これまで使っていたキャリアを解約し、iPhoneで格安SIM生活をスタート! 毎月の携帯にかかる費用が劇的に安くなり、ありがたいことこの上なし……なのですが、少々手こずった点がありました。
それは、「キャリアメール使えない問題」です。キャリアメールは、携帯電話会社が発行するメールアドレスのことです。キャリアを解約したので、キャリアメールは使えなくなりました。
でも、私が契約した格安SIMのプランにはSMS(ショートメッセージサービス)が付いているので、今後はSMSを使えばいいのです。
ここまでは想定内でした。では何が想定外だったかというと……相手からのSMSは届くのに、自分からは送信できないという事態に陥ったこと。ちゃんと設定もできているのに、なぜ?
SMSでメッセージが送信できない
このように、SMSでメッセージを送信すると、「未配信」および「!」のエラー表示が出てしまいます。相手からは届くのに、自分からは送れない。
なぜこのような事態が生じるのか原因を調べてみたら、実にシンプルな原因が発覚しました。
SMSで送信できる文字数は機種ごとに異なる
実は、今までキャリアごとにSMSで1回に送信できる文字数は異なっていました。最近すべてのキャリアでサービス仕様が変わり、最大で全角670文字を送信できるようになったのです。
ただし、この文字数は使用する機種ごとに異なります。670文字送信できない機種は、1回あたり70文字までですので、この数字はSMSでやり取りする際に意識しておいた方が良いかもしれません。
というわけで、全角70文字以内の文章で送り直してみたところ、
……無事に送信できました!
SMSでは「件名」と「画像」にも注意!
実は注意点はまだあります。友人に短い文章を送った際にも「未送信」のエラーが出たのですが、このときの原因は「件名」を入れたことでした。
SMSを送る場合、「半角70文字以内」に加えて、「件名を入れない」「画像を添付しない」も守る必要があるのです。
このルールを破ると、相手のメールアドレスを知っている場合は自動的にキャリアメールに切り替えられて送信されますが、私の場合はキャリア解約後で当然キャリアメールは使えないため、送信エラーとなったわけです。
一度知ればどうってことないルールなのですが、これを知らずに利用すると何かしらの不具合ではないかとびっくりしてしまいますよね。
「件名」は非表示にもできる
ただ、エラーを防ぐ工夫もできます。「設定」>「メッセージ」>「件名欄を表示」をOFFにすると、件名欄を非表示にできるのです。いっそ非表示にしておけば、誤って件名を入力することも防げますよね。
また、「設定」>「メッセージ」>「文字数」をONにして、文字数を表示させることで、文字数オーバー対策も可能です。
LINE全盛の昨今、SMSはほとんど使わないという人も多いでしょう。とはいえ、私もそうですが「仕事の連絡などではショートメッセージを使う」という人も決して少なくないと思います。
格安SIMでもSMSはちゃんと使えるので、文字数などルールに注意しつつ活用していきたいですね!
格安SIMでSMSを利用するなら契約プランに注意!
格安SIMでSMSを利用する場合は、音声通話SIMプランを選びましょう。それぞれの料金は以下のページよりご確認ください。
※本記事の内容は、2019年10月9日現在の情報です。