「ブラビアみまもり」機能で視聴制限やメッセージ送信がLINEから簡単にできる

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2023/12/08

我が家ではSONYのブラビアをメインのテレビとして使用しています。引っ越しを機にブラビアを使い始めて1年以上は経つのですが、最近このブラビアにユニークな機能を発見しました。

それは「ブラビアみまもり」という機能です。対象のブラビアであればLINEアカウントとテレビを紐付けることによって、LINEからテレビの視聴制限や使用状況の確認、さらにはテレビへのメッセージ送信までできるとのこと。スマホから利用できるので外出先からも利用可能です。

無料で使える「ブラビアみまもり」機能

子を持つ親としては子どものテレビの視聴時間も気になるし、メッセージ機能まで備わっているということであれば、外出先から家族にメッセージを送るのにも今後使えそうです。しかも無料。なんだかよさそうに感じた筆者は早速このブラビアみまもり機能をセットアップし、使ってみることにしました。

機能1：使用状況をみてみる

まずはテレビの使用状況の確認です。使用状況ではその日、あるいはその週の使用状況をグラフで確認できます。どの時間帯にどれだけの時間テレビを見ているか、YouTube、プライム・ビデオといったアプリケーションごとの利用時間なども確認することができます。

手元のスマホからいつでも確認ができ、子どもだけでなく自分にとってもテレビ視聴時間を見つめ直す良い機会になりそうです。また、サブスク契約しているもののさほどそれを利用していないストリーミングサービスがわかれば、解約を検討する指標にもなります。

機能2：視聴制限を使ってみる

ブラビアみまもりの視聴制限機能とは、指定した時間後にテレビの視聴を制限できる機能です。時間は5分後、30分後、60分後の3つから選ぶことができ、制限がかかると事前に設定したパスコードを入力しない限りテレビを利用できなくなります。しかもこの制限は電源をオフにしても解除されません。

テレビ視聴をなかなかやめられないお子さんなどに対してはこうした視聴制限を利用するのもひとつの手になりそうです。なお、視聴制限を設定した際にはそれを示す通知がテレビ上に表示されるのですが、通知の文面では漢字を使わずひらがなとカタカナだけとなっており、お子さんにもわかりやすい仕様になっているのもありがたいポイントです。

機能3：メッセージ機能を使ってみる

ブラビアみまもりの3つ目の機能としてメッセージ送信機能があります。LINEから指定したテキストを送ることでテレビ画面にそのメッセージが表示されます。メッセージは3分間表示されたあとに自動で消えますが、ブラビアのリモコンの「戻る」ボタンで消すことも可能です。

このメッセージ機能はいろいろな用途に使えそうです。帰宅時に「これからかえるよ」と送信することで、テレビを見ている家族全員に伝えることができますし、別の階にあるブラビアを見ている家族に「ご飯ができたよ」とアナウンスすることもできます。

さらには「テレビのあとは宿題も終わらせてね」「お風呂に入っちゃって」など、親としては何度も言いたくないセリフをテレビを通して伝えることもできます。

離れて暮らす親のみまもりにも良さそう

ブラビアみまもりの3つの機能を見てきました。親目線でみるとかなり有効に使えるだけではなく、高齢になりつつある自分の両親の見まもりにも向いているのではと感じました。

筆者の両親はたまたま同じブラビアを設置しているので、使用状況を確認することで毎日決まった時間に見ていれば安心ですし、まったく変化がなければ親の状態を確認する必要性も出てきます。メッセージ機能は3分で消えてしまうので確実に伝えることを目的にするとやや不十分かなと思いますが、欠かさず見ている朝ドラの時間をめがけて送信するなど工夫することで効果的に使えそうです。