WiMAXでWEB会議、途中で切れたりしない?
テレワークの導入に伴いWeb会議を行う職場も増えています。自宅に固定回線がない場合には、WiMAXでWeb会議をしようと考えている人もいるでしょう。しかし、WiMAXだと途中で途切れたりしないか、不安になることもあるかもしれません。
本記事では、WiMAXでもWeb会議ができるのかどうかを考察していきます。
Web会議で必要な通信速度
最初に、Web会議をするのに必要な通信速度について見ていきましょう。
Zoomを使う場合
Zoomのビデオ通話は1対1で行うものと複数人で行うグループビデオ通話があります。Zoomが公式で推奨している帯域幅は、1対1とグループビデオでそう大きくは変わりません。
高品質なら上りと下りともに600kbps、1080p HDなら上りで3.8Mbps、下りで3.0Mbpsとされています。
画質の他にも使用する機能によって推奨される帯域幅は異なりますが、3.8Mbpsあれば十分といえるでしょう。
Skypeを使う場合
Skypeでは、複数人で行うグループビデオ通話は、公式で推奨している通信速度は参加人数によって異なります。
もっとも人数が多い7人以上の場合、推奨値は上りが512kbps、下りが8Mbpsです。また、推奨とは別に最低数値も設定されており、こちらの場合には上りが128Mbpsで下りが4Mbpsとなっています。
このことから、8Mbpsの速度が出ていれば十分といえるでしょう。
WiMAXの通信速度
WiMAXの通信速度は、5G回線を使用する場合には理論値での最大通信速度は4.2Gbps程度です。実際の速度は理論値よりも遅くなりますが、それでもZoomやSkypeでの推奨速度は問題なく出ると捉えていいでしょう。4GやLTE回線の場合でも、50Mbps程度は出ることが多いため、ZoomやSkypeでWeb会議を行うのに問題ない速度だといえます。
WiMAXでも十分Web会議ができる
Web会議でよく使われるZoomやSkypeでは、比較的小さい帯域幅でも通信できる仕様です。それに対して、WiMAXでは大容量の通信も可能であるため、Web会議で途切れてしまうことはほぼありません。通信制限に引っかかる可能性もかなり低いため、安心してWeb会議を行えます。
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Contributor T.A