WiMAXのセキュリティは大丈夫なの？ |【公式】BIGLOBE WiMAX +5G(ワイマックス)

工事不要！　届いたその日からすぐに使えて、自宅だけでなく外出先でも気軽にネットを楽しめるようになるとして人気の無線回線「WiMAX」。一方、WiMAXのような無線回線は周囲にも電波を飛ばしているので、不正アクセスされないか心配……と、セキュリティ面の不安の声もよく目にします。

そこで今回は、WiMAXのセキュリティは安全なのか？を考えます。また、WiMAXのセキュリティをさらに高める方法についても解説していきます。

WiMAXのセキュリティは安全なの？

結論から言うと、WiMAXには強固なセキュリティが施されています。

具体的には、契約者を認証した上で通信環境に接続できるようにし、無線区間では「AES」と呼ばれる暗号化技術で他人に傍受されないようにしているのです。

AESとは、アメリカ政府が策定した高度な暗号化規格のことで、現在実用化されている方式のなかでも極めてセキュリティの強度が高いことで知られています。

つまり、電波が届くというだけでは不正アクセスされる心配はないわけです。

WiMAXのセキュリティが強固なのは確かですが、それでも不正アクセスのリスクはゼロではありません。そこで、セキュリティをより高める方法を紹介します。

WiMAXが手元に届いたら、まずはSSIDとパスワードを変更しましょう。

SSIDとは無線端末が発する電波の名称のことで、このSSIDと紐付けられているパスワードを入力することで無線端末(WiMAX)に接続できるようになります。

具体的な方法の記述は避けますが、SSIDとパスワードの初期設定は、ネットワークに詳しい人なら推測可能なもの。それだけに、初期設定のままにしておくと、不正アクセスのリスクが高くなるのです。

なお、SSIDとパスワードの変更方法は端末によって異なるので、WiMAXの箱に同封されている説明書で確認するか、サポート窓口に問い合わせてください。

WiMAX側のセキュリティ対策としては、MACアドレス制限も有効です。

MACアドレスとはスマホやパソコンなどの端末にある識別番号のこと。このMACアドレスをWiMAXに登録しておくと、未登録の端末が接続できないよう制限することが可能になります。

端末ごとに細かな設定方法は異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。

【MACアドレスの確認方法(Windows)】

そうして表示されたコマンドのうち、「物理アドレス(12桁の数字)」がMACアドレスです。

【MACアドレスの制限有効化の方法】

ここまでWiMAX側のセキュリティをご紹介してきましたが、不正アクセス防止を万全にしたいのであれば、スマホやパソコンなど端末側にもセキュリティを施しましょう。

これらはすぐ対策できるもので、かつ効果的とされていることばかりです。もしまだ実践していないとしたら、すぐ対策して端末もセキュリティ強化してください。

今回は、WiMAXのセキュリティは大丈夫なのか？についてまとめました。

結論、WiMAXそのものは接続するのにSSIDとパスワードが必要なこと、その先の無線区間は「AES」が採用されていることなどから、安全性は高いと言えるでしょう。

ただ、SSIDとパスワードは初期のままだと解読される危険があり、スマホやパソコンのセキュリティが甘いと、そこから不正アクセスされてしまいます。

WiMAXが届いたらすぐ使うのではなく、SSIDとパスワードを変更したり、スマホやパソコンのセキュリティも強化したりと、複数の対策を心がけてください。

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