工事不要Wi-Fiの選び方！無制限・速さ・安さのおすすめは？ |【公式】BIGLOBE WiMAX +5G(ワイマックス)

工事不要Wi-Fiはどのような種類があるのでしょうか。本記事では、工事不要Wi-Fiの種類や特徴、メリット・デメリット、選び方までを解説します。

工事不要Wi-Fiの種類と特徴

工事不要Wi-Fiには、自宅で安定したインターネット環境を提供する「ホームルーター」と、外出先でも利用できる「モバイルルーター」の2種類があります。どちらもインターネット工事が不要で、簡単に接続できるのが特徴です。

自宅専用「ホームルーター」の魅力と特徴

ホームルーターは、コンセントに挿して簡単に自宅でのWi-Fi環境を構築できるWi-Fi機器です。工事が不要なので、引っ越し先でもすぐに利用できる点が魅力であり、ホームルーターの最大の利点ともいえるでしょう。

また、多くのプランでデータ容量が無制限に設定されているため、大量のデータを送受信する場合にも向いています。同時接続できる端末の数も多く、一般的には10台から30台程度まで対応可能です。

一方で、ホームルーターは登録住所以外で利用できないものが多く、自宅以外での利用を考えている場合は不向きです。また、利用できるエリアや速度は通信事業者のサービスエリアや基地局の位置に依存するため、場所によっては速度が安定しないこともあります。

持ち運び可能な「モバイルルーター」の特徴と利点

モバイルルーターは、軽量で持ち運びしやすく、充電式なので、外出先でも簡単にWi-Fi接続ができる工事不要のインターネット接続端末です。自宅だけでなく、外出先でインターネットを利用できるのが最大の魅力です。モバイルルーターには、いくつかのデメリットがあります。まず、速度や通信の安定性において、電波状況や周囲の環境に左右されやすく、通信が不安定になる場合があります。また、データ容量無制限のプランが多いですが、大量利用では混雑時に速度制限がかかる場合もあります。さらに、提供エリア外や電波が届かない場所では利用できないため、使用場所に応じてエリアの確認が必要です。

工事不要Wi-Fiのメリット

ホームルーターやモバイルルーターなどの工事不要Wi-Fiは、以下のようなメリットがあります。

即日利用可能な手軽さ
初期費用の削減
スッキリとした見た目と配線

工事不要のWi-Fiのメリットについてチェックしていきましょう。

メリット① 即日利用可能な手軽さ

工事不要Wi-Fiの最大の魅力は、申し込みから短期間で利用を開始できる手軽さにあります。光回線の場合、数週間～数カ月かかり、立ち会い工事が必要な場合もあります。一方、工事不要Wi-Fiは、端末が届き次第、簡単な設定を行うだけでインターネット接続が可能です。特に引っ越しや短期利用の場合、すぐにWi-Fi環境を整えられるため、忙しい方やすぐにネットを使いたい方には大きなメリットです。

メリット② 初期費用の削減

工事不要Wi-Fiは、光回線と比べて初期費用を抑えられるのが魅力です。光回線の場合、契約時に回線工事費用として数千円から1万円以上かかることが一般的です。一方、工事不要Wi-Fiは工事が不要なため、このような費用が抑えられます。

メリット③ スッキリとした見た目と配線

工事不要Wi-Fiは、シンプルで配線が少ないため、設置後もスッキリとした見た目が保てます。ホームルーターは円柱形のシンプルな形でモノクロ系のカラーが多く、インテリアになじみやすいデザインが多いのも魅力でしょう。またLANケーブルを使わない無線接続なら、余計な配線が一切不要です。

工事不要Wi-Fiの注意すべきデメリット

工事不要Wi-Fiは、簡単にインターネットを利用できる点が魅力ですが、使用環境や用途によっては注意が必要な点もあります。特に以下のようなデメリットが挙げられます。

光回線と比べた通信速度の差
過度な使用による通信制限リスク

これらのデメリットについて詳しくみていきましょう。

デメリット① 光回線と比べた通信速度の差

工事不要Wi-Fiのデメリットとして、通信速度が光回線よりも劣る点が挙げられます。光回線は、光ファイバーケーブルが直接引き込まれることで安定した高速通信が可能です。一方、工事不要Wi-Fiは端末までが無線接続で、周辺の障害物や電波の干渉を受けやすいため、通信速度が不安定になる場合があります。以下は、一般的な回線速度の目安です。

＜技術規格上の速度＞

接続方法	下り速度(目安)
光回線	1～10Gbps
5G回線	2～4Gbps
4GLTE回線	～1.2Gbps

ただし、日常のネット利用には工事不要Wi-Fiでも十分な速度を確保でき、動画視聴や軽いオンラインゲームなら問題なく楽しめます。

デメリット② 過度な使用による通信制限リスク

工事不要Wi-Fiは、手軽に利用できる反面、一定のデータ使用量を超えると通信速度制限がかかる場合があります。特に、利用者が多い時間帯や、大量のデータを使用した際に制限がかかるケースがあり、快適に使い続けるためには注意が必要です。

通信制限の条件はサービスやプランによって異なるため、契約前には公式サイトなどで詳細を確認しておきましょう。

工事不要Wi-Fiの選び方！チェックポイントを確認しよう

工事不要Wi-Fiを選ぶ際には、使用環境や目的に合った機種を選ぶことが大切です。以下のチェックポイントを確認しましょう。

利用目的に合わせた端末タイプの選択
エリア別：最適な通信回線の見極め方
快適さを左右する通信速度の比較ポイント
ライフスタイルに合わせたデータ容量の選び方

各チェックポイントをみていきましょう。

ポイント①利用目的に合わせた端末タイプの選択

工事不要Wi-Fiを選ぶ際には、利用目的に応じて「ホームルーター」か「モバイルルーター」のどちらが適しているかを見極めることが重要です。

ホームルーターは主に自宅での利用を前提としているため、安定した接続が特徴で、複数の端末を同時に接続できる点が魅力です。特に家族など複数人でWi-Fiを共有したい場合や、自宅内でデスクトップやスマート家電など多くの端末を接続する必要がある方に向いています。

一方、モバイルルーターは、軽量で持ち運びができることから、外出先でもWi-Fi接続を利用したい方に適しています。通勤中やカフェ、旅行先などで利用する場合に便利で、スマホの通信量を抑えたい方にもおすすめです。また、一人暮らしで接続する端末が少ない場合は、モバイルルーターでも十分な通信環境を確保できるでしょう。

このように、利用シーンに応じて端末を選ぶことで、より快適に工事不要Wi-Fiを活用することができます。

つまり、自宅のみでのインターネット回線としては「ホームルーター」、自宅以外でもインターネットを使いたい方には「モバイルルーター」が最適です。

ポイント② エリア別：最適な通信回線の見極め方

工事不要Wi-Fiは、基地局と無線でつながるため、電波の届かない場所では利用できません。そのため、使用を検討しているWi-Fiサービスの対応エリアから最適な通信回線を見極めるのがポイントとなります。各回線の対応エリアは異なるため、自宅やオフィスなど利用したい場所がエリア内であるかを事前に確認しておきましょう。

各回線の提供エリアは、それぞれの公式サイトから確認できます。

一例として、BIGLOBE WiMAX 5Gの対応エリアは下記からご確認いただけます。

BIGLOBE WiMAX +5G サービスエリア

クラウドSIM系のWi-Fiサービスでは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア回線が利用できるものが多いため、各回線の対応エリアをチェックしておくと良いでしょう。

ポイント③ 快適さを左右する通信速度の比較ポイント

通信速度は、快適にWi-Fiを利用するうえで重要なポイントです。特に動画視聴やオンラインゲーム、大容量のファイルダウンロードなどには、安定した高速通信が求められます。工事不要Wi-Fiの速度は、サービス提供会社や端末の種類によって異なり、ホームルーターとモバイルルーターでも速度が異なります。以下に、主要な工事不要Wi-Fiサービスの通信速度の目安をまとめています。

サービス	タイプ・端末	下り速度(目安)
BIGLOBE WiMAX	ホームルーター・Speed Wi-Fi HOME 5G L13	最大4.2Gbps
BIGLOBE WiMAX	モバイルルーター・Speed Wi-Fi DOCK 5G 01	最大3.5Gbps
ドコモ	ホームルーター・home 5G HR02	最大4.2Gbps
ドコモ	モバイルルーター・Wi-Fi STATION SH-54C	最大4.9Gbps
SoftBank Air	ホームルーター・Airターミナル6	最大2.7Gbps
SoftBank Air	モバイルルーター・Pocket WiFi® 5G A101ZT	最大2.0Gbps