Jitterとは?高い原因と改善方法、測定方法や目安の値まで徹底解説!

Jitterとは?高い原因と改善方法、測定方法や目安の値まで徹底解説!
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回線速度測定をすると、上りと下りの速度の他に、Jitterという項目も表示されるでしょう。このJitterが何を意味するのかよくわからない人も多いかもしれません。実は、快適な通信をするためには速度と同じくらい重要な項目なんです。本記事では、Jitterがどういう数値か、解説していきます。

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Jitterとは

JitterはPingの揺らぎを示す数値で「ジッター」と読みます。Pingと同様に単位としてmsが使用されています。一定時間内にPingを連続で測定し、その中での最大値と最小値の差を取ったのがJitterです。例えば、Pingの最大値が20ms、最小値が17msならJitterは3msになります。

Ping値の安定性を表す

Pingは応答速度を示す数値です。Pingの値が低いほど、デバイス上で操作をしてから反映されるまでにかかる時間は短く済みます。

一方、JitterはPingの安定性を表す数値です。Jitterが大きい値だと、Pingの最小値と最大値の差が大きいことを示し、応答が速いときもあれば遅いときもあるということになります。つまり、「安定していない」状態といえます。

逆にJitterの値が小さければ、Pingの最小値と最大値の差が小さいということになるので、そのときによって応答速度が大きく変わることはありません。常に一定の応答速度を維持しており安定している状態です。

Jitterが高い/低いとどうなる?

Jitterが高いということは、Pingの揺らぎが大きい状態です。応答速度が速いときもあれば、遅いときもあり、不安定な状態といえるでしょう。オンラインゲームやビデオ通話などでは、Jitterが高いとフリーズしやすいです。Webサイトの閲覧などでも、Pingがそれほど高くなくてもJitterが高いと、画面の切り替わりが極端に遅くなるときがあります。

逆にJitterが低いと応答速度が安定しており、Pingの数値にも問題がなければ、快適にインターネットを利用できます。10ms以下なら大きな問題はありませんが、5ms以下が望ましいです。概ね10ms以上だとやや高め、20ms以上になるとかなり高めと捉えていいでしょう。

Jitter値の測定方法

通信が不安定だと感じている場合には、実際にJitter値を測定してみるのがいいでしょう。Jitter値の測定方法は主に次の2つです。

コマンドプロンプトを使用する

Windows PCならコマンドプロンプトでJitterを測定できます。画面左下の検索窓に「コマンドプロンプト」と入力しましょう。そうすると、コマンドプロンプトがヒットし、クリックすると立ち上がります。
コマンドプロンプトに「ping -n 25 1.1.1.1」と入力してEnterを押しましょう。そうすると、Pingが25回連続で測定され、その中での最大と最小の値も表示されます。この最大と最小の差がJitter値です。

回線速度テストサイトを使用する

回線速度テストを行えるサイトの多くは、回線速度だけでなくPing値とJitter値も表示されます。ほとんどの回線速度テストサイトは、アクセスしてボタンをクリックするだけで簡単に測定可能です。

平均値は?目安はどのくらい?

Jitterを測定してみたところで、出てきた数値が良いのかどうかわからないかもしれません。平均値や快適に通信できる目安を把握し、それに達しないようなら改善を試みることが大切です。

5ms以下であれば問題ない

光回線を使用しているならJitterの平均値は0.6〜8ms程度です。Webサイトの閲覧など、一般的な用途でストレスを感じることはほとんどなく、安定しています。ただ、用途によっても異なり、動きの激しいオンラインゲームをプレイするときには、1ms以下が望ましいです。
10msを超えるくらいだと平均より高めと捉えておきましょう。20msを超えるくらいだとやや不安定で、Webサイトの閲覧などでもストレスに感じられることもあります。 Jitter値と安定性の目安は次の表のとおりです。

Jitter値安定性の目安
1ms以下オンラインゲームも快適
1〜5ms安定している
6〜10ms平均的
11〜20msやや不安定
21〜50ms不安定
50ms以上非常に不安定

高い原因は?

Jitter値が高い場合に考えられる原因を見ていきましょう。

通信回線に問題がある場合

Jitter値は回線速度と同様に通信回線に依存する面が大きいです。光回線でない場合には、利用者が多い時間帯だと回線が混雑することで、Jitterが上がることがあります。また、回線の契約速度やプランなども関係します。基本的に速度の遅いプランだと回線が不安定になりがちで、Jitter値も高く出やすいでしょう。

接続機器に問題がある場合

固定回線を利用する際には、ONU(光回線終端装置)やWi-Fiルーターなどのネットワーク機器を使用します。回線に問題がなくてもこれらのネットワーク機器に問題があるために安定性が損なわれているケースも考えられるのです。

例えば、Wi-Fiルーターに接続しているデバイスの数が多いと、通信が不安定になりやすく、Jitter値も高くなりやすいです。Wi-Fiルーターが古い規格にしか対応していないために、通信が安定しないこともあります。

デバイスに問題がある場合

デバイスに関しては、OSやブラウザのバージョンが古いことが原因で通信が不安定になることがあります。デバイスのスペックが低い場合にも、デバイス側で高速通信に対応できず、不安定になりやすいです。

他にDNSの設定が原因でJitterが高くなるケースもあります。Webサイトを閲覧する際には、DNSサーバーを介しているためです。通常はデフォルトの設定のままで問題ありませんが、自分で変更した場合などにはDNSを疑ってみましょう。

Jitter値を改善する方法は?

Jitterが高く通信が不安定な場合には、次のような方法で改善を試みてみましょう。

有線接続へと変更

パソコンを無線でWi-Fiルーター接続している場合には、有線接続に切り替えてみましょう。有線接続なら、電波干渉や障害物、距離などの影響を受けることがありません。無線接続と比べて通信が安定しやすく、Jitter値を改善できる場合があります。

また、有線接続の際にはLANケーブルを使用しますが、規格が重要です。1Gbps回線ならカテゴリ5eか6のLANケーブル、10Gbps回線ならCAT6A以降、あるいは長さが55m以内のCAT6のLANケーブルが推奨されています。

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デバイスの再起動

デバイスを再起動すると、メモリ内に溜まっている不要なデータが一掃されます。これにより、通信がスムーズに行われるようになり、Jitter値を改善できる可能性があります。 また、デバイス内に熱がこもっている場合にも、再起動は効果的です。電源をOFFにしてしばらく経過してから再起動すれば、熱が排出されて動作が軽くなり通信も安定することがあります。

周波数帯の変更

デバイスをWi-Fiルーターに無線接続する際に2.4GHz帯の周波数帯を使用している場合には、5GHz帯へ変更してみましょう。
2.4GHz帯の電波は、Wi-Fi以外にも多くの無線機器で使用されているため、電波干渉を受けやすく通信が不安定になりがちです。これに対して5GHz帯ならWi-Fi以外ではほとんど使用されておらず、電波干渉をほとんど受けません。ただし、5GHz帯は2.4GHz帯と比べて障害物に弱いという弱点もあります。

IPv6への切り替え

光回線の接続方式にはIPv4とIPv6の2種類があります。
このうちIPv6のは新しい接続方式で、通信経路の混雑を避けられる仕組みにより、Jitter値を改善できる可能性があります。現在、IPv6接続の利用割合は半数を超え、広く普及しています。

また、IPv6の対応状況はプロバイダによって異なり、対応している場合でも変更の際には手続きが必要です。

Wi-Fiルーターの買い替え

古いWi-Fiルーターを使用している場合には、買い換えを検討してみましょう。Wi-Fi5までしか対応していないルーターであれば、Wi-Fi7や6E対応のルーターに買い換えることで、Jitterも改善する可能性が高いです。Wi-Fi7と6Eであれば、5GHz帯よりもさらに電波干渉が起こりにくい6GHz帯も使用できます。

光回線への乗り換え

現在使用している回線が光回線でない場合には、これまで紹介した改善方法を試しても、あまり大きくは変わらないかもしれません。そもそも回線が安定していないとどうしてもJitterは高くなってしまうので、光回線への乗り換えを検討してみましょう。

快適な通信環境を整えよう

快適に通信できるかどうかを判断する上で、Jitterは重要な要素です。回線速度が速くてもJitterが高いとストレスに感じてしまいます。Jitterが高い場合には、改善を図り、快適に通信できる環境を整えましょう。

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  1. IPv6接続をご利用になるには対応ルーターが必要となります。
  2. 10ギガは一部エリアでの提供となります。10ギガタイプのご利用には対応ルーターが必要となります。通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

Contributor T.A

IT系やスマホの話題から、転職や節約術まで幅広いジャンルで執筆を手がけるWebライター。デジタルモノが好きで、新しいガジェットやWebサービスなどには目がない。

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