Vol.4 ルーターの調子が悪い?だったら10ギガ回線に乗り換えよう!
(提供BIGLOBE)


渡辺まりか
- 本記事は作成時点の内容です。
最近話題の光回線10ギガプラン(BIGLOBE提供)を、IT系ライターが実際に契約するところからやってみた体験談を綴るシリーズです。
「最近、Wi-Fiの調子が悪いなぁ」
「オンライン会議中に突然画面が止まって焦った…」
「ゲームのラグが酷くてイライラする」
こんな経験、ありませんか?
実は筆者も先日まで、自宅の無線LANルーターの不具合に悩まされていました。ネットにつながったりつながらなかったりするし、突然、回線速度が極端に落ちる、スマート家電との接続が切れて回復しない、ネットと接続しているテレビで夕食時の楽しみのアニメ動画配信を見られないなど、本当に困りものでした。
プライベートならまだ良いのですが、オンライン会議中やオンライン取材時に突然切れてしまうのは致命的。先方に謝ったり、聞こえなかった分の動画を送ってもらったりするなど、信用にも関わる問題が出てきていたのです。
「購入から4年以上経過しているし、ルーターを買い換えるべきかな?」と思いつつも、完全に壊れるまでは踏ん切りがつかず、不便を我慢する日々が続いていました。
そんな折に、モニター記事の提案を受け、ふたつ返事で了承。これで、自宅の回線や無線LANルーターに感じていた不満が解消するのでは!? と期待に胸を膨らませました。
とはいえ、お金を払ってまで回線を変えたほうが良いのでしょうか。本稿では、回線ごと変えてしまうメリットとデメリット、そして筆者が実際に感じたことをまとめて紹介します。
ルーター買い替えのタイミングで考えたい「次の一手」
以前に買ったルーターが、経年劣化で不具合が見られるようになると、次のように考えるのではないでしょうか。
「ルーターを修理に出そうか」「新しいルーターに買い替えようか」「どうせなら最新モデルを買っちゃおうか」と。
でも、別の選択肢を見逃していないでしょうか。それは「回線自体を10ギガにして、お得に新しい無線LANルーターを手に入れる」というものです。
その選択肢を見逃すべきではない3つの理由を解説します。
無線LANルーターの性能を活かせるから
最新の無線LANルーターでは、WAN側(ONUと接続する端子)に10Gbpsイーサネットを搭載していたり、Wi-Fi 7に準拠した無線LAN規格を採用していたりするものがあります。

▲光インターネット1ギガ回線×当時(2020年8月)の最新無線LANルーターでのスピードテストの結果。無線LANルーターが新しくなっても、そもそも家に引き込まれている回線が細ければ、大したスピードは望めない
お得に入手できるかもしれないから
プロバイダーによっては回線乗り換えと同時に、自社で推奨している無線LANルーターを購入してもらうことで割引を提供していることがあります。
相性が良いから
プロバイダー推奨の無線LANルーターであれば、その回線で使えないということはないでしょう。プロバイダー側としても、回線のメリットを享受させるべく、最適な機器を選定しているからです。
買った後に回線を乗り換えたら使えなかった、というのでは非常にもったいない話です。であれば、相性が良いはずの機器と回線をセットで新しくするほうが賢い選択だといえるでしょう。
なぜ10ギガ回線に乗り換えることを検討すべきなのか
10ギガ回線というワードはよく聞くものの、「今の1ギガでも十分じゃない?」と思うかもしれません。
しかし、考えてみてください。家庭内のネット環境はこの数年でどれだけ変わったでしょうか。家族それぞれが複数のスマートフォンやタブレット、PCを使うようになり、スマートフォンを脇に置きながらビデオ会議を行う、テレワークをするというのが日常になっています。
インターネットに接続して動画配信サービスも見られる“コネクテッドTV”は、公正取引委員会の調査によれば、2016年の18.0%から2023年には32.7%に、動画配信サービスの利用率は2019年17.4%から2022年の52.1%にまで上昇しており、しかも配信される動画コンテンツの画質も4Kという大容量データ通信を必要とするものに変わってきています。
オンラインゲームのデータ容量の増加、次世代ゲーム機の新機能として注目を集めたゲームをしながらのチャットなども一般的になってきました。
スマート家電が増えており、人によってはスマートロックを家のドアの鍵に取り付けている人もいることでしょう。この場合、通信が切れる、あるいは不安定になるという状況を見過ごすことができないでしょう。
1ギガ回線は、1つのデバイスしかつながないのであれば快適ですが、複数デバイスで同時に使うと通信が不安定になる、速度が低下する可能性があります。
しかし、10ギガ回線であれば、家族全員が同時に大容量データをやり取りしても、遅延しづらくなります。今はそこまで必要ないと思っても、今後のデジタル生活を考えると、「将来性」という点で大きなアドバンテージとなるのです。
BIGLOBE光10ギガ回線をおすすめする3つの理由とは?
実際に、モニターになってみてBIGLOBE光10ギガ回線に乗り換えてよかったと感じています。その理由は以下のようなものです。
高性能ルーターが2種類から選べる
BIGLOBE光10ギガでは、最新のWi-Fi 7対応ルーターを2種類から選べます。

▲BIGLOBE光10ギガ回線契約時に同時購入できるオススメ無線LANルーター
・BUFFALO WXR9300BE6P
まず一つ目がBUFFALOの「WXR9300BE6P」。
回線契約と同時購入の際は5,808円相当の値引き特典が使えるため、48回払いで月々539円とリーズナブル。メッシュWi-Fiに対応しているので、親機から離れた部屋の通信状況を改善したくなった場合でも、機器を追加するだけで手軽に状況を改善できます。
最大通信速度は5,764Mbps*1ですが、同時接続台数が35台というところが、筆者としてネックに感じました。スマートスピーカーやスマート照明、スマートロックなどスマート家電が多い環境だからです。
- 理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
とはいえ、目に見えるアンテナが4本ついているところや、国内メーカーという安心感があります。メッシュWi-Fiの子機に、接続端末を割り当てるという方法もあるので、安心感に重きを置く人であれば、こちらがおすすめです。
・TP-Link Deco BE85
もう一つの選択肢がTP-Linkの「Deco BE85」。
こちらは48回払いで月々1,210円とお高めなうえ、同時購入時のキャッシュバックが5,000円なので、コスト重視の人にとっては選びにくい無線LANルーターかもしれません。
でも、最大通信速度最大11,520Mbps*2と超高速なモデルであり、メッシュWi-Fiにも対応。子機は回線契約と同時に買うこともできますが、TP-Link製のいろいろな子機から選べるので、コストを抑えることもできます。
- 2: 理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
何より、同時接続台数が最大200台というところに惹かれました。200台あれば、スマート家電が多く、端末の同時接続も多い我が家でも問題なさそうです。白いボディがインテリアに溶け込むところも良いと感じ、筆者宅ではこちらの機種を選択しました。
将来を見据えた投資になる
今後ますます増えるデジタルデバイスや高画質コンテンツに対応するなら、10ギガ回線は「先行投資」と考えられます。5年後、10年後といわず、生成AIの進歩のスピードから分かるように、1年後には、今より通信量がさらに増えることが見込まれます。
それを見据えたネット環境を今のうちに整えておくことで、1年先にあるかもしれない買い替えの手間やコストを削減できるのです。
家族全員の快適なネット生活を実現
「子どもがゲームを始めると動画が見られない」「家族が帰宅するとネットが遅くなる」「隣の人がリモートワーカーで、日中の通信速度が安定しない」といったストレスが軽減されるのも、メリットの一つといえるでしょう。
テレワーク中の会議も、家族の動画視聴も、オンラインゲームも、すべてを同時に快適に楽しみやすくなります。データのダウンロードやアップロードのために、机の前に縛られる時間も短縮されることでしょう。
無線LANルーターとインターネット回線を同時に乗り換えてみた感想
筆者は、ルーターの調子が悪いこと、さらにそのタイミングでモニター記事の執筆を持ちかけられたことをきっかけに、思い切ってBIGLOBE光10ギガに乗り換えました。正直なところ、承諾前は「オーバースペックかな?」「これまで長い付き合いのあるプロバイダーを捨てるメリットってあるのかな?」と迷いました。
でも、無線LANルーターの買い替えと同時に乗り換えて良かったと感じています。
特に驚いたのは、データアップロード速度の改善でした。
仕事柄、自宅の撮影ブースで依頼されたレビューの端末を撮影する、いわゆる“ブツ撮り”という作業があり、その画像をなくさないように、いったんクラウドにアップロードするのですが、あっという間に終わります。以前であれば、「撮影も終わったことだし、ちょっとお茶にしよう」と、お茶を淹れて(正確にはコーヒーですが)飲む時間があったのですが、今ではその時間すらいりません。
それが良いのか悪いのかはまた別の議論として、急いで納品しなければならない場合などでは、かなり有効だなと感じました。
また、最近、Wi-Fi 7に対応したスマートフォンを購入したのですが、その性能を活かせずもったいないなぁと感じていました。今では回線切り替えと同時に購入した無線LANルーターTP-Link Deco BE85がWi-Fi 7に対応しているので、そのスピード感をしっかり堪能できています。
もちろん、動画視聴時の待ち時間が減り、Android向けゲームやSteam Deck向けゲームの新規または更新データダウンロードの時間が短くなったのもありがたい。何より、オンライン取材中に画面が固まっても回線環境に自信があるためオドオドすることなく、スムーズに続けられるようになったのが(金銭にも直結しますし)大きなメリットだと感じています。
まとめ:ルーター買い替えのタイミングこそ、10ギガ回線乗り換えへの絶好のチャンス
買って間もないのであれば、保証を利用して修理したほうがコストがかからず良いでしょうが、数年使っているようなルーターであれば、不具合が出たときにただ単に買い替えるのではなく、回線自体をアップグレードしたほうがメリットがある理由を、筆者の経験も交えて紹介しました。
BIGLOBE光10ギガなら、高性能ルーターが選べるうえにキャッシュバックもあり、将来を見据えたネット環境を整えるのにもってこいです。「まだ10ギガもいらないよなぁ」と考えているうちに世の中のデジタル化はどんどん進んでいきます。今と将来の快適なデジタルライフのためにも、ルーターの買い替えと同時に回線の乗り換えを検討してみるのはどうでしょうか。
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Contributor 渡辺まりか