信を行えるというメリットがあります。

 

ケーブルを物理的に接続するので、開通時に工事が必要なのが難点です。工事日に自宅にいなければならない、工事費用がかかるといった制約があるからです。

 

とはいえ、光ファイバーケーブルの通信速度は、あくまでも理論上ですが100Tbps(1TB≒1000GBなので、1秒間に10万GBのデータの送受信)は可能だといわれています。まだまだ発展する余地のある回線というわけです。

▲1GBプランの光回線を契約している我が家では、ほとんどの場合、上り下りともに300Mbps程度の速度で通信しています

光回線がオススメの人

自宅でインターネットを楽しむ場合、基本的に光回線がストレスなく使えるので望ましいですが、以下の方は特にオススメです。

 

  • 高画質で動画視聴をする人
  • わずかな遅れがクリティカルになるオンライン対戦ゲームをする人
  • オンライン会議をする機会の多いリモートワーカー
  • 自宅にサーバーまたは自前クラウドストレージを設置している人
  • 自宅にスマート家電の多い人

モバイル回線

携帯電話基地局の電波を利用したインターネット回線が、モバイル回線です。自宅に据え置きで使用する「ホームルーター」と、持ち歩いて使える「モバイルルーター」があり、どちらも工事不要。ホームルーターもモバイルルーターもインターネット利用料に端末のレンタル代金やリース代金が含まれている、もしくは無料で貸し出しているケースが多いため、契約と同時に使い始められる気軽さがあります。

 

とはいえ、4Gエリアの地域では通信速度が100Mbps程度しか出ない場合があるなど、地域よって通信速度に差が生じてしまうこと、通信の混雑する時間帯では予想以上の遅延が見られること、ノイズや他電波の影響を受けやすいなどのデメリットがあります。

 

プロバイダによっては、通信容量の上限を設けているところもあるので、モバイル回線を選ぶ際には、“通信し放題”プランがあるかどうかを確認しておきたいですね。

▲モバイル回線でも、場所によってはかなり高速な通信を行なえます。住んでいる地域と、回線速度、価格などを勘案して見直したいものです

モバイル回線がオススメの人

モバイル回線は、下記のような方にオススメです。

 

  • 引っ越しの多い人
  • 工事の立ち会いをするなどの面倒を避けたい人
  • 建設現場などの一時的に使用する事務所
  • インターネットをあまり使わないひとり暮らしの人
  • 自宅で過ごす時間の短い人
  • スマホのデータ容量の制限を受けたくない人(モバイルルーターがオススメ)

CATV回線

テレビ放送に利用するメタル製の同軸ケーブルまたは光ファイバーケーブルを利用してデジタル通信を行なうのがCATV回線(ケーブルテレビ回線)です。マンションやアパートなど集合住宅で工事済みのことが多く、そのような場合だと、比較的利用料が抑えられているという魅力があります。

 

また、CATV事業者が提供しているため、地上デジタル放送のみならず、BSデジタル放送やオリジナルテレビなど、さまざまなコンテンツを視聴できるというメリットもあります。さらに、光回線設備がなくてもCATV事業者があるという地域もあります。住んでいる場所を問わず導入できるというのもメリットの1つといえます。

 

ただしデメリットもあります。それは同軸ケーブルを通信に使うプランでは、データ通信速度、特にアップロード速度が遅い場合があるというものです。撮影した写真をクラウドストレージにアップしたい、添付ファイル付きメールをひんぱんに送信する、という場合には注意が必要です。

CATV回線がオススメの人

CATV回線がオススメなのは、以下の方です。

 

  • PCを持っておらず、自宅ではスマホとWi-Fiルーターを接続してインターネットを利用したい人
  • ケーブルテレビでしか見られないテレビ番組を見たい人
  • 画像や動画のアップロードを積極的に行なっていない人

インターネットの契約はいつ見直せばいい?

インターネット契約の見直しタイミングに適しているのは以下のような場合でしょう。

 

  1. 契約更新時
  2. 引っ越し
  3. 端末購入時
  4. 仕事環境の変化

 

それぞれ細かく見ていきましょう。

契約更新時

インターネット契約には、プロバイダと回線事業者との契約が必要です(最近では、契約事業者を1本化することが増えています)。携帯電話契約時と同じように、2年縛り、3年縛りといった契約期間が設けられており、その期間内、もしくはその期間を過ぎて次の契約期間に突入してしまってから解約すると、違約金のかかる場合があります。

 

そのため、契約更新時はインターネット契約の見直しにベストなタイミングというわけです。

引っ越し

「CATV回線しかない地域に住んでいるが、転居先には光回線網がある」「電波状況の良い地域に引っ越す」など、引っ越しはインターネット契約の見直しをするのに良いタイミングだといえます。

 

転居時に、インターネット契約をしている事業者に住所変更届を出す必要があるため、「同じ手間なら、この機会にプロバイダや回線事業者を新しくしてもいいかもしれない」と考える人も多そうです。

端末購入時

これまでタブレットやスマホしか使っていなかったが、子どもの進学と同時に学校で使うPCを購入した、スマート家電を導入したなど、通信速度や同時接続台数に、よりスペックの高さが求められるようになった場合、これまで契約していたインターネット事業者では不足があるかもしれません。例えば、モバイル回線をモバイルルーターで利用している場合、同時接続台数が足りない、ホームルーターを使っているが有線接続が1台までしか行なえない、などの場合です。

 

また、スマホよりデータ使用量の多い端末を購入した場合、通信速度で不満が生じるかもしれません。このようなときも、契約を見直すと良いでしょう。

▲36の端末が1つのWi-Fiルーターに同時接続している状態。インターネット事業者からレンタルしているWi-Fiルーターの同時接続数が少ない場合、契約を見直したほうが良いかもしれません

仕事環境の変化

COVID-19の影響によりリモートワークをしていた人、逆にこれから就業規則にリモートワークを標準とすると定められた人などは、インターネット契約を見直したほうが良い場合があります。

 

自宅で仕事をするために光回線を導入したが、毎日オフィスに行くことになったので、固定回線が不要になった、もしくはもう少し安価な回線でも良くなった、という人もいるでしょうし、その逆もあるからです。

インターネット契約を見直すポイントは?

インターネット回線が速ければ速いほど価格も上がっていくので、“Too Much”になるのは避けたいところ。とはいえ、安かろう悪かろうでは、払っている利用料がもったいないのも事実です。

 

まず、今、または近い将来に必要になる通信品質と速度を見極めましょう。見直した結果、今のままでも問題ないということもあるでしょうし、解約して別の事業者と契約したほうがいいという結論に達することもあるかもしれません。

 

通信速度や品質について考えたら、次は料金です。利用料の中には、Wi-Fiルーターやモデムのレンタル料、セキュリティ対策費が含まれています。また解約時に違約金がかかるかどうかもチェックしたいですね。

 

単体で見ると利用料が高いと感じるインターネット事業者でも、使っているスマホのキャリアや電気、ガス事業者などにより、割引料金が適用されることがあります。また、お得なキャンペーンを実施していることもあるでしょう。組み合わせによっては、今より通信速度が上がるのに、利用料が抑えられる、ということも充分あり得ます。しっかりチェックして、お得なインターネットライフを送りたいですね。

 

スピードもコスパもかなうビッグローブ光

 

さまざまなシーンでインターネット契約の見直しタイミングが生まれますが、できれば乗り換え先のインターネットは速くて安いほうがいい、しかも引っ越しのたびに工事費を払いたくない、と考えることでしょう。

 

ビッグローブ光であれば、10ギガプランでも特典利用でマンションタイプが1年間4,378円(税込)から使え、さらに契約中のスマホによっては1,000円引きのセット割を利用できます。引越し時の移転工事費も3年プランなら無料*1、2年プランなら実質無料*2なので、会社都合で住まいがすぐに変わるかもしれないという場合でも費用の心配がいりません(2024年3月時点の情報です)。

 

せっかく見直すのなら、長く付き合えるインターネット事業者と契約したいですね。

 

▲ビッグローブ光 10ギガの提供エリアはこちらから

 

*1 土日祝日工事追加費用、ビッグローブ光電話工事費、ビッグローブ光テレビ工事費、特別な工事が必要な場合の追加工事費を除く。
*2 移転工事費一括払いの場合。BIGLOBE利用料金から移転工事費相当額を値引きます(繰り越しあり)。

 

 

Contributor

渡辺まりか

デジタルガジェットをこよなく愛するフリーライター。専門学校で約10年の講師経験あり。小型船舶操縦士免許2級、乗馬5級、普通自動二輪免許など趣味多し。

次に読むNEXT

特集FEATURE

特集一覧

お困りのことはありませんか?