目次
ストレススキャンって何?
ストレススキャンは、ストレス管理のためのアプリです。スマホのカメラに指を当て、指から脈拍パターンを測定。現在どのような状態にあるかを、ストレス指数と脈拍数でチェックできます。
2013年10月にiPhone版がリリースされ、昨年7月にはAndroid版もリリース。iPhone版は累計150万ダウンロード、Android版も10万ダウンロード以上されている人気アプリとなっています。
使い方はとても簡単!カメラに指を当てるだけ
ストレススキャンの使い方は、とても簡単。
わずか3つのステップです。
【使い方】
1.アプリを起動して、カルテを入力。
アプリを起動すると、カレンダーが出てきます。
右下にあるグラフのようなボタンを押すと、カルテの画面になります。
ここでは、体感ストレス指数と、睡眠時間、測定姿勢を入力します。
入力が終わったら、「測定をはじめる」をタップして下さい。
2.スマホのカメラが光るので、カメラを覆うように指を当てる
この画面が出てきたら、カメラが起動します。
フラッシュが光るので、カメラ全体を覆うように指を当てて下さい。
3.約2分間で測定完了
測定が始まると、下の写真のような画面になります。
測定の目安としては、約2分間。
目盛りが進んで、測定が終了すると、下記画面に変わります。
「測定結果を見る」をタップすると、ストレス指数と脈拍数がチェックできます。
気になる測定結果は?
今回は、2月28日~3月4日までストレススキャンを使用して、実際に測定してみました。今回は、測定結果の一部を実際にお見せします。
▼2月28日測定分
▼3月1日測定分
▼3月2日測定分
▼3月3日測定分
▼3月4日測定分
実際に試してみたところ全体の傾向としては、休憩中のようにリラックスしている時は、ストレス指数が低くなる傾向にあるようです。
また、起床時や就寝前など脈拍が多くなりやすい時は、比較的高い数値が出る傾向にありました。
その他、スマホを持つ手に力が入っている時は、ストレス指数が高くなりやすかったので、できるだけ平静な時に測定してみることをおすすめします。
ストレススキャンの機能について
スマホのカメラを使って、簡単にストレス測定ができることで人気のストレススキャン。ストレス指数測定の他にも、様々な機能が用意されていることも人気の一つ。
実際、どんな機能があるのか、どう便利なのかについてレビューしていきます。
カレンダー機能
ストレススキャンを起動すると出てくるのがカレンダー。測定を行った日は、測定記録やマークが出てくるので、測定忘れがあってもチェックできます。
つい測り忘れてしまい、習慣化できない人が多いのですが、カレンダーを活用すれば、習慣化するのも簡単です。
分析機能
カレンダーの隣には、分析タブがあります。タブをタップすると、上記画面に切り替わります。ここでは、全ての測定の平均値(ストレス指数・脈拍)や測定回数が表示されます。記録時にタグをつけておくと、タグごとに平均ストレス指数・脈拍数、測定回数が表示されます。
この分析記録を見ることで、ストレスが高くなりやすい時間帯などを知ることができます。
ストレス対策記事
ストレス測定が終わると、ストレスを専門としている精神科・心療内科の医師・カウンセラーなどが、ストレスに対する解説を行っています。
その下には、ストレス解消法等に関するコラム記事が掲載されています。
「もっと読む」をタップすると、ブラウザが起動して、アプリで表示されていたストレス対策の詳細コラムや整体などの紹介記事が出てきます。
ストレスを放置しておくと、うつ病や心臓病などを引き起こす可能性もあるのだとか。掲載されているコラムを読むことで、とっさの時のストレスケアに役立ちます。
気になるデータ通信量は?
格安SIMで利用する場合、気になるのはデータ通信量。
測定時Wi-Fiを使わずに測定を行ったところ、データ消費量は約10MBほど。ストレススキャンを利用するにあたり、さほど多くのデータを消費するわけではありません。
通信量が気になる場合は、料金プランを見直して見ましょう。
ストレススキャンはあくまでも目安として
ストレススキャンは、休憩時間や仕事の合間など、場所や時間に関係なく測定でき、大変便利なアプリです。
測定時間も約2分なので、1日に複数回測定を行ってもそんなに時間はかかりません。時間を決めて測定を行うと、どの時間にストレス指数が高くなりやすいか把握できます。
ただし、医療機関の精密検査とは異なり、あくまでも「アプリ」ですので、健康的な生活を送る上で参考程度に利用いただくのがよいと思われます。
慢性的なストレスや急激なストレス など、気になることがあれば誰かに相談したり、早めに医療機関を受診しましょう。
ストレススキャンでストレス管理を行い、仕事もプライベートも楽しく過ごしましょう!
※本記事の内容は、2017年3月14日現在の情報です。