もしそれが本当であれば、無線LANルーターを買い替えたり、ルーターの子機やメッシュ子機を買い足さずに済むかもしれません。
この記事では、無線LANルーター×アルミホイルで、本当に電波強度が強化され、速度アップするのか試してみました。
目次
アルミホイルを準備する
今回試したのは、アルミホイルそのままの状態のものと、アルミ製フライパンを使ってパラボラアンテナ状にしたアルミホイルの2種類です。
使ったアルミホイルは、どこにでもあるありふれたもの。100円ショップで販売しているものと比べて2μm薄いものでしたが、二重三重にするので気にする必要はないと判断しました。
フライパンを使ったアルミ板を背後に置く
まずは、簡易的なアルミ板を作ります。ちょうどパラボラアンテナのような形をしたアルミ製のフライパンがあったので、それを使いました。
テスト結果では、これを「フライパン」とします。
アルミホイルを重ねただけの板を背後に置く
最も簡単にできそうなのがこちらです。アルミホイルを何層かに重ねて形を保つようにしたものを、無線LANルーターの背後に置きました。
こちらは「積層」としておきます。
電波強度とスピードに変化が!
テストに使用したのは次の機器やアプリです。
電波強度はスマートフォン「Galaxy S25」に、アイ・オー・データ機器「Wi-Fiミレル」アプリをインストールして測定しました。
通信速度はPC「AYANEO SLIDE」に、Ookla「SPEEDTEST」アプリをインストールして測定しました。
なお、通信速度の他に、電波強度も測ったのは、この両者には密接な関連性があるからです。電波強度が弱いと、通信速度は遅く、強ければ速くなります。どちらも測定することにより電波強度による通信速度の違いも確認できます。
無線LANルーターの置いてある部屋と別の部屋(別の階)で、アルミホイル効果が見られるかどうかを試します。
まずは、電波強度です。数値は、「0」に近ければ近いほど強度が高く、「-」(マイナス)になればなるほど低いものとなっています。
結果的に、一番アルミに厚みがあるフライパン(アルミ板)の電波強度が高い数値になりました。アルミに厚みがあればあるほど電波強度が高まっていること、さらに方向を指定するように配置することでも電波強度を高められるということが分かりました。
意外だったのは、異なる階にいても、アルミの効果が現れたことでした。
では、通信速度はどうでしょうか。通信速度は、数値が大きいほど速いという結果になります。
※各数値の単位は「Mbps」です。
こちらも、僅かではありますが、アルミホイルまたはアルミ板を使ったほうが高速になっていました。別階での計測で大きく差が出たパターンもあるので、距離に対して効果を発揮しやすいといえるかもしれません。
速度に不満なら、光回線の見直しを!
「こうすると速度がアップする」という都市伝説のような噂はさまざまあり、中には、今回のように実際に効果が出るものもあります。
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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。