スマートフォンが安く使える!と最近よく見聞きする「格安SIM」や「格安スマホ」という単語。
一見同じに見えるよく似た言葉ですが、実は意味が違うって知っていますか?
「格安SIM」と「格安スマホ」がそれぞれどういう意味で使われているのか。あらためておさらいしておきましょう。
目次
毎月の通信料を安くできるのが「格安SIM」
「格安SIM」は毎月支払う携帯料金を安く抑えることができるSIMカード(回線契約)のこと。
携帯電話を契約すると、音声通話やデータ通信をおこなうために貸与されるのが「SIMカード」です。
このSIMカードは最近だと、ドコモ、au、SoftBankといった“携帯キャリア”ではなく、携帯キャリアから設備を借りてサービスを提供する「MVNO」と契約しても貸与してもらうことができます。
BIGLOBEモバイルや楽天モバイル、mineoなどが「MVNO」にあたります。
そしてMVNOが用意する料金プランは、携帯キャリアの料金プランと比べて安い内容がほとんど。毎月の携帯料金が四分の一程度になることも珍しく、まさに“格安”で使えるわけです。
格安で使えるSIMカード(回線契約)ということで「格安SIM」という言葉が頻繁に使われるようになっています。
格安SIMとスマホをセットで使うのが「格安スマホ」
「格安スマホ」は格安SIMとスマホを組み合わせて安く使うこと。
「格安スマホ=機種代金の安いスマホ」と勘違いしがちですが、そうではありません。
わかりやすい例だと、格安SIMと10万円近いハイスペックなスマホをセットにして「格安スマホ」として販売されることも珍しくありません。このスマホは決して「格安」とは言えないですよね。
つまり、あくまでもスマホを安く使うという“使い方”を意味しているのです。
BIGLOBEモバイルなら「格安SIM」も「格安スマホ」も
あらためて整理します。
- 格安SIM=毎月の携帯料金を安くできるSIMカード(回線契約)
- 格安スマホ=格安SIMとスマホを組み合わせて使うこと
似たような言葉ですが、実は意味が違うのだと理解できたでしょうか。
ちなみにBIGLOBEモバイルでは「格安SIM」も契約できますし、SIMフリースマートフォンとセットになった「格安スマホ」も購入できます。
スマホを購入・契約する際に混乱しないよう、まずはそれぞれの意味をしっかり理解しておきましょう。