WiMAX +5Gを利用していて、「地下や建物内で電波が不安定になる」「もっと広いエリアで使いたい」と感じたことはありませんか?

そんなときに便利なのが「プラスエリアモード」です。

このオプションを利用すれば、通常のスタンダードモードでは接続しにくい場所でも、安定した高速通信が期待できます。

本記事では、プラスエリアモードの特徴やメリット、料金体系、注意点について詳しく解説します。利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

WiMAX +5Gの「プラスエリアモード」とは?

WiMAX +5Gの「プラスエリアモード」は、WiMAXで提供している有料オプションのひとつ。スタンダードモードとは異なる周波数帯を利用することで、より広いエリアで快適な通信環境を実現するサービスです。

通常、WiMAXでは「スタンダードモード」という標準の通信モードでインターネットを利用します。このモードは無制限で利用でき*1、追加料金もかかりません。

一方、プラスエリアモードは、スタンダードモードとは異なる800MHzの周波数帯を利用することで、より広いエリアで快適な通信環境を実現する有料オプションです。電波が届きにくい場所や、より安定した接続が必要な場面で活用できます。

  1. 大量利用では混雑時に速度制限する場合があります。

プラスエリアモードのメリット

auが提供する「プラチナバンド」を使えるようになったことで、これまで提供していたサービスよりも広いエリアで通信できるようになりました。具体的にはどのような特徴やメリットがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

1. 通常よりも広いエリアで通信ができる

「プラスエリア」という名称からもわかるように、このモードでは通信可能エリアが広がります。

スタンダードモードではインターネットにつながらなかったり、接続が不安定になったりする地域でも、プラスエリアモードなら快適に通信ができる場合もあります。プラスエリアモードの対応エリアは、各プロバイダのエリアマップで確認可能です。

BIGLOBE WiMAX +5G プラスエリアモードの対応エリアをみる

2. プラチナバンドが使えて地下や屋内でも通信が安定する

プラスエリアモードにすると、通常の回線では接続が不安定になるような場所でも安定して高速通信ができる場合があります。

なぜなら、スタンダードモードとは別の「プラチナバンド」という電波を利用しているから。この電波は周波数帯が低く、「障害物に強い」という特性があります。

そのため、たとえば「地下に入って接続が不安定になったから、プラスエリアモードに切り替えて使う」といったことも可能です。電波状況が悪い場所でインターネットを使う機会が多い人ほど、重宝するオプションだと言えるでしょう(※ただし当月中に一度でもプラスエリアモードを利用すると、その分の月額料金が発生しますのでご注意ください)。

「プラスエリアモード」を使うときはここに注意!

WiMAXが5Gに対応し、そもそもの対応エリアが広がったため、スタンダードモードでも十分ということでしたら、無理に利用する必要はないでしょう。もちろん、電波状況が悪い場所によく行く人には、依然としておすすめのサービスです。

利用エリアが広がるだけでなく、出先でインターネットにつながらない場合の「予備回線」としても役立つ、プラスエリアモード。追加料金を支払う価値のありそうな有料オプションですが、注意点もあります。

30GBを超えると速度制限がかかる

プラスエリアモードには月間30GBのデータ容量制限があります。この上限を超えると、プラスエリアモードでの通信速度が制限されるため、注意が必要です。

ただし、速度制限がかかるのはプラスエリアモードのみ。スタンダードモードは通常通り利用できるため、制限後も安心して使い続けることができます。

有料オプションとして税込1,100円/月かかる

プラスエリアモードは税込1,100円/月の有料オプションです。当月中に一度でも利用すると、その月の料金が発生します。

過去に提供されていたWiMAX 2+の有料オプション「ハイスピードプラスエリアモード」と比べると、「プラスエリアモード」はとても良心的な設計となっています。

というのも、旧オプションの上限は「7GB」と少なめでした。しかも上限を少しでも超過すると、通常のWiMAX回線にまで速度制限がかかっていたのです。

その点、WiMAX +5Gのプラスエリアモードは上限が「30GB」に大幅アップしました。さらに、超過してしまった場合の速度制限もプラスエリアモードのみが対象なので、スタンダードモードは通常通りに利用できます。

以上のような点を考慮すると、「プラスエリアモード」は非常に良心的かつ魅力的なオプションだと言えるのではないでしょうか。

BIGLOBE WiMAX +5Gの通信速度・速度制限についてはこちら

よくある質問

Q. プラスエリアモードは勝手に切り替わる?

いいえ、プラスエリアモードは自動的には切り替わりません。

利用する際は、端末の設定画面から手動で切り替える必要があります。意図しない料金が発生することはないので、安心してご利用できます。

Q. プラスエリアモードの料金はいつ発生する?

プラスエリアモードの料金は、当月中に一度でも利用した時点で発生します。たとえ数分の利用であっても、その月の月額料金が請求されますので、使用前にはご注意ください。

なお、プラスエリアモードの料金が発生しても、スタンダードモードは通常通り利用できます。プラスエリアモードはあくまで追加オプションですので、基本的な通信環境には影響ありません。

Q. 制限後でもスタンダードモードは使える?

はい、使えます。

プラスエリアモードで30GBの上限を超えて速度制限がかかった場合でも、スタンダードモードは通常通り利用可能です。速度制限の影響を受けるのはプラスエリアモードのみとなります。

WiMAXの乗り換え先には、BIGLOBE WiMAX +5Gがおすすめ!

さまざまな事業者から提供されている、WiMAX回線。更新月のタイミングでプロバイダを乗り換えようと考えている人におすすめしたいのが、「BIGLOBE WiMAX +5G」です。
「プラスエリアモード」も、もちろんご利用可能です。

データ容量は無制限*1で、料金プランもシンプルでわかりやすいのがポイント。おトクな特典も用意されていますし最低利用期間もありません。

乗り換え先の選択肢のひとつとして、ぜひご検討ください。

  1. スタンダードモード(800MHz非対応)の場合。大量利用では混雑時に速度制限する場合あり。

もっと詳しく知りたい方はこちら

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