Motorolaのミドルレンジモデル「moto g30」が、2021年4月8日よりBIGLOBEモバイルで発売開始します!
お値段は25,660円(税込)。手にしやすい価格帯ですが、果たしてスペックは?実機を使いながらレビューします!
目次
デザイン:マットな質感とおしゃれなカラー
「moto g30」のディスプレイは6.5インチ。1600×720のIPS液晶で、フロントカメラは水滴型のノッチです。重さは約200gで、このサイズ感のスマホとしては一般的ではないでしょうか。
厚みも約9.14mm(最薄部)あるので、ポケットに入れるとなると存在感があるかもしれません。が、縦長ディスプレイなので持ちにくさはあまり感じないです。
カラーはダークパールとパステルスカイの2種類です。今回のレビューではダークパールを使用しました。
スマホのカラーにしてはあまり見ない色ではないでしょうか?
玉虫色とでも呼びたい絶妙な配色で、グリーンのようなグレーのような不思議な色合い。見る角度によって絶妙に表情が変わります。
▲写真ではパープルの色味が強く出ましたが、角度によってはグリーンっぽく見えます。
自然界の宝石のようで、よくあるスマホのデザインに飽きてしまった人、人と同じは嫌という人にはとってもおすすめ!マットな質感で、指紋や汚れも目立ちにくいです。
▲側面には下から電源ボタン、音量ボタン、Googleアシスタントを呼び出せるボタンがあります。
生体認証は指紋認証と顔認証に対応しています。指紋認証センサーは背面中央上のMマークです。
端末を置いたときに持ち上げる必要があるのがネックですが、顔認証と併用すればうまく使えそうですね。
指紋センサーが後ろにあるスマホの注意点は、マルチカバーをつけると指紋認証が使えなくなることです。端末専用のカバーを購入するようにしましょう。
ちなみに、BIGLOBEモバイルで販売している「moto g30」には付属品として専用カバーがついてきます。
スペック:平均点以上の優等生スマホ
「moto g30」のスペックを表にして紹介します。
OS | Android™ 11 |
サイズ | 高さ約165.22mm x 幅約75.73mm x 厚さ約9.14mm(最薄部) |
重さ | 約200g |
ディスプレイ | 約6.5インチ ,IPS液晶 |
解像度 | 1,600×720ドット (HD+) |
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコア(2.0GHz) |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カメラ |
アウトカメラ:約6,400万画素+約800万画素+約200万画素+約200万画素 インカメラ:約1,300万画素 |
本体カラー | ダークパール、パステルスカイ |
BIGLOBEモバイル価格 | 25,660円(税込) |
サイズ感としては大きめの「moto g30」には 90Hzの高速描画に対応しています。
実際にWebページなどを閲覧すると、スクロールの際なめらかに表示されるのがわかりますよ。ゲームをプレイする際もストレスが減りそうです。
さらに急速充電に対応した5,000mAhの大容量バッテリーや、128GBの大容量ストレージなど高スペック項目が目立ちます。普段使いで困ることはほぼないでしょう。
ほかにも、「moto g30」はMy UXと呼ばれる機能を搭載しています、これは自分の好みに合わせてホーム画面のアイコン形状やフォントを変更したり、ジェスチャー操作などを設定できるもの。
通話中やゲームプレイ中は通知をブロックすることも可能。より快適なスマホライフをサポートしてくれる機能です。
これらを使いこなせば、よりストレスなく自由度の高い操作ができるというわけですね!
カメラ:使い勝手の良い4眼カメラ
moto g30は、約6,400万画素のメインレンズ、約800万画素の広角レンズ、約200万画素のマクロレンズと約200万画素の深度センサーを搭載した4眼構成です。
インカメラは約1,300万画素。
数字だけ見るとかなり期待できそう。実際に撮影してみました。
標準カメラで撮影
広角カメラで撮影
問題なくきれいな写真が撮れます!
マクロカメラで撮影
つぼみや葉脈の表情までしっかり捉えられています。
夜景を撮影
「moto g30」搭載のナイトビジョンモードで夜景を撮影してみました。
▲ナイトビジョンモードで撮影
▲通常モードで撮影
通常モードで撮影するとぼやけてしまう夜景も、ナイトビジョンモードなら細部まで表現できています。
この写真は特に固定せずに手で支えて撮影したものですが、スマホ用の三脚などを使えばもっと上手に撮れそうです。
またインカメラで自撮りするときには、カメラに手のひらを向けるとカウント後に自動でシャッターを押してくれるため手ブレが軽減できます。
そのほか、AIモードや、Motorolaスマホの人気機能であるカットアウト機能やスポットカラー撮影も搭載されており、凝った写真や動画が撮影できますよ。
<参考記事>
▼Motorolaのカットアウト機能についてこちらの記事で詳しく説明しています
3万円台のモトローラ『moto g7』はコスパよし!見た目よし!機能よし!
▼スポットカラー撮影の例はこちらの記事を参考にしてください
moto g8 レビュー|2万円台で買える優秀カメラ搭載スマホ
ゲーム:処理能力を測定
負荷がかかった状態の処理能力を測るため、3Dゲーム「PUBG」をプレイしてみました。
初期設定のグラフィックはクオリティ「標準」、フレーム設定は「中」。
3Dゲームの動きに強いこだわりがない人なら、特にストレスなくプレイできると思います。
他にも普段楽しんでいるリズムゲームなどにチャレンジしてみましたが、問題なくサクサクプレイできました。
どんな人・使い方がおすすめ?
ミドルレンジのスマホはどのメーカーも力を入れている印象ですが、「moto g30」はモトローラらしくすべての基本性能において”標準以上”を押さえた優秀スマホです。
どれか一つのスペックが突出してスゴイ!というわけではありませんが、バランスのいいスペックが魅力だと感じました。
なので、撮影専用やゲーム専用といったサブ機として使うより、普段使いのメイン機におすすめしたい一台です。
もし、今のスマホライフをもっと快適にしたいと感じているなら「moto g30」を候補に入れてみてください!