仕事中も通勤中も音楽をよく聴くのですが、最近iPhoneのDropboxアプリで、「あ、これ便利だな」と思った機能があります。
それはバックグラウンド再生です。
目次
バックグラウンド再生とは?
バックグラウンド再生とは、あるアプリで音楽を再生していて、別のアプリに切り替えてもそのまま再生を継続できる、という再生方法です。
iPhoneでわかりやすいのは、標準の「ミュージック」アプリがまさにそれです。
「ミュージック」で音楽を再生したまま、Safariを立ち上げてインターネットをしたり、LINEで友達に返信したりすることができますよね。
何か別のアプリを立ち上げてもバックグラウンドで継続して再生し続けられるのがこのバックグラウンド再生です。
Dropboxもこのバックグラウンド再生に対応しており、入手したばかりの音楽をMP3形式のファイルでDropboxに置いておけば、iTunesで音楽を同期する必要すらなくすぐにスマホからその音楽を聴けるようになり、なかなか便利なのです。
iPhoneのDropboxでバックグラウンド再生するには?
方法はとても簡単です。
聴きたい音源ファイルをDropboxの任意の場所に保存し、iPhoneのDropboxアプリからそのファイルを再生するだけ、です。
あとは、好きなように他のアプリに切り替えてもらえれば、バックグラウンドで再生し続けられます。
※切り替えた後のアプリで音楽や映像を再生した場合は、Dropbox側の音楽の再生は終了されます。
では、ここからはバックグラウンド再生がもたらすメリットを説明していきましょう。
便利ポイント①「すぐにスマホで聴きたい!」
クラブミュージックが好きでよく聴いているのですが、ネットで新たな曲やアーティストを探していると、「DJ〇〇〇の60分ミックス」といったものがしばしばフリーダウンロードで見つかります。
こういったときこそ、Dropboxの出番です。音源をダウンロードして、Dropboxに保存すればスマホからすぐに再生できるようになります。
iTunesに同期する手間がないため、とても手軽で早いのが魅力です。
便利ポイント②電力消費を抑えられる
Dropboxのバックグラウンド再生は、スリープボタンでiPhone画面をスリープさせても、再生を続けることができます。
ポケットに入れていても誤動作する心配がありませんし、画面が消えているおかげで電力を余計に消費してしまうこともありませんよね。
便利ポイント③オフラインにも対応している
Dropboxでは「オフライン」でのファイル閲覧にも対応しています。
上記の手順で「オフラインアクセスを許可」にすると、以降そのデータは、ネットワーク環境にいなくても閲覧することができるのです。
同じファイルを開くために、毎回パケット量を消費することはありませんので、たとえば音楽や動画などの容量の大きなファイルは、Wi-Fi環境でオフラインアクセスを許可にしておくと、パケットを節約することだってできてしまいます。
Dropboxを活用して、もっとおトクにもっと手軽に音楽を楽しみましょう!
※本記事の内容は、2018年8月24日現在の情報です。