iPhoneにあるSpotlight(スポットライト)検索という機能をご存知でしょうか。iPhoneの中の情報を横断的に検索できるほか、WikipediaなどWebページの検索結果なども表示してくれる、言ってみればiPhoneの総合検索機能です。
もともとはMacに搭載されていたものでしたが、iPhoneの登場でMac・iPhone共通の機能となりました。筆者はiPhone 3GS時代からお世話になっており、Spotlight検索とはかれこれ10年以上のつきあいになります。iOSのアップデートを重ねるたびに使い勝手が向上し、昨年秋のiOS15のアップデートにおいても、このSpotlight検索は進化を見せてくれました。
そこで、当記事ではこの「Spotlight検索」のおすすめの使い方をご紹介。アプリが見つからなかったり、誰かの連絡先を探したりするのに役立ちますよ!
目次
そもそも「Spotlight検索」ってどうやって使うの?
iPhoneでSpotlight検索を利用するためには、ホーム画面の適当なところを下部へスワイプしましょう。画面上部に検索欄が出てくるので、そこに検索したいワードを打つだけ。入力している最中から検索結果候補を瞬時に表示してくれ、目的の情報へすばやくアクセスできるようになっています。
使い方がわかったところで、ではどんな情報を検索すると使い勝手が良いか、ご紹介します。
「連絡先」を速攻で見つける
まずは連絡先の検索です。連絡先アプリに登録している人の氏名をSpotlight検索で検索することで、Spotlight検索から直接電話をかけたり、メッセージを送信したり、テレビ電話をかけることが可能です。
たとえ電話をかけることがなくとも、相手に荷物を送る際など、配送伝票に相手側の電話番号を記載しなくてはいけない時にも役立ちます。筆者も、電話をかけるよりは、電話番号を調べる、という用途で使うことが多いです。
行方不明のアプリが見つからないとき
iPhoneにインストールしたアプリが増えてくると、たまにしか使わないアプリが行方不明になってしまうことがあります。絶対にどこかにあるはずなのに、どうしても見つからない。そんな時はSpotlight検索の出番です。
アプリ名で検索してみると、簡単に見つかります。しかも、上図のように「ボイスレコーダー」を探したい場合には「ぼいす」と入力しただけで見つかりました。多少アバウトでも提案してくれるSpotlight検索には感謝です。
App Store不要! 直でアプリをインストール
さらにすごいことに、Spotlight検索からアプリのインストールまでもできてしまいます。Spotlight検索欄に、インストールしていないアプリ名を入力してみましょう。するとヒットしたアプリ名の右隣に「入手」ボタンが出現。
そうです、このボタンを押すことでアプリのインストールができてしまうのです。App Storeを経由する必要がなくこれはらくちん! これからはSpotlight検索でスマートにアプリインストールをしてみてくださいね。
「写真」の検索もおてのもの、カメラロール内を検索できる
また、Spotlight検索は写真の検索も可能です。撮影地、年月、写っている人やものの名前を入力するとそれに該当する写真の一覧を表示してくれます。写真アプリにある検索機能がSpotlight検索上からも同様に利用できるといったイメージです。
筆者は写真アプリ上で検索することがときどきあったのですが、これからはSpotlight検索からの写真検索もやってみようかなと思います。
あのアーティストの音楽やニュースをチェック
自分の好きなアーティスト名で試しに検索をしてみてください。これはなかなかに使い勝手がよいですよ!
下スワイプから広がる世界
いかがでしたでしょうか。ホーム画面を下スワイプするだけで即座に使えるのがSpotlight検索の良いところ。WEB検索とは一味違った検索結果を出してくれますので、ぜひ一度使ってみてくださいね。