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【Excel】棒グラフに折れ線グラフを追加して「複合グラフ」を作る方法

Excelでは、「棒グラフ」と「折れ線グラフ」など複数の種類のグラフを、1つの「複合グラフ」にすることができます。営業所ごとの販売数を月別に集計したデータを使い、棒グラフに折れ線グラフを追加してみましょう。

 

※画像はExcel2017ですが、2003、2007でもほぼ同じ操作で可能です。

複合グラフの作り方

まずExcel上にグラフの元になる表データを作成します。

▲集計データを作成する

棒グラフを作る

次にデータ全体を範囲選択し、「挿入」タブからグラフの「縦棒」を選択します。

▲縦棒の種類が表示されるので、通常の2D縦棒を選択する。

 

縦棒だけのグラフが作成されます。

横軸と縦軸を変換します。
グラフ上で右クリックして、「データの選択」を選びます。

「データソースの選択」ダイアログで、「行/列の切り替え」をクリック。
横(項目)軸ラベルが、4月、5月、6月になったのを確認して、OKをクリックします。

棒グラフに折れ線グラフを追加する

これで横軸が4月、5月、6月のグラフになります。
「売上げ合計」の項目だけが突出しているので、これを折れ線グラフにしてみましょう。
棒グラフ上で右クリックし、「系列グラフの種類の変更」を選択します。

「グラフの種類の変更」ダイアログで「売上げ合計」を選び、グラフの種類を「集合縦棒」から「折れ線」に変更します。

以上で、棒グラフと折れ線グラフの複合グラフは完成。

▲売上げ合計だけが折れ線グラフで表示される

できたグラフを見やすく微調整する

棒グラフの部分が短くなってしまったので、微調整を行います。

 

「売上合計」の折れ線グラフ上で右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択しましょう。「系列のオプション」を選択し、「第2軸」を選んでOKをクリックすると、折れ線グラフの目盛り軸が右軸(第2軸)になり、棒グラフが伸びます。

 

棒グラフの目盛り軸(左軸)上を右クリックして「軸の書式設定」を表示し、「軸のオプション」で最大値を「250」に指定すると、ちょうど見やすい長さになります。

▲「軸のオプション」で横軸の最大値を250に設定した

 

このように、1つのシートの中に2種類のグラフが組み合わさることで、データが視覚的にとらえやすくなります。集計表をグラフ化する時には、ぜひ「複合グラフ」を活用してください。

 

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以下の記事も併せてご覧ください。

光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説

 

Contributor

深川岳志

1960年、兵庫県生まれ。大学時代はSF大会(Daicon3、4)の運営にのめり込む。卒業後、編プロを経てITライターに。ショートショートを書くのが趣味。note:https://note.com/fukagawa

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