InstagramなどのSNSが身近になり、写真を撮る機会が増えてきました。中には、毎日何枚もスマホで撮影するという人もいるのでは?
そんなとき大活躍するのがSDカードですよね。
Androidの場合、iPhoneと違ってSDカードを利用することができるので、データ容量を気にせず写真や動画を撮影することができます。
SDカードを買いにお店に行くと、いろんな種類のSDカードが売っています。Class10とかSDXCとかよく分からない単語が書いてあって料金もバラバラ。どれを選んだらいいのか、私はいつも迷います。
今回はSDカードのサイズや容量、スピードの違いをご紹介します。
あなたとあなたのスマホに合ったSDカードを選んでみましょう!
カードの形状・大きさで判断する
SDカードのサイズには、標準サイズ、miniSD、microSDの3種類があります。
標準サイズがもっとも大きく、だいたい縦3センチ×幅2センチ程度。一方、最小サイズのmicroSDは、1.5センチ×1センチです。
2017年初頭時点の最新のスマホに挿入できるSDカードは、最小サイズのmicroSDのみです。古いスマホ向けにSDカードを買いたいというときは、サイズの確認が必要です。
データの容量で判断する
SDカードの規格には、SDカード、SDHCカード、SDXCカードという3種類がありますが、これらの違いは、単純にデータ容量の差だと考えて問題ありません。
SDカードの規格ごとの容量は以下の通りです。
・SDカード:128MBから2GBまで
・SDHCカード:4GBから32GBまで
・SDXCカード:64GBから2TB(約2048GB)まで
「たくさん画像や動画を保存したい」という理由で、データ容量のより大きいものを選びたくなるかもしれません。
しかし実は、容量は大きければ大きいほどよいというわけではなく、スマホ本体によって対応できる規格が異なります。
例えば、BIGLOBEモバイルのHUAWEI novaのスペックを見てみましょう。
(今あなたが使っている端末のスペックを調べたいときは、「スマホ端末名 スペック」で検索すれば、調べることができますよ。)
メモリ(外部メディア最大容量と書いてある場合もあります)のところにMicro-SDスロット(最大128GB)と記載がありますね。つまり、128GBまでのSDカードもしくはSDHCカード、SDXCカードが利用可能だということです。
もしあなたのスマホ端末のスペック表記の中で、メモリが「最大32GB」と記載されている場合は、「SDカードとSDHCカードは使用できるが、SDXCカードは認識しない、もしくは動作を保証しない」という意味になりますので、注意してください。
転送スピードで判断する
最後に重要なのは、転送スピードです。
スマホやデジカメで写真や動画を撮影するとき、SDカードに画像データを保存している場合、そのデータの転送スピードが追いつかないとデータが送れず、撮影できなくなってしまいます。
転送スピードとしては、主にクラス、UHS(Ultra-High Speed)クラスのスピードを示す数値がそれぞれについています。なお、クラスはSD/SDHCカード、UHSクラスはSDHC/SDXCカードで使用されています。
スピードの数値は、クラスが「2、4、6、8、10」の5種類、UHSクラスが「1、3」の2種類です。
例えば、クラスでは、毎秒10MBの転送速度である「クラス10」が最も速いということになります。ただし、それぞれに設定されている最低転送速度は、実際の動作では異なる場合があります。
SDカードの使い方
SDカードを購入したら、実際に使用してみましょう。
・スマホにSDカードを挿入する
スマホの機種によって、本体のどの部分に挿入するかが異なります。SDカードの向きが異なると読み込めないので、差し込む場所や向きはあらかじめ説明書でチェックしておきましょう。
・データの保存先をSDカードにする
主にSDカードに保存するのはカメラで撮影した写真のデータです。多くのアプリではSDカードを差し込むと、自動的に保存先がSDカードに切り替わりますが、手動で変更しなければならないこともあります。
その場合、カメラアプリの設定画面でデータ保存先を「SDカード」にすることで変更できます。
一部のアプリでは、データだけでなくアプリそのものをSDカードに保存できるものもあります。
本体の内部ストレージのデータ容量が少ない格安スマホを使用していても、アプリをSDカードに移すことで、より多くのアプリを利用できるようになります。
いかがでしたか?あなたとあなたのスマホに合ったSDカードを選んで、あなたの暮らしをもっと鮮やかに華やかにしてみてくださいね。
BIGLOBEモバイルでは、購入時にスマホと一緒にそのスマホにあったSDカードを同時購入できます。ぜひ活用してみてください。