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格安SIMでiPhoneを使うとどれくらいおトクになる?
格安SIMをキャリアのSIMカードの替わりに差し込むことで、今まで使っているスマホはそのままで通信料金が抑えられます。
これは、大手キャリアで2021年3月から提供開始の「20GBで2,728円~2,970円(税込)」という低価格プランと比較してもまだ格安SIMの方が安くなっています。
スマホ利用者の毎月の通信量は約6割の方が3GB以下*となっており、20GBという容量は多くの方には余ってしまいます。このため、格安SIMで自分の利用量にあった最適なプランを利用することで、通信料金を抑えることができます。
iPhoneを格安SIMで使う方法
iPhoneを格安SIMで使う方法には、以下3つの方法があります。
1.今使っているiPhoneに格安SIMを挿して使う
キャリアで購入したiPhoneでも、格安SIMの回線との相性によっては、SIMロック解除不要でそのまま使うことができます。
例えば、ドコモで購入したiPhoneの場合、格安SIMがNTTドコモ回線(タイプD)であれば、SIMロック解除不要で利用できます。
同様に、auで購入したiPhoneはau回線(タイプA)であれば、SIMロック解除不要で利用できます。
※auで購入したiPhoneの場合、2017年8月1日以前に販売されていた機種に関してはSIMロック解除が必要です。
一方で、ソフトバンクで購入したiPhoneをNTTドコモ回線やau回線で利用する、などiPhoneを購入したキャリアと異なる回線を選ぶ場合は、SIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除の詳細についてはこちらの記事をご確認ください。
自分のiPhoneが乗り換え先の格安SIMで使えるかどうかは、格安SIM事業者の動作確認端末ページで事前に確認しておきましょう。
2.iPhoneと格安SIMをセットで購入
iPhoneを取り扱う格安SIM事業者もあります。例えば、BIGLOBEモバイルでは「iPhone 12」を取り扱っています。
格安SIMとiPhoneをセットで購入できるので、購入時に端末と回線の相性を意識する必要がないというのが大きなメリットです。
「iPhone 12」の取り扱いページをみる(BIGLOBEモバイル)
3.SIMフリーiPhoneを購入して格安SIMを挿す
次に、Apple Storeなどで販売しているSIMフリーiPhoneを購入して、格安SIMを利用する方法です。
SIMフリーのiPhoneであれば、どの回線の格安SIMでも利用することができます。
1~3のいずれかの手順でiPhoneと格安SIMが手元にそろったら、iPhoneに格安SIMを挿してネットワークの設定(APN設定)をしましょう。
SIMの差し替え方法は簡単です!
格安SIMでiPhoneを使うメリット・デメリット
メリット
- 月額料金がおトク
- 中古iPhoneや古いiPhoneなども使える
デメリット
- 格安SIM事業者によっては店舗がないため、サポート面で不安あり
格安SIM事業者によっては店舗がない場合がありますが、BIGLOBEモバイルのようにチャットサポートやご自宅訪問設定など、サポートが充実してる事業者もあります。格安SIM選びの参考にしてみてください。
中古iPhoneの利用を検討されている方は注意
「子ども用スマホとしてよりおトクに利用したいから」という理由で中古スマホを検討されている方は、以下の点に注意が必要です。
- 購入する中古iPhoneが、乗り換える格安SIMの回線に対応しているか
- キャリア側から端末に対してロックがかけられてしまっている「赤ロム」ではないか
- 元の持ち主が自分のiPhoneが第三者に使われないようにするために「アクティベーションロック」がかけられていないか
注意点の詳細については、以下の記事でご確認いただけます。
中古iPhoneは確かにおトクですが、同時にリスクも伴うので、事前にしっかりと調べたうえで利用することをオススメします。
※本記事の内容は、2021年10月現在の情報です。