パソコン向けのゲームの普及と、FPSや格闘ゲームなどの競技シーンの盛り上がりによって、今や広く認知されるようになったゲーミングパソコン。
人気のストリーマーやゲーム実況者をきっかけに、自分でも遊んでみたくなって購入したという人もいらっしゃるのではないでしょうか。最近は人気配信者のおすすめモデルやコラボレーションモデルなども販売されているため、比較的身近な存在になったように思います。
他方で、「ゲーミング〇〇」と呼ばれる製品はパソコンだけではありません。ゲーミングマウスにゲーミングキーボード、ゲーミングチェアなど、ゲームプレイを快適にしてくれる関連商品もさまざま。今回はその中から、ゲーミングディスプレイ(ゲーミングモニター)について説明します。
目次
ゲーミングディスプレイ(ゲーミングモニター)とは?
ゲーミングディスプレイ(ゲーミングモニター)とは、その名の通りゲーマー向けのディスプレイのこと。初めて耳にした人もいらっしゃるかもしれませんが、実は「ゲーミング」系の周辺機器のなかでは重要度の高い存在です。
なぜなら、操作の速度や正確性と直結するゲーミングマウスやゲーミングキーボードと同様に、ゲームプレイ時の「快適性」と大きく関わってくる存在だから。「普通のPC用ディスプレイじゃダメなの?」という疑問も浮かぶところですが、詳しく見ていきましょう。
一般的なモニターとは何が違う?ゲーミングディスプレイの特徴
ゲームを快適にプレイするのに特化しているゲーミングディスプレイは、一般的なディスプレイと比べて、以下のような特徴があります。
特徴①「高リフレッシュレート」
ゲーミングディスプレイは、一般的なディスプレイよりも高いリフレッシュレートを持っています。
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値。製品のパッケージやスペック表などを見ると、「〇〇Hz(ヘルツ)」という単位で記載されています。
一般的なPC用のディスプレイのリフレッシュレートは、60Hzが主流。一方、ゲーミングディスプレイは144Hz以上に対応しており、なかには240Hz以上のものもあります。240Hzのディスプレイの場合、1秒間に画面を240回切り替えることができるわけです。
「画面を高速で切り替えられる」ということは、言い換えれば、「映像が滑らかに描画される」ということ。つまり、動きの速いFPSや格ゲーでも動きがカクつきにくく、映像を滑らかに映し出してくれるわけです。いわゆる「ぬるぬる動く」という状態ですね。
特徴②「低応答速度」
応答速度とは、画面の色が変わるのにかかる時間を示す数値のこと。こちらは「〇〇ms(ミリ秒)」という単位で記載されます。
この数値が小さければ小さいほど画面の色が速く変わるため、連続する映像として見たときに残像が少なくなります。動きが速いゲームだと若干のチラつきが気になることがあるかもしれませんが、低応答速度のゲーミングディスプレイならクリアな映像でプレイできます。
特徴③「ゲームに特化した各種機能」
ゲーミングディスプレイには、ゲームに特化した機能が搭載されている製品が多くあります。
特筆すべきは、入力遅延を抑える機能ですね。メーカーによって機能の名称はさまざまですが、コントローラーやキーボードの操作が画面に反映されるまでのラグ(入力遅延)を極力抑えることで、快適なゲームプレイを実現しています。
ほかには、暗いシーンを見やすくする機能や、画面のカクつきを防ぐ機能など。それ以外の基本設定に関しても、一般的なディスプレイと比べれば細かくカスタマイズできるため、快適なゲームプレイにこだわりたい人にはゲーミングディスプレイがおすすめです。
気になるお値段は?
多機能で高性能なゲーミングディスプレイは、一般的なPCモニターと比べるとやや値段が張ります。
もちろんピンキリではありますが、一般的なディスプレイの相場が5,000〜30,000円程度とした場合、ゲーミングディスプレイの価格は15,000〜100,000円ほど。特に解像度やリフレッシュレートの高いハイエンドモデルは、100,000円以上することもあります。
ゲーミングディスプレイは製品の種類が多く、予算や用途、プレイするゲームのタイトルやパソコンのスペックによっても重視するポイントが変わってくるため、一律に「おすすめ」を提示するのは困難です。ここでは一例として、2つのモデルを簡単にご紹介します。
商品例①「I-O DATA – GigaCrysta EX-GDQ271JA」
WQHD(2560×1440)と180Hzに対応したゲーミングディスプレイ。暗いシーンを鮮明に映し出せる「Night Clear Vision」や、コンテンツに応じた映像表示ができる「画面モード」なども搭載しています。
商品例②「ASUS – ROG Swift OLED PG32UCDM」
最大解像度4K、最大リフレッシュレート240Hz対応の、高性能ゲーミングディスプレイ。放熱を行うカスタムヒートシンクなども搭載しており、「究極の一台」という売り文句がぴったりのハイエンドモデルです。
よくある質問
Q. オンラインゲームをするならゲーミングディスプレイが必要ですか?
一般的なPCディスプレイでも支障なくプレイできるため、必須ではありません。日常的に長時間にわたってゲームをプレイする人や、快適性を重視する人にはおすすめです。
Q. ゲーミングディスプレイでテレビは見られますか?
テレビチューナーがあれば、テレビの代わりに使うことも可能です。
人気ゲームの「動作確認済み」モデルを選ぶのもおすすめ!
ゲームプレイに特化したゲーミングディスプレイは、普段からパソコンゲームで遊ぶ人であれば、ぜひとも手に入れたいゲーミングデバイスのひとつです。
クリアかつ滑らかな映像を実現しつつ、ゲームを快適にプレイするための機能も搭載。お値段は張りますが、それだけの価値があるデバイスだと言えるでしょう。人気ゲームに関しては「動作確認済み」と記載されたモデルもあるので、製品選びの参考にしてみてください。
また、オンラインゲームと言えば無視できないのが、回線速度の問題。もし通信のラグが気になる方がいらっしゃいましたら、この機会に「ビッグローブ光 10ギガ」への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
通信の安定性とリーズナブルな価格設定に定評があり、プランのわかりやすさも大きな魅力。工事費が実質無料になるおトクな特典やキャンペーン割引も用意しています。詳しくは公式サイトをご確認ください。
\ ご自宅での安定したWi-Fi環境に /
ご自宅でのWi-Fi環境導入にはIPv6接続(IPoE方式)*1で最大10Gbps*2の「ビッグローブ光」がオススメです。工事費実質無料、おトクな特典もご用意しています。
*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。