私は昨年、某キャリアのスマホから格安SIMに乗り換えを果たしました。
格安SIMのショップで申し込みをすると「キャリアショップでMNPの予約番号を取ってきてください」との指令が(MNPについては後で説明します)。キャリアショップでその旨を伝えると、窓口の人に「まずは解約手続きをしてください」と言われました。
「番号を取ってこいとしか言われなかったのに……」と思いながら手続きを進めると、「不具合が出たのでこちらにお電話していただけますか?」と言われました。従うと、オペレーターが「こちらでは受けかねます」的なことを言うではありませんか。窓口の人に「どういうことですか?」と聞くと「お調べします」の言葉のまま、長時間放置……。
予約番号自体は1回の電話ですんなり手に入れられたんですが、なんせ解約に手間取り、結局2時間くらいそのショップにいたような気がします。
格安SIMへの乗り換えについてキャリア各社のサイトで調べると、そろって「店舗での解約が必要」とうたっています。
しかし実は、そんなことありません。MNP予約番号さえ取れれば、解約手続きは必要ないのです!
以下、詳しく説明していきますね。
目次
各キャリアでのMNP手続き方法
前述のとおり、格安SIMへの乗り換えには、MNP予約番号が必要です。
MNPとは「携帯電話番号ポータビリティ」のこと。通信事業者が変わっても電話番号はそのまま使えるというサービスで、格安SIMに乗り換えるたいていの人が使っています。
各キャリアでの手続き方法を見てみましょう。
docomoの場合
- インターネット→「My docomo」にログインし、「ドコモオンライン手続き」から申し込み
- 電話→151(ドコモ携帯の場合)、0120-800-000(一般電話の場合)
- 店舗→ドコモショップに行く
Softbankの場合
- 電話→*5533(ソフトバンク携帯の場合)、0800-100-5533(一般電話の場合)
- 店舗→ソフトバンクショップに行く
auの場合
- インターネット→「My au」にアクセスし、「申し込む/変更する」から「au携帯番号ポータビリティー」で申し込み
- 電話→0077-75470
- 店舗→auショップ、PiPitに行く
電話は混雑状況によって待つ可能性もありますが、ショップに行くことに比べれば断然手軽。docomoとauならインターネットから手続きできるので、さらに楽ちんですね。
もし電話や店舗で「解約手続きは済まされましたか?」というようなことを尋ねられたら、「乗り換えをした時点で自動的に契約解除になるはずですが」と自信を持って伝えましょう。私のようなムダな時間を過ごさずに済みます。
ちなみに、MNP予約番号には有効期限があります。あとであせらないためにも、手続きをする前に乗り換える会社を決めておくことをオススメします!
※本記事の内容は、2018年3月27日現在の情報です。