電車やバスでの移動にSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)などの交通系ICカードを使っている人は多いですよね。
仕事の外回りや打ち合わせなどで、普段は行かない土地に行くこともあるかと思います。
あとから「何月何日にどこで乗り換えて、交通費がいくらかかったのか」を計算するのはとても面倒。
そんなとき、スマホのアプリを使えば、いつ、どこで電車を乗り換えて、交通費がいくらかかったか、履歴をカンタンに出すことができるんです。
※本アプリはNFC対応端末での利用を前提としていますので、ご自身の端末が対応されているかご確認ください。
目次
Android端末におすすめのアプリ
現在、交通系ICカードの履歴が確認できるアプリがダウンロードできるのは主にAndroid端末となっています。
使い方がカンタンでおすすめなのが「みるCa (みるか)」。
スマホに電子マネー・交通系ICカードをタッチするだけで残高がわかり、ICOCA(イコカ)など幅広い交通系ICカードに対応しています。
使用履歴の閲覧ができるので、いつ、どこでどの駅からどの駅まで移動したのか、駅名と金額、残高が表示されます。
また、残高のほかに電子マネーの使用履歴がチェックできるので、レシートが発券されない券売機でも収支管理がしやすくなるのがポイントです。
iPhoneユーザーはSuicaアプリでチェック
iPhoneはAndroidとは違い、上記の「みるCa (みるか)」のように、ICカードをスマホにタッチするだけで履歴や残高がわかるアプリにはまだ対応していません。
そのため、iPhoneで手軽にSuicaの使用履歴を確認したい場合は、SuicaをiPhoneに取り込む必要があります。
まず「Suica(スイカ)」アプリをインストールします。こちらは2018年1月の時点では対応しているのはSuicaのみで、PASMOや他の交通系ICカードには対応していませんので注意してください。
また、このアプリを使用できるのはiPhone7以降です。
iPhoneにSuica機能を取り込んで管理する
Suicaアプリを使うと、それまで使っていたプラスチックのSuicaカードをiPhoneに取り込むことができます。
一度取り込むと、それまで使用していたSuicaカードは使えなくなりますので取り込むときは慎重に。
また、Suicaは駅に返却するとデポジットで500円が戻ってくるしくみですが、取り込むとこの500円はiPhoneに移動したSuicaの電子マネーに加算されます。
さらにSuicaアプリでは、Suicaを新規発行してApple Payに追加することができます。Suicaアプリのチャージ(入金)はクレジットカードの登録が必要になるのでご注意を。
Suicaアプリを使えば、改札でSuicaの代わりにiPhoneをかざして改札を通過できるようになります。
Androidアプリに比べると不便な部分も?
Suicaアプリ画面下の「SF履歴」というところをタップすれば、前日までのSuicaの利用履歴を見ることができます。
ただ、利用履歴が表示できるのは午前5時~翌0時50分までと制限があるので、時間内に操作を行う必要があります。
この方法だとSuicaがiPhoneの中に取り込まれた状態になるので、現金でチャージしたい人や、プラスチックのSuicaカードを持っておきたいという人には不向きです。
しかし、SuicaをiPhoneに取り込めば、Suicaを家に忘れたり、紛失することがなくなり、チャージも券売機に並ぶ必要がなくなるので便利になります。
iPhoneでSuicaを利用する方法など、詳細はこちらの記事をご覧ください。
Android端末でも、端末が対応していれば「モバイルSuica」というアプリが使用できます。ただ、チャージのクレジットカードにビューカードを登録しなかった場合は、年会費1,030円がかかるのでご注意くださいね。
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※本記事の内容は、2018年3月23日現在の情報です。