光回線を選ぶ際、光コラボとフレッツ光という2つから選択する場合、どちらが良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
本記事では、光コラボとフレッツ光の違いを比較し、光コラボのメリットとデメリット、光コラボを選ぶポイントを詳しくご紹介します。
目次
光コラボとは?光コラボとフレッツ光の違い
光コラボとフレッツ光は、どちらも光回線サービスです。
光コラボ(光コラボレーションモデル)は、NTTの光ファイバー回線を利用しながらも、各通信事業者が独自のサービスや料金プランを提供するサービスをいいます。
例えば、ビッグローブ光も光コラボを展開する事業者のひとつです。
これに対して、フレッツ光はNTTが直接提供する光回線サービスです。
同じNTTの光回線を使用しているので、通信品質は基本的にどちらも同じですが、料金体系やキャンペーン内容に違いがあります。
また、光コラボは光回線とプロバイダをまとめて契約でき、キャンペーン展開が豊富。
一方、フレッツ光は光回線のみのシンプルなサービスで、キャンペーン展開は少ないといえます。
解約金については、光コラボ・フレッツ光どちらも、定期利用契約の場合などは更新月以外の中途解約で解約金が必要なことが多く、解約時の取り扱いについては各契約で確認しておくことが大切です。
光コラボ | フレッツ光 | |
提供元 | NTT東日本 西日本 + 光コラボ事業者 |
NTT東日本 西日本 |
サービス内容 | 光回線 + プロバイダ | 光回線のみ |
申し込み | 光コラボ事業者 | NTT東日本・西日本 |
月額料金 | 比較的安価 | やや高額 |
キャンペーン | 豊富 | 少ない |
解約金 | 場合によっては発生 | 更新月以外の中途解約で発生 |
選べる事業者 | 多数 | 1社 |
光コラボの6つのメリット
光コラボには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下では、光コラボのメリットを6つ確認していきましょう。
1. フレッツ光と比較すると月額料金が安いものもある
光コラボの最大のメリットは、選択する光コラボ事業者によっては、フレッツ光より料金が安くなる可能性があることです。
また、多くの光コラボ事業者は、スマホとのセット割引や、動画配信サービスと組み合わせたプランが申し込める場合もあり、通信費の節約やお得に利用できることがあります。
2. キャッシュバックなどのキャンペーンが豊富
光コラボのメリットとして見逃せないのが、キャッシュバックや各種特典を受けられるキャンペーンが頻繁に実施されていることです。
例えば、ビッグローブ光(1ギガ・3年プラン)は、新規申し込み&乗り換え特典として、キャッシュバックや月額料金値引き、無線LANルーター1年間無料、ビッグローブ光テレビキャッシュバック(同時申し込み・回線新規)、といった各種割引やキャッシュバックを実施しています。(2024年11月時点)
3. 工事費が無料になる場合がある
キャッシュバックなどのキャンペーンや特典のひとつとして、開通時に工事費が無料になるキャンペーンが実施されていることがあります。
初期費用を抑えたい場合は、光コラボ事業者の各種キャンペーンの工事費についての項目をチェックしておきましょう。
ただし、工事費が「実質無料」となるキャンペーンには、新規工事費の分割払い相当を利用料金から値引きする、といったケースが多く、分割払い期間中に解約すると、残金を一括で支払う必要があるため注意が必要です。
4. 光回線とプロバイダをまとめて契約できる
光コラボは、光回線とプロバイダサービスがまとめられているため、契約や請求がひとつにまとまっています。
数十社の光コラボ事業者から、自分の好みで自由にプロバイダを選ぶだけで、インターネット契約が完了できます。
申し込みや請求の窓口が一本化できるので、手続きや支払いがコンパクトにまとめられます。
さらに、何かトラブルがあった際も、問い合わせ窓口が一本化されているため、回線事業者とプロバイダの両方に連絡をする、といったわずらわしさがありません。
5. 事業者変更の際に工事不要になる
契約中の光コラボ事業者から、フレッツ光やその他光コラボ事業者に乗り換えすることを「事業者変更」といいます。
「事業者変更」は、乗り換え前も乗り換え後も、NTT東日本・NTT西日本の光回線を使用していることが前提になるため、工事不要での乗り換えを検討することができます。
新たな工事が不要であり、さらにインターネットが不通になる期間が短いため、メリットといえるでしょう。
6. 光コラボが展開する独自のサービスを受けられる
光コラボ事業者ごとに、光回線に付随するサービスや、その他のさまざまなサービスを提供しています。
例えば、ビッグローブ光では「ビッグローブ光電話」や「ビッグローブ光テレビ」、「あんしんオプション」のひとつとして、光回線開通時の設定やWi-Fi設定の不安を電話で相談できる「BIGLOBEお助けサポート」やウイルス対策やパスワード管理に役立つ「トータル・ネットセキュリティ」を提供しています。
また、その他のオプションサービスとして、暮らしに関わる相談サービスとして「暮らしのあんしん相談」、パソコン・タブレットの修理サービス「インターネット端末保証」など、実に幅広いサービスを提供しています。
光コラボのデメリットは?
光コラボを利用する上で、いくつかデメリットもあります。以下で、光コラボのデメリットについて確認していきましょう。
契約により違約金が発生する場合がある
契約によっては、違約金等が発生することがあります。
例えば、2年ごとに契約更新期間が定められているなどといった契約で、契約更新期間以外で解約した場合は違約金等が発生する、というものです。
ただし、キャンペーン等で解約違約金がゼロとなっているケースもあります。
同じ光コラボ事業者でも、契約のタイミングで取り扱いが異なることがありますので、契約内容をしっかり確認しておきましょう。
また、先にもお伝えしたとおり、開通工事費が実質無料となっている契約では、分割支払期間中に解約すると、割引適用外となってしまい、残債を一括で支払う必要があるケースが多いため、解約を検討する際は、契約内容を再確認しておきましょう。
光コラボ事業者が多く選定が難しい
現在、さまざまな光コラボ事業者からサービスが提供されているため、どの事業者を選べば良いのか迷ってしまうことが多々あります。
また、度重なる電話や訪問勧誘など、悪質な光コラボ事業者もあるため、注意が必要になります。
インターネット事情に明るくない場合は、できるだけ信頼できる事業者で、インターネット品質が安定していて、サポートが充実した光コラボ事業者を選ぶと安心できそうです。
自分にぴったりの光コラボを選ぼう
光コラボとフレッツ光は、それぞれメリットとデメリットがあります。
月額料金を抑えたい方や、豊富なキャンペーンを利用したい方には光コラボがおすすめです。
どの光コラボ事業者を選ぶべきか迷う場合は、大手通信事業者などをまずは比較検討の対象としてピックアップすると良いでしょう。
自分に合った光回線を選ぶために、今回紹介した内容を参考に、ぜひじっくりと検討してみてください。
光回線はビッグローブ光がおすすめ!
初めての光回線、どのサービスを選んだらいいのか迷ったなら「ビッグローブ光」がおすすめです。
プロバイダ大手のBIGLOBEは、現在会員数が300万人以上。
通信の安定性とリーズナブルな価格設定に定評があり、プランのわかりやすさも大きな魅力です。
工事費が実質無料になるお得な特典やキャンペーン割引もありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。