TwitterやInstagramといったサービスが話題になり、今や当たり前となった今日このごろ。普段からSNS上にスマホで撮影した写真を投稿して、友達と交流している人も少なくないのではないでしょうか。
たくさんの写真を撮影していると気になるのが、スマホのデータ容量。
最近はスマホでも高画質な写真を撮影できるようになったこともあり、調子に乗って撮りまくっていたら、あっという間にデータがいっぱいになってしまった――。そんな経験がある人も多いのではないかと思います。
そこで大活躍するのがクラウドサービス!
『Googleフォト』をはじめとするサービスを利用して保存した写真は、いずれもクラウド――簡単に言えば、インターネットのサーバー上に保管されます。しかも保存した写真はアカウント情報と紐付いているため、例えば機種変更をしたときであっても、画像データを転送するような手間なく管理することができます。
いつまでも同じiPhoneやAndroidスマホを使い続けるとも限りませんし、写真の管理にはクラウドサービスがおすすめ。
そこで今回は、そんな写真管理サービスのなかから、『Googleフォト』と『Amazonプライムフォト』をご紹介します。
目次
タグ付けなしで高精度検索が可能!機能も豊富な『Googleフォト』
お手軽で高機能な写真管理サービスとしては、まず『Googleフォト』が挙げられます。Googleが提供するサービスのひとつであり、Googleアカウントを持っている人ならばすぐに利用可能。
普段からGmailやGoogleマップを使っている人は、面倒な登録作業なしで使いはじめることができます。
容量無制限、高画質保存といった基本的な部分は抑えていますが、何よりも高精度の「検索機能」がスマホユーザーにとっては大きな魅力。
なんと、ユーザーが事前にタグ付けやファイル名などを指定していなくても、「犬」や「川」といった単語で検索するだけで該当する写真を表示してくれるのです!
ほかにも、「ケーキ」や「喫茶店」といった特定の単語でも高い精度で当てはまる写真を見つけ出してくれますし、場合によっては「渋谷」や「東京タワー」といった固有名詞でもしっかりと検索結果に表示されるのだとか。
位置情報を読みこんでいるわけではないそうなので、安心して使うことができます。
容量無制限・無劣化保存が魅力の『Amazonプライムフォト』
『Amazonプライムフォト』は、Amazonが提供する有料会員サービス『Amazonプライム』の会員特典のひとつ。年会費がかかりますが、高い頻度でAmazonを利用している人にはおすすめのサービスです。
すでにプライム会員の人は、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
『Googleフォト』同様に容量無制限を謳っている『Amazonプライムフォト』ですが、本サービス独自のメリットとして「写真を無劣化で保存できる」ことが挙げられます。
というのも、高画質のデジタルカメラなどで撮影した写真の場合、サービスによっては画像サイズを抑えるべく圧縮した形で保存されることが少なくありません。
その点、『プライムフォト』はどれだけ高画質な写真でもそのままの状態で保存できるという点で、ほかのサービスとは一線を画しているとも言えるでしょう。
iPhone↔Androidを行き来する機種変更でも、クラウドサービスなら安心!
このほかにも、Dropbox、Flickr、フォト蔵など、写真をオンラインで保存・管理できるクラウドサービスは数多く存在します。それぞれに機能や用途が違ったり、独自のコミュニティがあったりしますので、まずはいろいろと試してみるのもいいかもしれません。
※本記事の内容は、2017年3月24日現在の情報です。