コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、住まいの使い勝手を向上させることにハマったという方はいませんか?かくいう筆者は、Alexaによるスマートホーム化にどっぷりハマりました。
各部屋やキッチン、トイレにまでEcho dotを配置し、天気を尋ねたり、マルチルームで音楽を再生したり、やることリストでTodo管理をしたり、照明を自動点灯・消灯させたり、はたまた「歯みがきくん」というスキルで子どもの歯磨きを習慣づけたりもしました。
一度慣れると手放せない便利さがあり、最近引っ越しをした際には、新居でネットが開通するまでの数日間、Echo dotが利用できず、非常に生活しにくい状態を体験しました。それほどにハマっている筆者のAlexa生活ですが、まだまだAlexaを得体の知れないものに感じている方もいらっしゃることと思います。
そこで当記事では、本サイト「しむぐらし」の記事からAlexaの基本的な使い方や応用、音楽再生、スマートホーム化などについて、一挙にご紹介。Alexaが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
Alexaの基本機能
「Alexaって何? どんなことができるの?」そもそもあまりよくわかっていないという方には以下の記事がおすすめ。iPhoneで言うなら「Hey Siri」的なものというわかりやすい解説から始まり、Alexaのセットアップの手軽さや、「Alexa」以外にも利用できる呼びかけワードの種類なども教えてくれます。
「Amazon Echoで変わった日常|Alexaは賢くて優秀なアシスタント」
実践的な利用方法としてさまざまな魅力も伝えてくれています。他にも、音楽再生やスマート家電との連携にも触れられており、Alexaでできることが一通りわかる内容になっていますよ。
慣れてきたら使いたい、Alexaの「スキル」と「定型アクション」
Alexaを導入して慣れてきたら、次のステップとしてぜひ挑戦していただきたいのが「スキル」と「定型アクション」です。
「スキル」はAlexaを自分好みにカスタムアップさせる拡張機能のようなもので、「定型アクション」はさまざまな動作をタイマーで実行させたり、連続動作させたりできる、自分なりのレシピ集のようなもの。iPhoneの「ショートカット」アプリに似ています。
スマホにアプリを入れる感覚で、Alexaに「スキル」を入れてみよう!
Alexaにスキルを追加することで、できることが増えていきます。
スマートフォンに例えるとわかりやすいです。「アプリ」をインストールするとできることが増えるように、アレクサに「スキル」を追加することで、今までできなかった操作ができるようになります。詳しい導入方法や入れておきたいおすすめスキルを知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
「アレクサの「スキル」とは? 使い方やおすすめスキルを紹介」
Alexaが勝手に仕事をしてくれる神機能「定型アクション」
Alexaを毎日のように利用していると、ふとこんな思いがよぎるときがあります。毎朝「今日のニュースは?」と尋ねるくらいなら、毎朝同じ時間に自動的にニュースを読みあげてほしいな、と。それを可能にしてくれるのがAlexaの「定型アクション」です。
一度設定をしてしまえば、声で指示をしなくても決まった時刻にアクションを実行させたり、1度の指示で複数のアクションを連続して行わせたり、指示するフレーズを自分が発しやすい言葉にカスタムすることなんかもできてしまいます。
Alexaはときに反応が悪かったり、自分がうまく指示を出せなかったりなどで、一発で希望のアクションが返ってこないこともあり、その確実性をあげる意味でも定型アクションは有効です。特に自動化をとことんつきつめたい人には定型アクションは必須機能といえるでしょう。
「声の指示不要!アレクサを自動実行・連続実行できる定型アクション」
敢えてBluetoothスピーカーとして使う
Alexaに音楽再生をお願いしている人も多々いると思います。「Alexa、音楽をかけて」と言えば音楽を簡単に再生できますが、目当ての曲を再生するとなると手こずる人が多いのではないでしょうか。そんな方のために、敢えてBluetoothスピーカーとして使う方法をご紹介いたしましょう。
Echo dotをBluetoothスピーカーとして使う方法
筆者もAlexa経由でAmazon Musicの音楽を毎日のように再生してもらっていますが、だんだんとマンネリ化してきています。その理由は再生する曲に偏りが出てくるからです。なぜ偏るかというと、聴きたい曲やアーティストがあっても、その曲名やアーティスト名がうろ覚えなために、声かけではAlexaにちゃんと依頼できない自分がいるからです。
しかしスマホにインストールしている「Amazon Music」アプリには、聴きたい曲がたくさんあり、指の操作であればアプリ上で目当ての曲を見つけるのはだいたいできます。そんなときはいっそEcho dotをBluetoothスピーカーとして使ってしまいましょう。メリットや詳しい使い方は下記の記事でしっかりご紹介しています。
家電のスマートホーム化に挑戦!
家の中にAlexaを導入したら、やってみたくなるのが声での家電操作です。最後にご紹介するのは、そんなスマート家電の種類や見守りカメラテクニックです。
こんなにあるぞ!Alexa対応家電のラインナップが予想を超えてた
Alexaで家電を操作するといえば、「Alexa、照明をつけて」や「Alexa、テレビをつけて」などがまず頭に浮かぶと思います。しかし、Alexa対応家電は続々と増えており、「全自動コーヒーメーカー」に「LEDテープライト」、「サーキュレーター」に「加湿器」に「Wi-Fiカメラ」、さらには「ロボット掃除機」にいたるまで、今やAlexaで制御できる家電の種類は広がるばかり。
さきほど紹介した定型アクションと組み合わせれば、これらの家電の自動実行や連続実行も可能となるため、あらゆる家電がひとりでに動き出す、超スマートホームの実現だって夢ではありません。
Amazonで購入可能なAlexa対応家電を選りすぐって紹介していますので、以下の記事で夢を膨らませてみてください。
「Alexa、コーヒー淹れて」も夢じゃない!掘ればあるあるAlexa対応家電たち」
Echo show × 2台で見守りカメラとして使うウラワザも
Alexaを利用するために、Echo showというディスプレイ付きのスマートスピーカーを利用している方には、見守りカメラとして使う裏技もあります。
Alexaには、Alexaデバイス間でテレビ電話ができる機能があるのですが、画面付きのEcho showが2台あれば、ひとつをカメラとして、ひとつをモニターとすることで見守りカメラ的に使うことも可能。呼びかけ機能の良いところは、こちらから呼びかければ相手側での画面操作がなくとも通話を開始できる、という点です。
Echo show同士がつながっていれば、離れた場所からでも「Alexa、子ども部屋のEcho showに呼びかけて」とお願いすることで、相手の承諾なしに自動的にモニターを開始できるようになります。テレワークが普及し、子どもとは別室で仕事をしているという方は、Echo showによる見守りカメラ構築も検討してみてはいかがでしょうか。
「高額なモニター不要!2台のEcho Showで見守りステムを構築」
Alexaのポテンシャルを引き出そう!
Alexaについての記事を紹介しながら解説してきました。基本的な使い方はなんとなく知っていても、「スキル」や「定型アクション」を使ったことがない方もいるでしょうし、Alexa対応家電の豊富さに驚いた方もいらっしゃることでしょう。
Alexaは、スキルや定型アクションを活用し、対応家電を連携させることで、あなたの生活をより便利にしてくれます。Echo端末を買ってみたものの、ただの置物になってしまっているという方は、今一度Alexaと向き合ってそのポテンシャルを存分に引き出してあげてくださいね。