SIMフリーの携帯電話は各メーカーが発売しており、iPhoneやXperiaといった人気のスマホ機種でも、SIMフリー端末は存在しています。
それ以外に、二つ折りタイプや画面よりボタン部分が広くなっているようなかつての携帯電話でもSIMフリー端末があり、2015年に販売された「Simple」という機種は初回出荷分が予約完売するほど人気が出ました。
目次
通話とSMSしか使えないSIMフリー携帯
スマホ以外のSIMフリー携帯電話ですと、通話とSMS(ショートメッセージサービス)以外は基本的に使用できません。
なぜそうなるのか、以前の携帯電話とスマホの違いからご説明します。
以前の携帯の特徴
- ガラケー、フィーチャーフォンとも呼ばれる
- 本体に付いている物理ボタンを押して操作する
- おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、GPSなど電話以外の機能も付いている
- スマホに比べてバッテリーの消費が少ない(充電が長持ちする)
- 通話だけのプランなら基本料金が安い
- ダウンロードできるアプリの数が少ないため、カスタマイズ性が低い
スマホの特徴
- スマホは略称で、正確にはスマートフォンという名称
- 画面に触れて操作する(タッチパネル)
- 携帯電話とパソコンの中間のような存在
- 年々改善されているが、携帯に比べてバッテリーの消費が激しい
- 格安SIMを利用しない場合、基本料金が携帯より高い
- ダウンロードできるアプリの数が多いため、カスタマイズ性が高い
なぜ機能が制限されるのか
以前の携帯電話では基本的な仕組みとして、SIMフリー用のインターネット回線設定ができる機種が限られております。
設定できる機種でもPCと接続して操作する必要があります。
しかし通話や、Cメール・ショートメールと呼ばれるSMS(ショートメッセージサービス)は、電話回線を利用するため問題なく使用できます。
ガラケーからスマホに乗り換えたほうがいいのか
国内の携帯端末メーカー が、2017年以降に従来のガラケーの生産を終了すると発表しています。
そのため故障や紛失などのリスクや、それに対するサポートを考えるとスマホに乗り換えたほうが安全です。
しかし従来の物理ボタンが付いた携帯電話が完全に消えるという訳ではありません。
2015年にはガラケーと使用感が近くなるように作られた、物理ボタン付きのスマホが販売されています。
どうしてもスマホに慣れない方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
また電気屋やネットショップなどでは、SIMフリーに対応しているかつての端末が中古で販売されておりますので、こちらを購入して、格安SIMを利用する方法もあります。
BIGLOBEモバイルのSIMフリースマホ
BIGLOBEモバイルではSIMフリーのスマホを取り扱っています。
ラインナップが豊富なので、あなたの使い方に合ったスマホが見つかるかもしれません。
※本記事の内容は、2016年5月25日現在の情報です。