一人暮らしをする際に迷うのが「自宅用のインターネットをどうするか」です。一人だけなので、PCやタブレットを使う場合もテザリングでも十分、という方も多いと思いますが、Wi-Fiにはテザリングにはないさまざまなメリットがあります。最低利用期間の縛りがなく、テザリングで良い、と決めてしまう前に、一度それらのメリットを比較してみませんか?

この記事では、一人暮らしの人が自宅で複数の端末を使用する際に、Wi-Fiがおすすめな理由と種類、選ぶ基準などを紹介します。

一人暮らしでWi-Fiの利用がおすすめな理由

一人暮らしの人にWi-Fiがおすすめな理由は、大きく分けて以下の四つあります。

1.データ容量や追加料金の心配がない

多くのスマホプランは、月に5GB、10GBといった具合にデータ容量に上限が設けられています。 上限を超過すると通信モードが切り替わり、追加料金を払って容量を増やすまでは超低速での通信を余儀なくされます。三大キャリアなどでは使い放題プランも用意されていますが、料金も相応に高くなるため経済的とはいえない場合も。

Wi-Fiは、種類やプラン内容にもよりますが通信制限が設けられていないことも多いです。容量や料金の増加を気にせず、快適にインターネットを楽しめます。

2.テザリングではバッテリー消費が心配

テザリングを利用すると、スマホのバッテリー消費が速くなります。とくに、タブレットとノートPCなど、複数同時に接続する場合は顕著になります。 テザリングを毎日のように使用するのであれば、充電回数の増加によるバッテリー自体の劣化も気になります。

3.Wi-Fiなら多数の端末の同時接続も安心

Wi-Fiを導入する大きな強みが、多数の端末をインターネットに同時接続できることです。

PCのほかに、タブレットやゲーム機などとも同時接続できるのが嬉しいポイント。とくに、ペットの見守りカメラやスマートスピーカーなど、IoT家電を導入したいならWi-Fiが必須といえます。

スマホのテザリングは接続台数を少なめに設定されていることが多く、常時接続の機器が多い環境での使用には向きません。

4.通信速度がテザリングより早い

テザリングの通信速度はWi-Fiに大きく劣ることが多いです。光回線を導入している自宅のWi-Fiと比較するなら、数値にして数十倍以上の差になることも珍しくありません。

スマホの通信エリアによっては、ゲームや動画視聴など一般的なインターネット利用にも支障が出ることがあります。ある程度の通信速度を確保したい場合は、Wi-Fiの導入を検討したほうがよいでしょう。

一人暮らしで利用可能なWi-Fiの種類

一口にWi-Fiといっても、通信形態によって三つの種類があります。それぞれメリット・デメリットがありますので、そちらも考慮して検討が必要です。

光回線などの固定回線

固定回線は、光ファイバーやケーブルテレビのケーブルを自宅まで引き込むタイプのインターネット回線です。Wi-Fiは、ルーター等の機器を接続することで自宅にWi-Fi電波を飛ばして利用します。

固定回線のメリット

固定回線のメリットは、通信の安定性の高さと通信の速さです。他の二種類のWi-Fiと比べると通信が途切れにくく、エリアによって速度の差が小さいというメリットがあります。

固定回線のデメリット

固定回線では、自宅までインターネット通信用のケーブルを引き込む必要があるため、ほとんどのケースで工事が発生します。物件に入居する際と退去する際の手続きが面倒になりやすい点がデメリットです。

モバイルルーター

モバイルルーターは、スマホと同じ電波をキャッチし通信を行なう、小型の携帯型ルーターのことです。スマホと同じようにSIMカードを挿して使用します。またスマホの電波とは異なる独自の回線を使用したWiMAXのモバイルルーターもこのカテゴリに入ります。

モバイルルーターのメリット

モバイルルーターのメリットは、家でも外出先でも自分専用のWi-Fiを使えることです。テザリングとは違い、大容量通信や無制限での通信を前提としたプランが多くなっています。料金も旧三大キャリアの使い放題プランより安いケースが多いです。

モバイルルーターのデメリット

建物の中や地下鉄のホームなど、エリアや周辺状況によっては通信速度が低下したり、途切れる可能性があります。

ホームルーター

ホームルーターは、周辺のモバイル通信やWiMAXの電波を拾い、自宅に飛ばす通信形式の設置型ルーターです。スマホやモバイルルーターと同じくSIMカードを挿して使用します。

ホームルーターのメリット

ホームルーターのメリットは、工事不要で自宅にWi-Fi環境を用意できることです。申し込み後、届いたホームルーターにSIMカードを挿し、電源に繋げば使用できます。固定回線には劣りますが、テザリングと比較すると、通信速度も速くなることが多いです。

ホームルーターのデメリット

ホームルーターは、スマホなどと同じく基地局からの電波を利用して無線で通信を行なうため、通信品質は設置場所の状況に応じて差が出てきます。建物の材質によっては通信が途切れたりすることもあります。

また、提供会社によっては持ち運びを規約で禁止しています。電源さえ確保すれば屋外にも手軽に設置できますが、自宅での利用が前提となるケースもあるため注意してください。

自分向きの一人暮らし用Wi-Fiは?

では、実際にWi-Fiを選ぶ際、どのタイプが自分に向いているのでしょうか。種類別に、どんな人におすすめかを解説します。

速度と安定性重視なら固定回線

ゲームやオンライン会議などで使用する場合は、速度と安定性が重要になります。こんな人には、固定回線をおすすめします。

固定回線はケーブルテレビの同軸ケーブルで通信するタイプと、光ファイバーを利用した光回線の二種類があります。とくにケーブルテレビの利用予定がなければ、快適な高速通信が可能な光回線が最適でしょう。

ビッグローブ光は、最大10Gbps*1の高速通信が可能なインターネットサービスです。IPv6(IPoE)接続*2にも対応しており、ストレスなくインターネットを楽しめます。

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  1. 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
  2. IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

外でも使いたいならモバイルルーター

外での利用を検討しているのであれば、持ち運び可能なモバイルルーターがおすすめです。家にいる時間が短く、外でのデータ容量が多い人は、モバイルルーターを持つことでスマホ料金を大きく節約できる可能性があります。

BIGLOBEが提供するBIGLOBE WiMAX +5Gなら、下り最大4.2Gbpsの高速通信が可能*1。最低利用期間の縛りが1年と短く、気軽に使えるのも魅力です。スマホとのセット割で料金もお得になりますよ。

  1. 5G SA対応の「ギガ放題プラスS」プランでデータ端末L13利用時。下り最大4.2Gbpsは5Gの一部エリアでの提供です。

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工事が面倒で持ち出す予定がない人はホームルーター

「自宅の回線専用のWi-Fiが欲しいけれど、工事が面倒なのは嫌かも……」こんな人にはホームルーターがぴったりです。回線の速度や安定性は固定回線に一歩譲りますが、移転や解約の際の工事は必要ありません。ルーターが届いたらすぐに使い始められます。

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一人暮らしでインターネットの引っ越しをするときのポイント

一人暮らしでインターネットの引っ越しをする際は、事前に手続きや確認しておくべき内容をチェックしておきましょう。無線タイプのインターネットサービスは、住所変更や解約の連絡だけで済むことも多いのですが、手続きが煩雑になりやすい固定回線の場合、最低限次のポイントを把握する必要があります。

  • 最低1か月前の解約や移転連絡
  • 回線の撤去が必要かどうか確認
  • 移転先の光回線の導入状況
  • 乗り換える場合はプロバイダの比較検討
  • 回線業者の対応エリア内かどうか

一人暮らしのWi-Fiはメリット大 自分に合ったものを選んで

「一人暮らしだからテザリングで十分」と思っている人でも、Wi-Fiを導入したほうがより快適かつ経済的にインターネットを楽しめることは少なくありません。気になった方は、ぜひ自分のスタイルに合ったWi-Fiを検討してみてください。

一人暮らしでネット環境を整えたいならBIGLOBE WiMAX +5G!

一人暮らしでネット回線の導入をお考えなら、WiMAXのモバイルルーターやホームルーターはいかがでしょうか?おすすめなのは、通信事業35年以上の実績のBIGLOBEが提供する「BIGLOBE WiMAX +5G」です。KDDIグループのBIGLOBEは、通信品質とサポートに定評があります。

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