データSIMと音声通話SIMの違いは、以下のポイントを押さえておけばOKです。
- 音声通話SIMは、電話(音声)とデータ通信ができ、電話番号を持てる
- データSIMは、データ通信のみで電話番号を持てない
- データSIMのほうが料金が安い
格安SIMの通信プランは、SMS(ショートメッセージサービス)や音声通話が使えるかどうかで、次の3種類に分けられます。
目次
音声通話SIMとは
データ通信に加えて音声通話もできるSIMで、090、080、070で始まる携帯電話番号を持つことができます。SMSも利用できます。
この音声通話は、050PlusやLINEの無料電話のようなIP電話アプリに比べて通話の品質が高く、声が遅れたり、途切れたりしにくいメリットがあります。また、110、119といった緊急番号にかけることもできます。
また、キャリアの携帯電話番号をMNP(モバイルナンバーポータビリティ)を使って、音声通話SIMの電話番号に移すことも可能です。
そのため、キャリアの携帯電話やスマホから格安SIMに乗り換える方は、音声通話SIMを選ぶ場合が多いです。
格安SIMの場合、「BIGLOBEでんわ」のような通話料金をおトクにする無料アプリと組み合わせたり、かけ放題のオプションプランに加入することで、通話料を抑えることができます。
料金プランの詳細は下記ページからご確認ください。
データ通信SIM(データSIM)とは
データ通信のみが使えるSIMです。「音声通話」はできません。
メールやWEBブラウザ、アプリなどは利用できます。そのため、「050Plus」のようなIP電話や、LINEの無料電話、スカイプなどのアプリによる電話サービスは利用できます。
SMSや音声通話ができる通信プランに比べて安いことが多いので、データ通信SIMとスカイプのような組み合わせで、料金を抑えつつ通話も行う人もいます。
▼参考記事▼