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格安SIMには2年縛りがないので気軽に乗り換えられる
格安SIMには、ドコモやau、Softbankといった大手キャリアにあるような2年縛りがありません。
最低利用期間さえ過ぎれば、解約金(違約金)が発生することはないのです。
つまり、格安SIMの場合、2年縛りを気にすることなく、自由に乗り換えることができます。
最低利用期間とは?
2年縛りのない格安SIMとはいえ、最低利用期間は存在します。
最低利用期間とは、解約した場合に解約金(違約金)が発生する期間のことです。
最低利用期間は、MVNO事業者によって異なりますが、大手キャリアと比べると短く、半年から1年ほどとなっています。
また、大手キャリアの場合、2年の契約期間が終了した後、1,2カ月の更新期間を経て、自動的に契約が更新されます。
2年使ったからといって解約できるようになるのではなく、この更新月を含む前後3カ月の間に解約しなければ、また2年縛りが始まってしまうのです。
しかし、MVNOの最低利用期間は基本的に自動更新されず、その期間さえ過ぎればいつでも無料で解約することができるのです。
データ通信SIMの最低利用期間
データ専用SIMの最低利用期間は、音声通話SIMよりも短く設定されるのが一般的です。
最低利用期間がなく、解約金も発生しないというMVNO事業者もたくさんあります。
音声通話SIMの最低利用期間
音声通話SIMの最低利用期間は、多くの場合、12カ月程度で設定されています。
最低利用期間中に解約した場合の解約金は、MVNO事業者によって様々ですが、1万円前後が一般的です。
BIGLOBEモバイルの場合、音声通話SIMのみ最低利用期間が設けられています。
MNPを利用する場合には注意が必要
MNPを利用する場合には手数料が必要になるため、注意が必要です。
MNPとは、電話番号を変更することなく、他の通信事業者に乗り換えることを指します。
大手キャリアからMNPをする場合は、転出手数料は2,000~3,000円程度かかります。
MNP先のMVNO事業者では、転入時の事務手数料として一般的に3,000円ほど必要です。
また、MVNO事業者によっては、MNP転入ができない場合があるため、あらかじめ乗り換え先の事業者に確認しておきましょう。
※本記事の内容は、2019年5月24日現在の情報です。