格安SIMには大きく分けて「データ通信」と「音声通話付きデータ通信」の2種類がありますが、一般的に安いプランは「データ通信」のみのプラン。
その中にもいろいろなプランがあるんです。
目次
使用量が少ないなら「低速プラン」の選択も
「データ通信プラン」の中でも、「低速プラン」があるのをご存知でしょうか。
例えば、楽天モバイルのデータSIMには「ベーシックプラン」というものがあります。これは、最大200kbpsの速度制限付きではありますが、ドコモ回線のデータSIMなら月額577円(税込)で利用できるプランです。
一般的な通信速度よりは遅くなってしまいますが、大手キャリアで速度制限がかかったあとの速度は128kbpsなので、速度制限時よりは高速に使うことができます。
テキストサイト、IP電話なら問題なし
200kbpsという低い通信速度は、ゲームや動画の閲覧には向いていません。
ただし、テキストがメインになっているサイトの閲覧など、あまり容量を必要としないものなら、問題なく見ることができます。
例えば、低速でもIP電話アプリが使用できます。
もちろん、SIMカード各社のサービス状況により通信が込み合うと、十分なパフォーマンスが発揮できないこともありますが、ワンコインで通話が可能なら、サブ機として家族との連絡用やお出かけ先で子どもに持たせたりと活用シーンが広がりますよね。
さらに、今ではコミュニケーションツールとして欠かせないLINE。
便利に使いこなせば、離れている家族とのコミュニケーションツールとして大活躍間違いありません!
※LINEを利用する場合は、SMS付きのデータ通信プランをご契約いただくことをオススメします。
料金プランに迷ったときは『最適プラン診断』も参考に
とはいえ、最近ではどんなサイトでも動画や画像が豊富に使用されています。
ストレスなくネットが利用できるのが理想的ですよね。
格安SIMの場合、低速プランだけでなく、高速データ通信が利用できるプランも非常におトクです。
もし格安SIMの料金プランを選ぶときに迷ったら、まずはあなたの利用シーンを考えてみると分かりやすくなります。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、高速データ通信をある程度使えるSIMがおすすめです。
あなたの使い方にあったプランや月額料金を簡単にシミュレーションしてくれるページもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
BIGLOBEモバイルに低速プランはありませんが、「データ通信のみ・3ギガプラン」なら、通信速度を気にせず3GBまで使用できます。
しかも月額990円(税込)!(LINEを利用する場合は、SMS付きのプランにする必要があるため+132円で込1,122円)
例えば、1日にLINEを50回、地図アプリを3件、ニュースを15記事、ゲームを30分楽しめるなど、ライトユーザーであれば十分なデータ通信量となっています。
※上記は目安です。
離れた家族とコミュニケーションの輪が広がる
格安SIMの中でも、料金が低く設定されている低速データプランやデータ通信料が少ないプラン。わずか500円から1,000円ほどの価格で、IP電話、LINE、Twitterなどが手軽に始められます。
スマホを十分に使いこなせない子どもや年配の方は、低速プランで十分ということがほとんど。離れた家族とのコミュニケーションツールとして十分に役立ってくれそうですね!
※本記事の内容は、2019年9月24日現在の情報です。