Instagramを使っていると、不可解な通知が来ることがたびたびあります。
投稿とは関係のないコメントや、何かの宣伝らしき文章、意味の通らない英文や、無関係なタグ付け、などなど。
「あなたをタグ付けしました」という通知が急に飛んできて、奇妙に感じたことのある人もいるのではないでしょうか。
思わず反応してしまった人もいらっしゃるかもしれませんが、その大多数はスパム(迷惑行為)であり、無視してしまってOKです。
ただ、そのような通知が同じアカウントから何度も飛んでくると煩わしいですし、ちょっと怖いですよね……。
本記事では、そんなスパムへの対処方法を説明します。
目次
「タグ付けスパム」とは?
あからさまな宣伝文句や、無関係のコメントを書き込んでくる。
そのような迷惑行為はInstagramに限ったものではなく、決して珍しいものではありません。
一方で、「タグ付けスパム」については首を傾げる人もいるかもしれません。
これがどのようなものなのかは、実際に見てもらったほうが早そうです。
こちらの赤枠で囲われた通知が、スパムアカウントからのタグ付けです。
一見すると何の問題もないように見えますが、タグ付けされた画像は自分とはまったく関係のないもの。不思議に思ってこのユーザーのページに飛んでみると、明らかなスパムアカウントであることがわかりました。
フォロー数もフォロワー数も少なく、投稿はすべて同じ画像。中身のない迷惑アカウントであることは一目瞭然です。
このようなアカウントは、タグ付けによって自分の投稿を見てもらうことを目的としています。怪しいリンクが掲載されていることもありますので、ご注意ください。
どうやってスパムに対処する?
このようなタグ付けスパム以外にも、前述のように「コメント」や「フォロー」といった形で働きかけてくるスパムアカウントは少なからず存在しています。
いずれにしても、スパムへの対策は同様です。コメントやタグ付けは削除し、それでもまだ通知が飛んでくるようでしたら、報告もしくはブロックしましょう。
① スパムコメントの対処方法
コメントの削除は簡単です。
消したいコメントを長押しすると、画面上部にメニューが表示されます。この状態でゴミ箱のマークをタップすれば、コメントを削除できます。
あるいは、ゴミ箱マークの左の「!」マークをタップすれば、不適切なコメントを個別に報告できます。ユーザーをブロックする場合も、こちらのメニューから操作が可能です。
② タグ付けスパムの対処方法
一方で、自分がタグ付けされた投稿の対処には少し手間がかかります。
まずは自分のプロフィールページにアクセスし、左の「投稿一覧」ではなく、右のタブ「あなたが写っている写真と動画」を選択。すると、自分がタグ付けされている投稿の一覧が表示されます。
続いて、タグ付けされている投稿を選択。自分がタグ付けされている箇所をタップすると、このようなメニューが表示されます。ここで「投稿から自分を削除」を選べば、タグ付けされている自分の情報を画像から削除できます。
③ スパムアカウントの対処方法
最後に、個々のコメントや投稿ではなく、アカウント自体に対処する方法です。嫌がらせのようにコメントやタグ付けをしてくるアカウントは、遠慮せずブロックしてしまいましょう。
相手のアカウントページにアクセスしたら、右上のメニューをタップします。
すると、このような選択肢が表示されますので、「報告する」もしくは「ブロック」をタップ。そうますれば、相手は今後、こちらのページを見ることができなくなります。
ちなみに、「報告」した場合も自動的にブロックされますので、基本的にはどちらを選んでもOKです。明らかに悪質なスパムに対しては、運営に情報が送信される「報告」を選ぶといいでしょう。
「ブロック」を選択した場合は、このような注意書きが、
「報告する」を選択した場合は、このようなメニューが表示されます。報告が完了すると、以下のような画面になります。
まとめ
楽しくInstagramを使うためにも、このような対処方法を覚えておいて損はありません。
「通報」や「ブロック」と聞くと穏やかではありませんが、迷惑行為には粛々と対応して、Instagramを楽しみましょう!