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HUAWEI nova 3レビュー|ゲーマーの“うれしい”が満載のコスパモデル

HUAWEI nova 3レビュー|ゲーマーの“うれしい”が満載のコスパモデル

「HUAWEI nova 3」は、10月3日発売のAndroidスマートフォン。画面が大きく綺麗で、基本性能が高め。カメラも動画もSNSも存分に楽しめます。

特におすすめしたいのはスマホゲームを楽しむ人たち。まずはその理由を紹介しましょう。

ゲーマーにオススメしたい3つの特徴

薄くて持ちやすい大画面

「画面大きいな!」というのが、HUAWEI nova 3を手にした第一印象でした。前面は「ノッチ」と呼ばれる切り欠きをつくって、上端まで画面を拡大した流行のデザインです。

 

画面は6.3インチとiPhone 8 Plusよりも大きく、画面の綺麗さに影響する解像度もフルHD+という十分な高さです。ハイクオリティなゲームを楽しむ時も迫力があります。

そして、うれしいのが最厚部7.3mmという薄さ。背面のガラスは手に添う形にカーブしており、HUAWEI nova 3の薄いボディを横持ちにしたときに確かな安定感が得られます。シューティングゲームやリズムゲームのような「横持ちで安定してホールドできるかどうか」が重要なゲームでも快適にプレイできます。

3Dゲームもサクサク動く

スマホの動作の要となる、チップセットには「Kirin 970」を搭載。同社の最上位モデル「P20 Pro」にも搭載されているHUAWEI社が独自に開発したチップセットです。

その処理能力の高さは、ゲームにも大活躍。たとえば、「PUBG MOBILE」や「ミリシタ(アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ)」といった3Dを多様するゲームでも綺麗な画質でプレイできます。

 

そして、特にゲーマーにおすすめしたい理由が「Game Suite」という機能が用意されていること。ゲームアプリを起動するときにこのGame Suiteをオンにすると、スマホの処理能力の割当がゲーム優先になります。「ゲームのプレイ中にアプリの更新がかかって処理能力が落ちてしまった」といった事態を予防できるということです。

※Game Suite機能は、Game Suite内に入れたアプリでのみ有効

↑タッチ操作の反応速度も良く、「PUBG MOBILE」も快適にプレイできました。

 

↑両手でしっかり支えられるので、「ミリシタ」のプレイにも適しています。

ゲームプレイをアシストする便利機能

Game Suiteには、ゲームプレイ中の通知をオフする機能も備えています。対戦中に邪魔してくるニュースアプリやSNSの通知をカットできます。

 

そして、これは便利だと思ったのが、スクリーン録画機能。指の関節で画面をトントンとノックすると起動可能。スクリーン録画を使うと、ゲームをプレイしている様子を動画で保存できます。

名プレイを録画して振り返ったり自慢したりする時に役立ちます。

ゲーム以外も大活躍!

AI+デュアルカメラで写真も優秀

ここまで、ゲーマー向けのオススメ機能を紹介してきましたが、HUAWEI nova 3はゲームをプレイしない人でも快適に使えるモデルに仕上がっています。

特に力が入っているのがカメラ機能。背面のメインカメラと、前面のインカメラの両方が「デュアルカメラ」になっています。さらに、「AI」技術の活用により、今までのスマホが苦手としていた撮影シーンも強化されています。

↑「AI」で撮っているものを識別して、より見栄えがする写真に仕上げます。

 

特に強いのが、「夜景」を撮ったとき。ほとんどのスマホだと真っ暗に写ってしまうシーンでも、HUAWEI nova 3では明るく写し取ることができます。

また、AIが「何を撮っているのか」を認識して、より“映える”写真に仕上げる機能も備えています。

 

以下の写真は、HUAWEI nova 3で撮影したものです。

↑夜の撮影で特に難しいのが、明暗差があるシーン。この写真では明るい駅も暗い歩道もはっきりと写し取れています。

 

↑AIは「食べ物」として認識。黄色が強調されてこんがりとした質感にしあがっています。

 

↑ポートレートモードの作例。人物の周りにボケがはいってくっきりとした仕上がりに。

 

キャラになりきれる「ARレンズ」が楽しい!

前面カメラには「ARレンズ」という機能を搭載しています。ARというのは、現実の世界に3Dで作られたキャラクターなどを合成する技術です。

 

ARレンズでは、トカゲや犬、ロボットのようなキャラクターになりきって声を吹き込めます。撮っている人の顔を認識していて、自分の目やくちびるの動きにあわせて、キャラクターが表情を作るといったことができます。

ユーモラスな動画をつくったら、動画やアニメーションGIF(動く画像)にして友達やSNSにシェアできます。

↑「3D Qmoji」では、顔の動きにあわせてキャラクターを動かせます。

 

↑写真の中にかわいいキャラクターを合成するモードも。

デュアルSIMに対応

HUAWEI nova 3ではSIMカードを2つ使える「デュアルSIM」にも対応しています。たとえば格安SIMと一緒に、大手キャリアのSIMを通話用として使ったり、仕事用とプライベート用で2つの電話番号を使い分けたりといった使い方が、1台のスマホで実現できます。

 

また、microSDカードスロットも利用可能。別売のmicroSDを装着して、最大256GBまで容量を追加できます。

ただし、microSDカードスロットとnanoSIMカードスロットは排他利用になりますので、2枚のSIMとmicroSDカードを同時に利用することはできません。

気配りがうれしい

HUAWEI nova 3は付属品も充実しています。充電端子はUSB Type-Cという新型の端子が使われており、急速充電器とケーブルが付属しています。そしてクリアケースを同梱。また、イヤホンも付属しています。

↑スマホを使うときに必要なものがすべて付属しています。

 

さらにうれしいのが、箱を開けたときから保護フィルムが貼り付けられていること。画面が大きいほど貼りづらい保護フィルムですが、このスマホならどうやって貼り付けるか悩むことなく使い出せます。

 

また、HUAWEI nova 3には指紋認証と顔認証という、2つの認証機能を搭載しています。たとえて言えば「個人情報の塊」とも言えるスマートフォン。セキュリティを守りながらスムーズに使える仕組みが用意されているのはうれしいですね。

優れたコストパフォーマンス

「HUAWEI nova 3」には、もう1つのうれしいポイントがあります。それは「コストパフォーマンス」です。

 

HUAWEI nova 3は最上位モデルと同じチップセットを搭載し、基本性能を充実させています。そして、綺麗な大画面ディスプレイも備えていますが、お値段は上位モデルよりもかなり抑えられています。

 

BIGLOBEモバイルでの販売価格は税別54,720円となっています(2018年10月時点)。「ゲームがサクサク動く高性能なスマホがほしい」と考えているゲーム好きな人には、特にお買い得な1台と言えるでしょう。

 

 

※本記事の内容は、2018年11月30日現在の情報です。

Contributor

石井徹

スマホにハマり100台以上購入。携帯電話専門のニュースサイトで記者を経験後フリーランスに。鉄道旅行好きで全国踏破が目標(残り2県)。ときどき料理男子。

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