LINEで動画が送れない!

「LINEで動画を送りたいのに送れない!」という事態になったことはありませんか?

動画の長さやアクセス許可の有無、通信環境など、原因はいくつか考えられます。この記事では、考えられる原因とその対処方法について解説します。

  • 本記事では、iPhone SE(3世代/バージョン18.3.2)を使用しています。OSのバージョンや機種によって操作が異なることがあります。

動画の時間が5分を超える

LINEで相手に送れる動画の長さは、最長5分です。(iOS版/Android版同様)
5分を超えた動画を送信しようとすると、LINEアプリで自動的にトリミングと圧縮処理が行われるか、または「動画のサイズまたは長さが上限を超えているため送信できません」といった内容が表示され、動画の送信ができないようになっています。

ファイル形式が未対応

LINE以外のアプリで撮影したり、ネットからダウンロードしたりした動画ファイルの場合、ファイル形式がLINEアプリでサポートされていない可能性があります。

一般的にメジャーとされている「mp4」「mov」などのファイル形式であれば、問題なく送れることが多いようです。

うまく送れない場合は、動画のファイル形式を確認してみましょう。

ファイル形式の確認方法

iPhoneでのファイル形式の確認方法はこちら。

ファイルアプリを開き、任意の動画ファイルを長押しすると、メニュー一覧がでてくるので「情報を見る」をタップします。

するとファイルの形式が表示されます。この場合はよく使われている「MOV(mov)」形式のファイルだということがわかります。

このとき、あまり使われていない形式が表示された場合、動画が送れない理由はファイル形式なのかもしれません。

アクセス許可がない

スマホの設定でLINEアプリの写真へのアクセスを許可していないと、トークルームの写真マークをタップしても、動画を選択できません。

通信環境が良くない

動画ファイルは普通の画像に比べて容量が大きく、ネットの通信環境が不安定だとうまく送ることができない場合があります。

モバイル回線の場合はアンテナの本数などを見て、電波状況が悪くないか確認しましょう。人が多い場所も通信状況が悪くなりやすくなります。

また、Wi-Fiを利用中の場合は、回線の種類やルーターの性能などにより通信速度が制限されていたり、障害で一時的に通信ができなくなっていたりするケースもあります。

通信速度制限がかかっている

モバイル回線を使っている場合は、通信速度制限がかかっている可能性も考えられます。

契約している料金プランで決められたデータ通信量をオーバーしていると、通信速度が極端に遅くなり、月ごとのデータ通信量がリセットされる翌月まで同じ状態が続きます。
また、通信速度制限がかかっていなくても。短期間で大量のデータ通信量を消費するとネットワークの混雑回避のために一時的に通信速度制限がかけられることも……。

この場合、携帯電話会社により異なりますが、1日~数日ほど制限される期間が続きます。

LINEで動画が送付できないときの対処法

ここからは、LINEで動画が送信できないときの具体的な対処法を紹介します。

上記の原因に合った方法を試してみてください。

動画の再生時間を編集する

動画を5分以内に収めて、動画をLINEで送信できるようにする方法です。

  1. iPhoneの「写真」アプリから任意の動画を選び、赤マルのついた箇所をタップ。
  1. 動画の下にあるバーの両端を指で指定し、開始と終了のタイミングを変更して動画の長さを5分以内に編集し、右上にあるチェックマークをタップします。
  1. トリミングしたビデオのみを保存する場合は「ビデオを保存」、両方のバージョンのビデオを保存する場合は「ビデオを新規クリップとして保存」を選びます。トリミングしたもののみを保存するとカットした部分は消滅してしまうので、両方保存しておくと安心ですね。

これで、5分以下に短くした方の動画をLINEにアップできるようになります。

Googleフォトを利用する

動画をカットしたくない場合は、LINE以外のストレージサービスを使う方法があります。ストレージサービスは様々ありますが、今回は使いやすくユーザーも多い「Googleフォト」を使った方法を紹介します。

5分を超える動画でも、Googleフォトに一度アップすることで、LINEで送信と保存ができます。

Googleフォトで動画を共有する方法

まずは送る方がGoogleフォト上に動画をアップロードして、共有リンクを作成します。そして、受け取る方は共有リンクから動画をダウンロードします。

ここではiPhoneからの送信方法をご紹介します。

  1. Googleフォトアプリを開き、送りたい動画を選びます。\画面左下にある共有ボタンをタップ。
  1. メニューバーを下にスクロールしていって「リンクを取得」をタップします。

これでURLがコピーされた状態になるので、LINEなどの入力欄に貼り付け、送信します。

この方法であればLINEはもちろん、メールやほかのSNSでもリンクを共有できるようになります。

iPhoneの共有機能を使う

iPhone限定ですが、共有機能を使えば5分以上の動画もLINEで送ることができます。送る側はiPhone限定ですが、受け取る側はiPhoneでもAndroidでも大丈夫です。

ただし、送った動画は「.MOV」方式の動画ファイルに変換されてしまうので注意。また、動画ファイルには保存期間があり、保存期間をすぎると保存できなくなってしまうので早めに保存するのがおすすめです(保存期間は非公表のようです)。

iPhoneの共有機能を使ってみよう

  1. iPhoneの写真アプリで送信したい動画を選び、左下の共有ボタンをタップ。
  1. 共有先を「LINE」にして「送信先を選択」で相手を選択し、「転送」をタップします。

これで送信完了です。トークルームを確認すると「.MOV」形式の動画ファイルが送信できているので、後は受け取り側がダウンロードするだけ。

受け取り側がiPhoneの場合は、タップして動画を開き画面右上の「共有ボタン」をタップします。次に画面下部に出た「ビデオを保存」をタップすれば保存完了。保存した動画はiPhoneの「写真」アプリに保存されます。

ファイル形式を変更する

動画のファイル形式が原因で動画が送れない場合は、動画の形式を「mp4」「mov」「AVI」「WMV」などの形式に変更してから送信してみましょう。

動画のファイル形式を変更するには、動画変換アプリや動画変換ができるWebサイトがおすすめです。無料かつワンアクションで簡単に変換できるものも多くあるので試してみてください。

LINEのアクセス権を変更する

LINEアプリに画像のアクセス権を付与していない場合は、設定アプリからアクセスを許可することができます。

iPhone端末の場合

設定アプリを開き、「アプリ」→「LINE」→「写真」の順でタップ。

「写真ライブラリのアクセス」項目から「フルアクセス」を選ぶとすべての画像・動画を送信できるようになります。

Android端末の場合

Android端末の設定方法は機種によっても差があるので、お使いの機種の説明書などをご覧ください。ここでは一例をご紹介します。

デバイスの「設定」アプリを開き、「アプリ」または「アプリと通知」をタップします。

LINEアプリをタップして、「権限」または「アプリ情報」を選択した後に、「ストレージ」のアクセスを許可すればOK。

まとめ

LINEで動画が送れないときは、動画の長さを編集したり、Googleフォトなどの他のアプリを使ったり、iPhoneの共有機能を使ったりするなどいろいろな方法あります!

ぜひ試してみてください。

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